形式:新書
出版社:扶桑社
とに一抹の不安がないでもないが、AI研究の大きな流れに乗って、私たちも生成AIの渦が逆巻く荒野に乗り出していくしかないのではないか。ただ生成AIについては、蒸気機関や自動車、プラスティックの開発など、これまでの人類の進歩を促した多くの発明とは少し様相が違うのではないかと思うことがある。仕事や研究上のレポート作成について、プロンプト(指示書)を考え実行ボタンを押すことで、確実に何かが失われていく、少なくとも人間が創造する機会が一つ減っていくのではないか。それほど急いで片づけなければならない仕事なのだろうか。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます