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セルフィの死

感想・レビュー
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kaji
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才能のある作家さんだと思うけど、その才能がいささか異常な方向に向かっているような。まるで宇宙人が書いているんでは、とも。安直なSNS賛美ではないね。人目も気にせずスマホ歩きをするのが常態化している世の中への一種のアンチテーゼ。
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しかちょう
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#本谷有希子 #セルフィの死 #新潮社 #読了 SNSのフォロワー数を獲得するために必死のミクル カフェでも迷惑かけても何でも反論する 「撮影できないと死んじゃうんです」 回転寿司の動画反響でバズると… ほんまにこんな常識ない子が増えてるのかな? これからおかしな世の中になりそうで心配
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なゆ
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気持ち悪い話だった。誰にも、何にも、共感ゼロ。逆に新鮮?
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すぴか
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あまり意味が分からなくて途中でリタイヤ。 承認要求があふれる人の考えはよく分からないから、多分そもそも理解できない。
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Hisasi  Hasida
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食べ物を粗末にしたらバチがあたるよッ!!って、オカンがよぅゆうてたなぁ~ッ!!!って、思ったお話。。。
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あるあさのそら
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本谷さんの本を読むと感じるこの苦しさは、今回も。 特に回転寿司のくだりは苦しかった。でも先が読みたくて取り憑かれる。
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わむう
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主人公の性格がひねくれすぎていて途中でリタイア。
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のらくろ
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SNSに憑りつかれた現代人の末路。自意識と承認欲求は、扱いさえ間違えなければ本来は人の成長につながるものなのに、快楽だけを刺激するように仕組まれたSNSの構造によって、人は壊れてしまう。コーヒーショップの店員とのやり取りは色々と強烈で、読んでて苦しかった。ネットに毒された人の思考回路の表現が上手すぎる。マジックリアリズム的に化け物になる描写がそうだが、自分でも気づかないうちに、異常が日常になっているのではと思った。
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にしきみ
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自意識なの?
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Qfwfq
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積極的にSNSを活用することはないけれど、「ナイス!」をもらえばシンプルに嬉しいものだし、その人に届いたという実感が生まれる。「いいね!」を欲しいばかりに過激な行動に走るのは本末転倒とも思えるけれど、それを目の敵にしても意味がない程この世界にどっぷりと浸かっている私たち。親指を動かすだけで手軽に承認欲求を満たすことができる今、もう「いいね!」無き世界には決して戻れない。 抉り出される主人公の欲望。その行き着く果て、彼女が見た光景に、我々はカタルシスを得るのか、はたまた更なるジレンマに陥るだけなのか?
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さく
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食欲がなくなる話だった。本谷さん、食べることに恨みでもあるの?と思うほど、食事の場面が気持ち悪い…。ふぉろわあああああ!!!
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ででんでん
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ネタバレ承認欲求がすべて。「静かに、ねえ、静かに」が、さらにパワーアップして私にとっては難解になって再びやってきた感じ。読み進めるにつれて、なかなかに理解共感が困難になっていく。しかしミクルが回転寿司店でスマホをレーンに流したというところは、フィクションの中でのフィクション、何かの比喩かと思っていたが、次の章で現実だということがわかり、なぜかツボにはまった。綿菓子の行列で出会ったインフルエンサーも、スタバみたいなカフェのエピソードも、デフォルメされている(私がそう思っているだけかも)けれど、確かなあるあるだ。
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sadaru
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「もう二度とSNSができない身体にして欲しい。自意識と承認欲求から生まれた私達の姿をあぶり出す、地獄展開に気分は爽快。」/フォロワーを増やそうとしているミクル。喫茶店での自撮り、他人の投稿を勝手にパクリ炎上、いろいろやってもうまくいかない。/人はどこかで承認欲求があり、満たされない気持ちでいる。抜け出せない心境を語ったのだろうが‥理解できなかったかな。私の読みが足りないんだと思う。
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COPEN
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初めて作家さん、SNSいいねをもらいための奮闘する姿は、理解できないないが、そんな人もいて楽しいなあという思いで読んだ。時々何回な言葉があったが読みやすかった。
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Hitomi Suganuma
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私には合わなかった
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n
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ネタバレ私にとってSNSは連絡ツールであり予約ツールであり備忘録でしかない(これとか)ので、どっぷり浸かっている人の感覚に共感はできないけれど。そういえば新聞に載ってた投書で『娘が共テの自己採の後、部屋で大泣き。諦めるな、まだ終わってないぞ』みたいなツイートにいいねしたけど、それって世間に発信する必要あるか?と後から思った、みたいなのがあったけど。自他の境目のない承認欲求的なのって行き過ぎると怖いわな。ちなみに難読苗字を駆使してウェイティングするってのが歪みすぎて面白かった。
n

なんだウェイティングって→マウンティングです(誤字訂正)

03/11 09:22
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とりから
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こういう人もきっといるんだろうな。比喩なのか本当に起こった設定なのかがわからなくなるところが何度かあった。少し読むのに時間がかかってしまった
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ワインと読書
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ネタバレ(感想が消えた•••) ほんタメ文学賞候補の一作。劇作家さんが書いているらしい。SNSに取り憑かれたってとこで、SNSの強調部分が多いのですが、その前に店員さんへのマウントの方が衝撃でした。(そんなマンウントの取り方あるのか!?🫨) 夜読み始めてしまったので、1日の終わりがハッピーって感じにはならなかったけど、ポップな文体で読みやすい本でした。 SNSの利用は気をつけましょう(でも、感想にいいねもらうと嬉しいよね)
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のり
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自意識と承認欲求に取り憑かれた主人公が、SNSでフォロワーを増やすことに必死になっている痛々しさを、著者特有の言葉選びで鮮烈に時にユーモラスに表現していて、本谷さんのセンスに痺れる。同じくSNSをテーマにした「静かに、ねぇ、静かに」も好きだったなぁ。
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XX
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ネタバレ初めて読む本谷有希子。メタファーが爆発した描写は面白かったが、内容は息苦しくなるようだった。自意識と承認欲求が両親だと自認するフォロワー数命のSNS中毒者ミクルが主人公。彼女は傍若無人な厭な性格だけど、自分の感情に逆らってでもSNSマジョリティの価値観に合わせた言動を重ねざるを得ないほど自己肯定感が低いのは哀れでもあった。友人のソラが回転ずしで悪戯する子供の盗撮動画をSNSに拡散する場面が、リアルなネットでの正義の暴走の瞬間を見ているようで怖かったな。
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もも
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独特。ちょっとがんばって読んだ。 テレビ出演している作者を見たことがあったので、たまたま見つけた新刊を手に取ってみた。初めて作品を読んだ。彼女が書きそうだな〜という雰囲気は感じた。
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ズー
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久しぶりの本谷さん。読み始めて…あーそうだった!この方の作品は嫌なやつばっか出てくるんだったうげーとなったのだが、毎度のことですぐに慣れて世界にどっぷり浸かってしまうんだよな。誇張してるように思うけど、インフルエンサーってこんな人もいるのかも?とも思ってしまったな。それにしても終始いろんなタイプの嫌なやつがこれでもかと出てきて震えた。ラストはこれまたビックリ。笑えた!
丸々ころりん

ズーさん 私は本は一冊読んだかな〜⁇ TV「7ルール」のMCのイメージが強く,日曜「俺たちの時代」で久しぶりに拝見しました。

03/04 18:09
ズー

丸々ころりんさん 7ルール!なんか聞いたことある!MCされていたんですね。多才だなー😳教えてくださってありがとうございます。

03/04 18:40
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ササ
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ネタバレスゲェ良かった。本谷有希子の言葉や表現がとても好きだ。言いえて妙、自分も思ってたこと、そんな言葉が私のツボをぼすぼす押す。この表紙もとてもいい。気持ちの悪い話なのに、スカッともする。最後の胎児の描写は、おののいた。
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すだち
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父は自意識、母は承認欲求というミクル。フォロワー数を増やすために生きてる。お店の受付にはわざと難解な偽名を書く。困る店員を見ると元気が出るから。しょうもないマウントを取ることで他者の存在を確かめる。めちゃくちゃめんどくさい奴。文字だけの繋がりでも対面でも、さりげない感じ良さとほどよい距離感が欲求される時代。何が地雷になるかわからないから先回りしてあれこれ考える。ミクルの思考は極端だけど、案外正直な欲求なのかも。SNSに人生乗っ取られるべからず。
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榎本径*
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ネタバレ★★★☆☆傍から見れば哀れで滑稽な主人公のミクル。でも多少の違いはあれど、みんなこういう傾向があるのかもしれない。他者から認められたいって思うのは当然の欲求だもの。それにしても登場人物、マッスーさんといい、原宿のジェンダーレス男子といい、回転寿司屋の親子といい、クセつよな人ばかり。でも普通にいそう。風刺が効いてるお話だったがちょっと文体が苦手。本谷有希子はもういいや。
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Gemi
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んー…面白そうかなって雰囲気が出てたんだけど…そこまでの感情移入は出来てなかったってことなんだろうな。過去に遡ればmixi、その後FacebookやX(旧Twitter)、昨今ではInstagramやTikTokなんかのSNS。もうSNSの無い世界では生きられないのか?と言うぐらいの今。そんな背景に焦点を当てた物語。「いいね」や「フォロワー」の数だけが承認欲求を埋めてくれる自意識の世界。改めて凄い時代になったものだと感じる。逆張りしてSNSを一切やってない人もいる。この時代の終焉はどこにあるのか?
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kz
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SNSが生活の一部になってる昨今だし、こういう子も少なからずいるんだろうとは思う。
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もぐもぐ
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SNSのフォロワー数が自分の存在価値な主人公ミクル。SNS中毒で、ミクルのフォロワーを増やそうとする精神的双子のソラ。「馬鹿女の顔面をスイーツに埋めて窒息させたい」を固定ポストにするカメラマンの山田。最後の展開にはミクルのあまりの哀しきモンスターぶりにちょっと笑ってしまった。承認欲求とは恐ろしい。全くよく分からない感情だった。ミクルの店員への迷惑行為には呆れるばかりだった。ふぉろわぁぁああぁ!!!!(爆笑)
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ヒデミン@もも
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なかなか辛い読書となった。承認欲求って難しい。共感とかしてもらえると確かに嬉しいが、この主人公はフォロワーを求めてるだけのようにみえる。ただ、そこから追い込まれていく姿は、さすが芥川賞作家。
リッツ

カラダとココロに余裕のある時なら読めたかも?取りあえず今はギブアップ!借りてる間にその気になったらまた続きをwww

02/27 12:15
ヒデミン@もも

やっぱり

02/27 17:42
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ぱめ
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「もう二度とSNSができない身体にしてほしい」。フォロワーを欲して好きでもない「映え」なスイーツを食べる、自意識と承認欲求でいっぱいの主人公。 多かれ少なかれ誰もが持ってる感情が描かれていて面白かった。 店員にマウントを取るために難読苗字を名乗るところや、最後の叫びが印象的。
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かず
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自分はこの読書メーター以外のSNSで投稿する事はほとんどないし、登場人物達のようにフォロワー数を必死に求める気持ちはあんまりわからなかった。 それぞれの章で主人公が語る不思議な光景や表現は、果たして現実なのか主人公の妄想なのかよくわからなくて、読んでいて不思議な感覚になった。 確かに共通の趣味について語りたいって気持ちはあるし、それを共有できる相手は欲しいけど、そういうわけではない有象無象のフォロワーが必要かと言われれば、自分的には必要ないかな?
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くまちゃん
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私には合わなかったです。
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だいきち
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読解力不足で細かいところの理解がついて行きませんでした。義務的に読み進めて少しキツかったです。
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トト
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簡単に言えばSNS依存症、もはや中毒の域にいる女性目線の小説。主人公に共感できる人がどれだけいるかはわからないが、現象として似たような人は居そうな気がします。自意識と承認欲求にまみれ、そこからの解放を望むも執着から逃れられない。インターネットとSNSというツールのお陰で、色濃く表れた人間の性という気がします。
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かりぐらし
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今まで読んでなかったのを後悔するくらい好みの文体。承認欲求と自己顕示欲が生み出した悲しくも滑稽なモンスター。フォロワーの数だけが自分の存在価値であり、まさにスマホにぶら下がる巨大なマスコット。自我もなにもない。現代社会の闇ともいえるものを巧みに表現した素晴らしい作品。産声が「フォロワー」なのもいい。欲しい人には死ぬほど欲しい、そうでない人にはなんの価値もない。我々はそんなものを日々追い求める虚しい生き物なのだと感じさせられた。
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うちこ
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スマホの登場によって男性から高倉健的な “不器用” や三船敏郎的な “無骨” がなくなったように、女性もなにかを失っています。それはたぶん清らかさを伴うもので、スマホを持っている以上はもう清らかでないことが証明されています。 皇室のお嬢さんたちがSNSの誹謗中傷に胸を痛める時代に一般人がどんなに頑張ったところで、「その清らかな設定は愚かに見えますよ」という評価がもれなくつきまとう。以前は “奥手” という名前がついていた逃げ道がなくなっていく。女の不器用の道も、もはやとっくになくなっている。
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toriaez
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ネタバレカフェ店員の笑顔が嫌いだ。都会的で余裕があって定型発達で整形顔じゃなくて運動部でニットが似合うスタイルで海外好きで経験人数は程よく一桁で実家に犬がいて「仕事帰りですか?」って黙れよマジョリティのコミュニケーションを押し付けんな!客をお前ら側の笑顔に合わせさせんな!!!と思ってるから絶対に店員には無表情。まあ嘘だけど。でもわかるよ、被害妄想が自分をますます辺縁に押しやって、自意識がより浮いて承認を求める羽目になって、当然自己承認も遠ざかって。生身同士の尊重じゃなく遠くの誰かの賞賛でまともになりたいんだよね。
ケンイチミズバ

インプットしたマニュアル通りの笑顔のアウトプットは本当のコミュニケーションにあらず。スタバ笑顔は作られた笑顔。人間がAIと同じことをしてるに等しい。

02/25 09:33
toriaez

私とは異なる観点で興味深いですね。コメントありがとうございます。

02/25 19:51
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nozomu
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フォロワー数で承認欲求を満たそうとする主人公ミクルの痛々しくも大真面目な行動と顛末が描かれる。章のタイトルにはフォロワー数の数字が充てられ、冒頭(4930)のみ既読。写真に写るところだけ奇を衒うのではなく、日々フォロワー数の推移に囚われるばかりに店員に絡んだり、知人の写真を転用したり、飲まないキャラメルマキアートを何度も注文しては捨てたりと、マイノリティーでありたいがために写らない部分も迷走し続ける振り切り具合。もはやスマホ側が本体のようであり、スマホのない時代を知っていてよかったかもしれないと思った。
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ミガーいち
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独特の世界観が面白かった。星3
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PORTA  P51
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iPhoneを起動させた瞬間、大きなストラップだった私という不能感も自動的に消去された/自意識と承認欲求。私はやはり紛れもなくこの二人の子供で、そのせいで愛情や幸せを感じることができず、喜びを人と分かち合うことができない。自分だけが正気という罰ゲームを受け続ける私の脳。私、という言葉の数だけ、結局私は安堵する。私。私。私も驚安の殿堂のように「私」という言葉で身体の表面を全てデコってしまいたい/私は映えスイーツを完食する機能だけを実装された装置/「ふぉろわああああああ!」産声が生命力と共に腹の底から爆発した
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