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「心のない人」は、どうやって人の心を理解しているか──自閉スペクトラム症者の生活史

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まりも
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ネタバレ創作物から人の心の機微を学びとってるのでは?という仮説に基づいたインタビューと作者の振り返り。 さらっと導入部分を読んで、面白い見方だなと思い、購入したものの。そこが1番の感心どころで、あとは平場な感じ。 いや、タイトルに偽りはないのだけど、、、 期待してたような学術的な見地の解説とかではなく、1仮説の発表会のような感じで終始していて。 振り返りパートもゆっくり解説の自動音声で再生されるイメージでした。 まあ、タイトルにも生活史とありますし、タイトルに偽りはないです(2度目)。
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hana
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横道さんはけっこうなハイスピードで作文すると思う。ハイスピードで書かれたものを読むとき私はハイスピードになる。内容が頭に残らなかった。 ASD者は創作物から人の心を理解するという仮説立てに興味をもったが、仮説からの検証というより、マコトAとマコトBによる会話形式で著者がインタビュイーと似てる似てないとひとりぶつぶつ喋っているだけの印象しか残らなかった。
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manamuse
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序章から何を言ってるのか理解できなくてリタイヤ。
みゆき・K

潔い決断力!分からないのは最後まで分からないよね。

02/17 23:14
manamuse

金沢姉さん 本というより研究のまとめって感じだった…

02/18 19:44
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shikashika555
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ASDは非言語コミュニケーションが苦手であること、著者は創作物から学ぶところが多かったとの実感から、 「自閉スペクトラム症者は、創作物を大いに活用することによって、人の心を理解しようとしているんじゃないのか」という仮説のもとに、7人の当事者にインタビューしたもの。 上記の仮説が非常に興味深く感じ手に取ったが、インタビュー内容は散漫に感じた。 各章の後に著者のインタビュー内容の振り返りがあるのだが、これが対談形式?になっていてかなり読みにくいと感じた。 解りたいのにわからない。 隔靴掻痒の感。ううん。
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ちぃ
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本書では「ASDの当事者は、創作物を大いに活用することによって、人の心を理解しようとしている」という仮説を立て、他の当事者もそうであるか検証するため、横道さんが当事者にインタビューをする。 私としてはこのような仮説を立てる、という事自体が斬新だと感じた。 私が創作物に親しむ理由は、世界観が好きだから、興味があるからで、そこまでの切実さはないからだ。 とはいえインタビューの内容は自分と重なるところもあり、今までリアルに出会ってきた人たちよりも、自分に近い感じがして、読んでいて不思議と安心している自分がいた。
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魚
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みんな水の中、苔への興味、「早く人間になりたい」
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satao
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自閉スペクトラム症の方々のこれまでの人生や考え方、特に創作物とのかかわり方について語られている。創作物とのかかわり方にフィーチャーしているのは「自閉症は津軽弁を話さない」がきっかけとのこと。以前読んで衝撃的だったため本書も興味深く読んだが、個人的には当事者の方々の考え方非常に共感できる思考もあり、個人的にはそちらの衝撃の方が大きかった。比較的、好きな創作物としてあがるタイトルが近しいことも印象的。
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チェアー
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自閉は「心がない」のではなく、「心のあり方が多数派ではない」と言うことだ。人はそれぞれが違う。「普通」はない。そのことをもっと認識しなければいけない。
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うみ
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非言語的コミュニケーションが不得意といわれる自閉スペクトラム症者がマンガなどの創作物から人の心を理解しようとしている仮説、に基づく検証。主題から逸脱しているが『自己啓発系の本に共通する発想』が『自己の未来は変えられる』のは健常者の考え方で、すでに病気や障害で苦しんでいるひとには有害である説、そうか、響かないのはそういうことか、と腹落ち。 他者から、他人に興味がないと言われているので、強迫観念からの過剰適応の箇所は共感した、その人も、ここではないどこか、を求めている、ただ、自分ではそれは逃げかと悩んでるけど
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タナカとダイアローグ
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自閉症傾向がある人は、創作物から心を学んでいるのではないかという仮説に基づいて、7人の(著者を含むと8人)インタビュー集。全体の一割は発達障害特性ありということで、身近な存在。というか、世の中ってやつをつくる大半のことを定型発達としているから、「普通の平均値」から外れたらそれは生きづらい。(どうやら正規分布的)自分も娘も息子も、父も祖母も、母も叔父も、姉もいろいろと思い当たるところがおおく、「みんなそうじゃない?」って思ってしまった…。定型発達ど真ん中の人が読んだらどう思うのだろうか。
タナカとダイアローグ

あと、ヤンキー的振る舞いができる人は定型発達といえるとおもう。

01/14 22:11
タナカとダイアローグ

進化の過程で残っているんだから、この多様性が必要で重要なんだと、学んでいきたい

01/14 22:13
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hoja5anta
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多分私は当事者側だが、創作物から人の心を学んで来ず、そうしたい動機も未知。最初は読み方がわからず困惑したが、本の作り自体を「定型がASに面食らう感じ」(または逆)と思えば何となく読めると気づく。知らない部分は飛ばし読み。定型もASに共感し損なっているだろという序章の指摘はなるほどと。自分の理解も更新された。ASがまさにスペクトラムで世代間で千差万別なのも興味深い。こうなると所謂定型は一枚岩なのか?と不思議に思う。OSとしての社会は共感ゼロベースで生きられれば良い。話せばわかるではなくわからない前提で話す。
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🍭
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ネタバレ493(内科学)は流石にわからない……140心理学系か、361社会学か060団体とかのほうがいいんじゃないだろうか。せめて精神医学とかにしたほうがいい気がする。図書館本。亜紀書房2024年12月7日発行。ASD当事者としては、やや世代が上すぎて共感できない記述が多かった。こういうことを書くのは嫌味がましいのだけれど、中年を超えても生きてる発達・メンヘラ界隈人というのはなんだかんだ実家が太くて羨ましさがある。体力に任せてアーリーリタイアしている人は格好いい。自己責任論では解決できない時代がやってくる。
🍭

紹介された7人の中にガンダム、エヴァの話と村上春樹ファンが多かったので相性が悪いのは仕方ない気がする。どちらもハマれなかったから、本書のインタビュー相手たちとの世代がズレているという一言で済む気がするけれど、ASD当事者の中でもかなりの差異があるし、最初に「心のない人」の定義付けくらいはしてほしい。「心のない人」=ASD的特性を持つ人間、という解釈だとしてもそこはしっかり定義付けしてほしいし、なんかこういう当事者論的な感じでふわふわしたテキストが出ると納得がいかない(はいはい、スペアリブスペアリブ🥩)。

12/23 22:37
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みみこ
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学校システムが合わないと思っていたら、社会システムそのものからズレていた話は聞いていて辛い。職場とのミスマッチは勧めた支援者側の責任という言葉を思い出す。支援付き試行錯誤の重要性。
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スノーマン
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夫が入手してくる本は自己啓発系が多いが、たまに私が『オッ』と思う本も買う。先に読ませてもらう笑 息子しか私の中ではパターンがないので、似ているよう違う、個性のある人々の話はとても新鮮で興味深かった。息子は自分のことを『俺の世界がある(その世界観が世間一般とは違ってる)』と言っていた。小、中、高校と、人間関係が自分では通じると思い、その度にズレてお互い困惑してる、みたいな段階を感じてきてるだろうし、更に増えるのかもしれない。息子もこの本を手にとり、仲間がいる、と思えると良いな。
かいちゃん

何故友人がいても寂しさを感じるのか 結局合わせてばかりだから のようです。自分を持つのがこれから生きてく上で重要なこと のようです

11/29 08:16
スノーマン

かいちゃん、おはようございます✧経験で培ったバランス感覚が、どの相手にも通じるとはかぎらない。あの人はOKでも、この人は嫌そうだ、とか、本当、ウジウジ考え出すとキリがない。人は人、自分は自分、と割り切れると、生きやすいかもしれませんね。

11/29 08:22
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