読書メーター KADOKAWA Group

ロボットとわたしの不思議な旅 (創元SF文庫)

感想・レビュー
24

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
gibbelin
新着
[シブリング]デックスて、[ブラザー]カドフェル、[シスター]ルーク、の無性バージョンてことか。 哲学的会話が多いが、昔の小説ってそんなものだったよなあ。存在するだけですばらしい!はそれを言っちゃあおしめぇよ、なのだが、モスキャップの言うことだから仕方がない。 人類の立ち位置が絶妙にSGDS思想の未来、ぽい感じがして、心がざわつくあたりがなんともSFだ。
0255文字
たけぞ
新着
イメージがわきにくいためか、読み進めるのに苦労しました。ロボットはネットワークにつながっていて欲しかった。でも、二人の交流はジンときました。
0255文字
ひろゆき
新着
読むのにすごく時間がかかった。 難解でピンと来なかった。
0255文字
ユキタ
新着
人間とロボットが平和裏に袂を別ってから何世代も経った世界、というのが魅力的。人に休息と安寧を与える喫茶僧デックスは自分の仕事に誇りとやりがいを持っているけれど、一方で自分は休息と安寧をうまく受け取れないたちだったのかもしれない。文明社会を離れて大自然に向かったデックスが出会った思慮深く好奇心旺盛なロボットのモスキャップ。タイトル通り不思議で、互いに理解し合おうとするふたりの姿勢が魅力的な物語だった。
0255文字
信兵衛
新着
何だかよくわからない処もある二人の旅、お互いに通じ合おうとして行違うことも多々あって、なんだか楽しい、という一言に尽きます。
0255文字
H_AY
新着
★4
0255文字
おかき
新着
《ロボット》モスキャップは風変わりで面倒くさいけどいいやつで、《修道僧》デックスは(おそらくたいていの人が理解できるんじゃないかと思うが)ほとんど常によそいきの仮面をかぶって生きることに疲れている(のだろう)。風景がきれいで悪意がなくてもままならなさは残っている。しかし、休みかたすらわからないときは明日にも訪れるのかもしれないけれど、世界を変えてしまう冒険ばかりがドラマチックな人生じゃないよな。まあ、ひと休みというか、読者としてはまるっと三ヶ月くらい休みたいですけど……。
0255文字
シナモン
新着
文明社会を離れて大自然に向かったデックスが出会ったのは自意識を持つ野生のロボット、モスキャップ。彼が語る生きることについてのあれこれはもはや哲学。ほっこり穏やかな旅のなかに人生の普遍的な問いの答えを探すー不思議な読み心地の一冊。面白かったです。💘使命なんてもっていない。 使命をもつ生物なんていないんです。
0255文字
新田新一
新着
主人公の修道僧デックスは、喫茶僧として働いています。この仕事は休息が必要な人にお茶を入れてあげるものです。ある時思い切って文明社会を離れた時に、古びたロボットと出会いました。旅をするうちに、デックスとロボットの間に友情が生まれてきて……。遠い未来のことを描いているのに、おとぎ話のようなの雰囲気があります。ロボット自身が自分が生態系の中に組み込まれていることを自覚しているのがユニーク。宇宙的なスケールで見れば、人間もロボットもそれほど変わらない存在なのかもしれません。これまでにない感性を感じる傑作SF。
0255文字
蒼都羽月
新着
ネタバレ『銀河核へ』も読んでみたいな。 デックスの性自認やスタンスを仄めかすものがちりばめられていて、この作品の中でそれを読み、受け取り、解釈することが、はて、どこにつながってゆくのだろうか、と頭から終わりまで気になったままだった。 引き続きじっくり自分の中で考えをまとめたい。
0255文字
ノベツ
新着
ロボが意識を手に入れ「もう働きません。自然を観察します」と別離し、人類はそれを祝福する意識高い世界、それで満足できない主人公が、山奥で出会ったロボと自分探しをするお話。SF、哲学、ロードノベル、すべてにおいて浅く、何の解もないラストにびっくり。前作は冒険とロマンスで結構好きな作者だったのに…。
ざるこ

辛辣(笑)昨日、書店で手に取って戻した作品ですわw

01/13 20:59
ノベツ

ハートフルなロボものが読みたいなら、『ロボット・イン・ザ・ガーデン』がオススメです

01/14 12:49
0255文字
やなせトモロヲ
新着
★★★★☆ 非生命体であるロボットが自然に還り、人間と邂逅する物語。ラストがとても印象的。
0255文字
ぼうず66
新着
ファンタジーのようでファンタジーではない。 ハードSFのようでハードSFではない。 不思議な物語だが、傑作であることは間違いない。 このような普遍的な「人としてのありよう」を追求するSFが個人的には大好きなので単純に感銘を受けました笑 『ただ流れに身を任せている』 『使命をもつ生物なんていない』 『生き物はすべてただ存在しているだけで許されている』 『わたしたちは行きたくないところに行く必要はないし、やりたくないことをする必要もない』
0255文字
uca
新着
ホープパンクの良作。とてもよかった。惑星パンガの人類はかつての機械偏重文明を反省して工場を手放し、隷属していたロボットたちと袂を分かった。本書はこの〈移行〉から長い時を経て修道僧デックスがロボットと出会い、交流を重ねながら旅をする物語である。戦いや危機がないわけではないが派手なものではなく、なぜ、どうしてと問いと答えを積み重ね理解を深める旅を読み終えるのが惜しく、行きつ戻りつして時間をかけて堪能した。
0255文字
常葉
新着
図書館本。初読み作家さん。序盤は読みにくさを感じたが、旅に道連れができてからはテンポのいい会話に助けられて読み終えられた。全体的にふんわりとした印象のお話で、あれ、ここで終わっちゃうの?と拍子抜け。凸凹コンビの旅はまだまだ続く、のかな。
0255文字
kan143
新着
ほとんどのテクノロジーを放棄した人と、人の社会から離別して大自然の中で暮らすロボットたち。その人にあったお茶を淹れて振る舞う喫茶僧のデックスと、離別後に人の社会がどうなったのかを見に現れたロボットのモスキャップの凸凹コンビの旅。 世界観も、登場人物もみな面白い。
0255文字
イツキ
新着
意識を持ったロボットが人類と別々に暮らしている星が舞台の物語。自分の仕事に満足感も充実も感じているはずなのに突然仕事をする気にならなくなった主人公と、人類のことを知るためにやってきたロボットのお互いを尊重しながらの旅と人々の触れ合いは争いごとや事件なども起きず、自分たちの求めるものや存在についてを掘り下げていくようなもので穏やかでありながら考えさせられそして励まされるような温かい物語でした。
0255文字
結城
新着
前作『銀河核へ』が相当面白かったので今作にも期待大!…と思っていたけど。必要以上にゆるい、ゆるすぎる、ぼんやりした話でした。うん、これ以外に言うことないな、ホント。
0255文字
コモ
新着
柔らかい本ばかり読んでいるせいか、翻訳調の文章がとても読みにくく感じられてしまいましたが、モスキャップが登場してからは二人の会話が楽しくてするっと読めました。廃墟の中の二人とかとても絵になりそうで、マンガや映像でみたいな~と思ったり。
0255文字
funa1g
新着
作中の議論は好みのものも多かったし、ロボットのモスキャップはめちゃくちゃ可愛かったのだけど、人間と自然の共生の形が個人的にあまり馴染まないもので、気持ち的にしっくりこない。欧米の潮流なのかもしれないけど、個人的には人間は自然に手を加えないと生きていけないし、その中でどうしていくか考えるもので、牧歌的な融和はユートピアというかごまかしという感じを強く受ける。それがベースになっての議論や展開があり、面白そうなのに、どこか空々しく感じて参った。
0255文字
オイコラ
新着
ネタバレ前半でデックスが、後半でモスキャップが何らかの答えを得るのかと思ったら最後の章タイトルは「寄り道」。目的地にはつかない。見失ったり迷ったり、楽しかったことがそうでなくなったりしても、それでもいい、問題ない、という肯定感が持てたらいいなあ。モスキャップは時々イラッとさせられるが愛嬌があってかわいいやつ。
0255文字
黒目ソイソース
新着
読み終わっちゃったあ……。久しぶりに、楽しいがゆえに読み終えたくない本だった。
0255文字
あーしぇ
新着
2作が1冊になったオトクな連作集。 「緑のロボットへの賛歌」は、(多分)こことは違うどこかの惑星のその衛星の、ロボットと喫茶僧のエコロジカルジャーニー。ロボットくんの言うような、生きているだけで丸もうけ的境地に立てれば、どんなに人生ラクだろう。告解を聴く立場から聴いてもらう立場へのシフト。話を聞いてもらいながら美味しいお茶を飲む時間は誰にでも必要です。 ⬇️つづく
あーしぇ

⬇️つづき 「はにかみ屋の樹冠への祈り」は、そのつづき。あちこちを旅した二人(?)が、主人公の実家でその目的を見失ってギクシャク。そんなときは気持ちが打ち解けるまでのんびりすればよいのです。 人間よりも説教くさいロボットの言動に、ん?と思うところはありますが、ほっこりしたいときにおすすめな連作集。 各話の冒頭に掲げられた「ちょっと休憩が必要なすべての人に捧ぐ」と「自分がどこに向かっているかわからない人々に捧ぐ」が素敵すぎます。

11/25 21:10
0255文字
YSHR1980
新着
後半の旅を通して様々な人とのやり取りが心地よく、とても温かい気持ちになった。逆にふたりの問答は彼らだけの哲学なので、そこはあまり響かなかったかな。
0255文字
全24件中 1-24 件を表示
ロボットとわたしの不思議な旅 (創元SF文庫)評価92感想・レビュー24