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シングル単位の恋愛・家族論―ジェンダー・フリーな関係へ (SEKAISHISO SEMINAR)

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ステビア
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ごくまっとうな主張ではある。自立した個人になること。
0255文字
アシア
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20年以上前の本で時代錯誤かなーと思ったら全く違和感なく(それもどうなの?)。家族制度そのものが差別を生みながら隠蔽している説は強烈ながら、大きな問題提起の手法だと思う。要は「集団を優先することで個の尊厳を奪う」ってことが往々にしてあるけれど、この「集団」が家族や夫婦になると、差別を隠蔽するための思い込みの嵐が巻き起こってるよねって話。「結婚は本能的な願望がないと女性に不利過ぎないか?」派な自分だけど、そんな人間でも思い込んでいると気づくことがいっぱいあった。でも好きで思い込みから出ない人も多いんだろう。
0255文字
まあい
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カップルを基準とした制度や価値観を解体し、シングル=個人を基本単位として恋愛・家族といった制度・人間関係を再構築しようという議論。主旨には全面的に賛同する。それでも、性愛に対する著者自身の「幻想」が漏れ出している部分があり、性愛の価値相対化としては他の語り方もあり得るような印象もいだく。たとえば「セックスワーカー」と「援助交際」の線引きについては、控えめに言っても、もっと慎重な議論が必要だと思われる。しかし一読して損のない本ではある。
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