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車椅子からウィンク: 脳性マヒのママがつづる愛と性

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よし
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脳性麻痺の小山内さんが足でタイプして書いた半生奮戦記。学校で、施設で虐げられ、苦しめられていく。「あっという間に歳をとればいいのに。そうすれば、夢や希望を持たなくてすむから。」それを乗り越え、「不十分なデイサービスと不足するボランティア」なのに、自立生活、結婚、育児、家事。さらに、しょうがい者支援運動に奮戦していく。日常生活のすごさに頭の下がる思いだった。
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みずたま
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「こんな夜更けにバナナかよ」経由でこの本にたどり着いた。いちご会の会長で、脳性麻痺のために手が動かず足でタイプしながら何冊も本を出している人。 この後にも何冊か著作はあるが、これは結婚し出産した直後の幸せな時代。新しい本を読むと、現在は残念ながら離婚されているようだ。 それでも話題にするのもタブーとされる障害者の性生活を本にするのはすごく勇気のいることだと思った。 また、辛い学生時代のエピソードやスウェーデン旅行を経て、障害者の自立生活を自ら実践し広めようとしたこと、恋愛と結婚、出産などが書かれている。
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hr
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著者が文字通り、一文字ひと文字をタイピングしていることが「あとがき」で分かり、自分で著者の状況を「受けとめられた」と思っていた認識自体が、まだまだ思い上がりだったことを突きつけられた。関心を持ち続けよう。共に社会を構成している人たちを、ずっと忘れないでいよう。
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けろっぷ
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前作に引き続き。文章がとても読みやすく、こんなに頭の良い人が「知恵遅れ」と判断されて理不尽な思いをしてきたことに憤りを感じました。自分たちの権利を主張し、人生を豊かにしようとすることは、健常者にとっては自然で意識もしていないことなのに、障害者にとっては過酷でバッシングを受けることもある現状は、この本が書かれた当初とあまり変わっていないように思います。 どんどん障害者が街に出て、お互いを理解、尊重しあえる社会になってほしい。障害だけでなく、様々なマイノリティーを受け入れる社会になってほしいと思いました。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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バナナ経由で著者を知りました。ちょっと前には女性には参政権がなかった。その当時は女性に参政権がないことなど(特に)男性にとっては当たり前なことだったでしょう。でも、権利を主張した人がいたから現在の女性には参政権がある。”普通”の人ができていることは”障害者”だってできて当然だ、それこそが権利だ、とあきらめずに声をあげ続ける人がいる。苦労せずにもともとそれを持っている者はそのありがたさを忘れないようにしなければ。愛も性も生きているものにあって当たり前のこと。それこそがnormalization。
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lovekorea
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「こんな夜更けにバナナかよ」つながりでこの本を読んでみました。 一般ピープルでさえ「声を上げる」ことや「自己主張する」ことで有象無象に叩かれる世の中で、著者の生き方はあまりに勇壮で心に訴えかけるものがあります。 多くの人に読んでほしい本だと思いました _φ( ̄ー ̄ )
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michi
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脳性マヒで足を手の代わりに使っている小山内美智子さんの子育てや性についての自伝本。1985年に大地くんを産み、足でご飯を食べさせ、パートナーと共同でオムツも替える。親元や施設で暮らしていた頃、使えない手を無理にリハビリすることを強制されていたが、足先でいろいろできることを自身で発見し、批判されながらも足を駆使していく。愛する人とのコミュニケーションにも巧みに使い、障害があっても愛し方はたくさんあることを実体験で語る。色々なボランティアや男性などとの出会いにより、多くのことを迷い学んだ小山内さんの本だ。
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amnioticfluid
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札幌在住で脳性麻痺の自立生活運動をする小山内美智子さんの本。性についてもう少しストレートに綴った「夜明けのコーヒー」よりもやんわりと、受け入れられやすい形で書かれている。小山内さんの本が棚に並んでいて、「私はいきなりセックスの話は苦手だ」という人は「車いすからウィンク」を、「いや、具体的に色々知りたい」という人は「夜明けのコーヒー」を読むといいと思う。
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ころりんぱ
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1988年初版の本、小児脳性麻痺の小山内さんのそれまで来た道を辿っていく感じの本。彼女は手が使えない、歩行はなんとかできるという重度障害を抱えながら、自立生活のために活動を続けている人。すごいパワー。すごい欲。なんて強いんだろうと思った。開かないドアだと思って諦めるのではなく、どうにかして、使えるものはなんでも使ってそのドアを壊してでも先に進もうとした人だなと。恋愛、性、結婚、出産、育児、そっか、障害を持っていても、無理じゃないんだ…と本当に目からウロコ。考えさせられます。
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Tomoko Miyagawa
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1988年の本であるが、「こんな夜更けにバナナかよ」で、脳性まひ者で体の不自由な彼女が、結婚し出産したことを知り興味をもった。障害者の生活だけでなく、性についても知ることができた。
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