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「ジョーカー:ファリ・ア・ドゥ」劇場パンフレット

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Vakira
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前作「ジョーカー」は大好きなスコセッシの映画「タクシードライバー」を彷彿。フォアキン・フェニックスの演技と共に心に残る作品でした。僕が惹かれた点は大きく2つ。1つは弱者が強者に変身する心地よさ。アーサー → ジョーカー。極度の虐待は自己を崩壊させ、新たな人格を覚醒させてしまう。これって、追い詰められた少年が超能力者になる、もしくは鍛えて強靭となる日本アニメの王道パターン。2つ目は狂気です。岡本太郎の「芸術は爆発だ!」に類似した感覚。生きる証は魂の解放し。そこには善悪を超越して、殺人さえも肯定する自己認証。
Vakira

観客は更なるジョーカーの暴走に期待する。ところが・・・う~ん 観客の思い通りには進まない。そこがこの脚本の素晴らしいところ。狂気の殺人鬼が人に恋すれば・・・そもそもアーサーは殺人鬼ではないのだ。ジョーカー信者のテロ行動によりいくらでも二人で逃避行できる環境にある。Get away!どうしたアーサー。狂気より恐ろしいもの。それって「愛」なのだ。トッド監督の演出にしてやられる。自分の存在を否定した世間に対し、ただ一人肯定してくれたリー。でもリーが愛したのはジョーカーなんだよね。なんじゃこりゃ~!

11/07 13:06
Vakira

「人生は近場で見ると悲劇だが、遠目で見ると喜劇である」byチャップリン。

11/07 13:06
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「ジョーカー:ファリ・ア・ドゥ」劇場パンフレット評価100感想・レビュー1