形式:単行本
出版社:講談社
恋と宝石。「宝石の価値ってそんなに重要?」思いがけない彼女の言葉がぼくを心地よく壊す。当たり前を超えていけ「いや、ごめん要らないわ、これ」「は!?い、要らないってお前……嵌めてみもせずに!?」横浜で三大続いた宝石商(ジュエラー)の嫡男・大江頼任と、彫金を家業とする職人の娘・黒江彩。最初のデートで頼任が贈ったリングを突き返してから、二人の関係は「メシ友」と「恋人」の間で謎のまま。頼任の店のお得意様のブライダルジュエリーのオーダーを皮切りに、クロエがジュエリーデザインを引き受けるようになってから、二人の関係性が変わっていく。宝石をのぞくと見える美しい別世界。これを表現できるのは彼女だけ。
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