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骨が折れた日々 どくだみちゃんとふしばな11 (幻冬舎文庫 よ 2-44)

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吉本ばななのエッセイ。 一見普通の人のようで…作家はやはり複雑なのだなぁ。よく死が話題に出てきて死が身近なのであまり抵抗がないのではと感じた。 わりとこだわるタイプのようで(タクシーの運転手、飲食店の対応など)、コロナ禍の上本人が骨折しているので、どうしてもネガティブな方向になってしまうのかもしれない。 お通夜後のフラ仲間の話、葬儀にも来てない身内でもないメンバーの中に、喪服で参戦してしまったのはご本人のミスかもしれない。 時期の違うエッセイなら印象は変わるかもしれない。
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たっきー
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タイトル通り著者が骨折していたときのコロナ禍真っ只中(2021.10 〜2022.5)のエッセイ。今の日本に失望しているのでは。著者の作家としての仕事はほぼやり終えたというような文章も。「人生って、自分のほうがちょっと多めにやってこそなんとか回っていくものだ」、「ごはんがまずくなるつきあいはよくない」 「それぞれが才能を活かして生きていくことだけがこの世の花だな、よけいなことはなにも考えなくていいんだ、〜それは芸術の分野には限りません。その人がその人であることだけが、人生でできることなんだ」。
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ちいこ
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この本を読んでいるタイミングで、知り合いが2人も足を骨折したという話を聞いて、しみじみと気を付けなければと思った。
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ミチ
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お母さんを亡くしたときのフラ仲間の方の話。私も仲間の方たちの行動とか言動に違和感を感じました。一見、お花を皆であげたりしていいことしているんだけど、あれ?なんか違うみたいな。本当に単純な思いやりで行動してるところと、日本人ならではの表面上の気遣いがミックスされてるというか。でも、分かる気がします。こういうときに妙に冷静な行動というか言動される方に驚く気持ち。人それぞれなんでしょうね。正しいかそうでないかというよりも合うか合わないか、というか。これはもしかしたら日本人独特のものなのかな?
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ブロッコリー
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図書館。 いつも思うのだけれども、 ばななさんのお金に関する考え方と、 自分のことを プロと言う時の書き方があまり好きではない。 ほとんどないけど、 この本の中に ばななさんが幸せなんだなと思える記述がある時は、ちょっと嬉しい。
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もちこ
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ネタバレ骨が折れた日々って、本当に骨折していた日々のことだったんだ!って新鮮な驚きでした。いつものばななさんの文章、コロナ禍のときの日記だからか、いつも以上にしみます。そしてフラの人たちの、お母さんを亡くしたばかりのばななさんへの接し方、驚きあきれると同時に、あーでもこういう人たちいるんだよなとも。私も、ちょっと違うなと思う人間関係とは距離を置こうと思いました。
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ゆかりねこ
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よしもとばななは「キッチン」が大好きで、 エッセイはあまり読んだことがなかったが、 思ったよりドライというか、 自分に本当に必要なものだけを 選んで生きているんだな、という印象だった。
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あーさん
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p224階段 高校生の頃にばななさんを知りキッチン、つぐみのハードカバーで持ってた。何度も読んだ。デッドエンドの思い出も好きな本。その後もほとんど読んできたし、心に残る言葉は忘れないように手帳に書いて自分の支えにしていた。 苦手な暗い話やスピリチュアルな話でも真理があるから読んできた。エッセイは愚痴っぽいが素直な気持ちなんだと思うし 今でも読むと あー私の中にばななさんが入ってるって思う。もう私も大人だから肝も据わり開き直りもできるから一方的に傷つくことも少ないけど、ばななさんはどん底を救ってくれた人です
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Tommy
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本の値段上がったなあ。と思いつつこのシリーズはとりあえず買う。コロナも落ち着いて陰謀論的なトーンは控えめ。バランスよく生きるのは難しい。スピリチュアルに取り込まれるのも危険だし、それを完全に否定するのもなんか違う気がするし、誰かを完全に信用するのも違うし、どこまでが自分の感覚でどこまでが刷り込みなのかも見分けにくい。まず出来事に対して反射的に反応しない練習しよ。
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