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ふたり静 (文春文庫 ふ 31-1 切り絵図屋清七)

感想・レビュー
46

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ごへいもち
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良いかも
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タカシ
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旗本の庶子として生まれた清七郎は絵双紙屋で筆耕で生計している浪人だが店を譲られる話があり、、、。3つの短編ですがどれも面白かったですね。続きも読みたいと思います。
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やま
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久しぶりの藤原緋沙子さんの作品が、私の心を温めます。苦労して育った長谷清七郎は、人の心の痛みが分かるやさしい気持ちの持ち主です。その清七郎が江戸の町で颯爽と生きて行く人情物語です。春塵、紅梅坂、ふたり静、の連作中編三話とも良かったです。その中でも小平次が秘かに想う津野屋の一人娘おふくへの想いを書いた「ふたり静」が特によかったです。🌿続く→
やま

【読後】 藤原緋沙子さんの作品は、人を掘り下げて、人情味豊かに書かれていて、心があたたまり、ほんわかしてきます。展開も早く、テンポもよく、余分な文章もなく、読みやすいです。今回は、紀の字屋を営む清七、手伝う小平次、与一郎の三人を各話で深く語っています。藤原さんは、私の心に、登場人物を溶けこませていきます。シリーズ1作目。2011.06発行。字の大きさは…中。2022.06.03読了。★★★★☆

06/03 20:09
0255文字
マル サトシ
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Big-Name藤原緋沙子氏初体験にして、東京散歩・町観察を趣味とする自分にとって、これはドはまりの時代小説であった。 実は、知人からお借りした本だったのけれどね。 たまには、本を借りるもんだね。
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たーくん
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絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・清七郎は、弱い者を見過ごしにできぬ性分。江戸の町に不慣れな者たちが辛い目に遇っていると知り、自分の足で調べ上げた切り絵図を作りたいと夢を抱く。折しも主の藤兵衛が病に倒れ、清七郎に店を譲りたいと持ちかけられる…。
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ササーキー
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楽しく読めました。
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アキ
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若い仲間が集まって新たな商売を始める、という筋書きは、時代を問わず熱いものを感じさせる。道案内の切り絵図をつくるという発想も面白い。
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夏月
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切り絵図=住宅地図か。刀を捨て商人となった清七郎が、切り絵図屋として生きる事を決め、動き出す迄が描かれる。主要人物の紹介がメイン。とは言っても、紀の字屋とおゆりさんは謎だらけだが。親子の情が全編通して流れている。ある意味叶わなかった清七郎が求めて続けているからかもしれないなぁ、なんて思ったりして。
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あき
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ネタバレ人死にはあるけど暗くなりすぎないとこが良い。面白いけど、設定的には引っ掛かるとこも。8歳まで自分の出自を知らないで町人として育ったなら士分を捨てるのにそりゃ未練はないだろう。12歳で母親が亡くなって実家に引き取られるってのもなんだかな。実家からしてみりゃ体面があるから引き取るのはわかるけど、12歳ならもう商家の小僧として住み込みで働ける年齢なんだから、息子として扱いもしない本人も嫌がってる実家に世話になる必要はなかろうもん。母親の小間物屋を手伝ってて、大家の受けも良いなら奉公先には困らないはずだから。
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アニータ
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藤原緋沙子さんのシリーズ。旗本の次男坊が家を飛び出し町に出て、絵草紙屋を継ぎ、切り絵図屋としての新たな出発をします。シリーズ一冊目ということもあり、主な登場人物の背景を紹介しながら話が展開していきます。 作者の別シリーズででてくるお記録屋(同じかどうかはわかりません)が、今作品でも登場。なんだかつながりが感じられて面白い。 紀の字屋の主、藤兵衛の出自が謎のままで気になります
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むつこ
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切り絵図ってなんだろうと思ったら地図のことだった。無料で配布されていることが多い便利グッズ、なるほどなぁと感心ばかり。そんな地図の発想と武士と町人の間で揺れる主人公・清七郎の成長のシリーズ1巻。
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まっちゃん
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今はグー○ルで詳細地図を簡単に見ることができる時代,はるか昔にあったら便利だと考え切絵図作成に情熱を傾ける熱き男たち,なんだか格好いいです.藤原さんの時代物は女性らしい視点でしっとりと風情ある描写で読みやすいです.
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ぶんぶん
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【再読】読み終わるまで、一回読んだ事を忘れていて熱中した。 前に読んだのは五年前、すっかり忘れ感想を書きに来て再読を知る。 ほんと、大丈夫かなぁ、健忘症に一歩近づいたみたいだ(笑) 話は、切り絵図づくりを思い立ち仲間と立ち上げるまでを描いている。 登場人物に一癖も二癖もある人物ばかり、いろいろ膨らみもあり面白くなりそうである。 読んだのが一巻だけなのか調べなくては(笑)
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snowflake
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とく、何の真似だ
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Suzu
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絵双紙屋紀の字屋で仕事を貰っている浪人の清七郎、無名の絵師与一郎、店の中のことを任されている小平次は、元は巾着切りをしていた男だ。そして紀の字屋の主、藤兵衛は足を悪くし店を清七郎に譲りたいと言ってくる。この物語はビジネスや男と男の友情、忠吉の成長や、清七郎がほのかに想いを寄せるおゆりとの今後など結構面白く読んだ。そして次巻をすぐ読む。
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calaf
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地図、、、あまり気にしなくなってしまったけど、作成/維持には非常に多くの労力が必要で、江戸時代にはほとんどなかったはず。それを作り出し、売り出した人物を描いた時代小説シリーズの始まり...なのかな?もちろん、それに絡んでいろいろな人物模様も出てくるようです。
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Masayoshi  Arakawa
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20160703360 2週間ぶりのUP。 このシリーズは4巻目を読んでいて前の話が思い出せず、思いきって1巻目から読みはじめた。 なんと4巻目でも物語は続いている珍しいシリーズである。
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sai
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切り絵図屋というタイトルに惹かれて図書館から借りてきた、藤原緋沙子さん初読作品! 1、2巻一気読み!
0255文字
さらちゃん
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面白い設定。書き下ろしらしい展開。ただのチャンバラではないところがいいのだけれど、このタイミングでの親子の名乗りは筆が滑った感じ。次巻を期待と言うことで。星3つ
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マッシュ
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浪人である清七郎は刀を置き、町人となり切り絵図を作るという夢を追う。設定が面白い。清七郎をはじめ、小平次や与一郎など暗い過去を持ちながらも前向きに生きている。藤兵衛やおゆりさんの正体が気になる。今後が楽しみ。
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とし
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切り絵図屋清七「ふたり静」1巻。清七郎(武士)から清七(町人)へ、切り絵図屋というちょっと変った商売を始める物語、どんな展開になるのか、今回は仲間と切り絵図屋を立ち上げた所まで次巻以降に期待。
いつでも母さん

とし様、このシリーズ4巻目まで読了しましたーこの商売がなかなか面白いですよね。清七のバカ兄が今後なにかやらかすのでしょうが(笑)私も楽しみにしています。

04/21 05:21
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雫
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絵草紙本屋紀の字屋に出入りする清七郎は筆耕で浪人の日々を凌いでいた。病に倒れた主人、藤兵衛は紀の字屋を継がないかと言う。清七郎は江戸の切り絵図を作りたいと思い、この誘いを真剣に考え始める。 藤原さんの江戸物は初めてです。彼女の姿勢に暮らす人々を描いた作品は読み返しても面白く、今回はまた新しいシリーズを読み始め楽しませてもらいました。とは言え、この第1巻はエピローグのような登場人物の人となりを事件を通しながら紹介する感じです。そんな中で過去に訳ありの人々が少しずキャラを出してきています。2巻以降が楽しみ。
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goodchoice
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藤原さんらしい人物の描写が丁寧なところは良いが、筋立てに抑揚がなくちょっと面白さに欠ける。まあ1巻目だからこんなところか。次巻に期待したい。
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津島澪
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登場人物は魅力的。ストーリーはまだ始まったばかりだけど、面白い設定だと思う。ただ、急いで書いたのかな? 文章のミスがちょっと気になる。
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舟華
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切り絵図という言葉に引っ張られて手にっとった本だけど、想像とは全く違った。面白い設定だと思うのですが「始めるきっかけの話」だったので、次巻に期待して読んでみようかな、と。
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moo
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これから清七のキャラがたってくるかしら?次巻も読んでみます。
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都希
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切り絵図 ⇒紅染雨浪人の清七郎が切り絵図屋をはじめるまで
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pinoka
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すんなり読めるし、次の章への余韻を残しつつ引き継ぐ感じも好もしい。時代物って大ハズレは少なくて安心して読めると思う。これも次を読みたいです。
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みいちゃん
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第3巻を先に読んで、町人になった経緯や紀の字屋の面々との関わりを知りたくなりました。なかなか興味深いシリーズの始まりです。
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なおり
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設定が面白いのは確かだけれども・・・。
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おはる
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違うシリーズを読み面白かったので、こちらのシリーズも読み始めました。 静かな滑り出しと言った印象です。
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ひさか
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藤原さんの新シリーズといことで楽しみでした。 切り絵図屋という、おもしろそうな商売の話しです。 シリーズ初回だからか、設定に重きをおいた、盛り上がりの少ない筋運びのように感じました。 次回が楽しみです。
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ぶんぶん
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旗本のご落胤(殿様が下女に手を付けた)である清七郎。 家を出て絵双紙屋の跡継ぎに。 武士を捨て江戸の庶民の役に立ちたいと、名を「清七」と改め「切絵図(府内の地図)の制作・販売を決意する。 好きな作家の一人である「藤原緋沙子」の新シリーズ。 まだまだ幕は上がったばかり、これからの展開に期待します。
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うみろー
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藤原緋沙子さんは好きな作家の一人だが、この作品はあまり好きじゃない。説明が多く、人物の魅力が解らない。残念だ。
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だいしょう@SR推進委員会
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こういう話の場合、主人公はなかなか思い切りがつかないものですが、今回はきっちり結論を出して、自分の人生を決めます。そんな若者の姿が爽やかで気持ちがいい。切絵図という、新しいジャンルの商売を始めようとする仲間たちそれぞれのエピソードも交えて、話は進みます。それ自体には目新しいものはないのですが…。ただ、清七に店を託そうとする藤兵衛が、どうも清七の実家の旗本と浅からぬ因縁がありそうで、気になります。清七を中心にがんばり始めた若者たちの今後を期待して、今後も読んでしまいそうです。
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まりりんりん
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旗本の次男坊で妾腹、しかも正妻とその息子に疎まれ、家を飛び出した清七郎が侍であることを捨てて絵双紙屋の後を継ぎ、江戸府内の切絵図を作るようになるまで。 絵双紙屋の主人である藤兵衛も何やら過去に謎がありそうで、続きが気になるところ。
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あここ
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旗本次男ってだけでも苦労するのに妾腹。実家でいじめられて家出。絵双紙屋さんで働くうちに地図ってみんな必要なんちゃう?って思い立って始動するまで。今回はここまででした。でも地図ってそんな簡単に書けるんかなぁ。結構細かいコト調べてたけど、どんなんか見てみたい。清七さん、弱い者見過ごせへんって言いつつ忠吉くんのコトすっかり忘れてたやん。。お店来たから思い出したんやんっ。こんな健気ないい子を。。もっと見たってぇなぁ。清七親父キライ。恨んで当然やし。今更?戻るのがおまえの幸せやって。嘘付け。自分の保身やろ。最悪・・
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M2
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新シリーズの第一巻として主要キャラの紹介や切り絵図プロジェクト開始までの課程がしっかりと描かれていて面白かった。個人的にタイプの違う男3人組というのがとても好きなので嬉しかったし。ヒロインはおゆりさんなのかな?欠点らしい欠点がない女性なのでちょっと面白みに欠けるのが残念。他の方も書いていらっしゃるけど3話目に出てきた土佐藩士達がとてもいい味。店のひいきとして次巻にもぜひ登場して欲しい。
0255文字
みょん
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★★★ 現代でいうところの詳細地図作りに乗り出した、それぞれに過去を抱えた若者3人。こう書くと面白みも何も無いように感じてしまうがw 流石に藤原氏!というべきか、非常に安定しているシリーズ第一弾。 ただ安定しすぎているのが、逆にこの人の欠点のような…。 何を読んでも淡々としすぎているんだよなぁ。 今後はもう少し冒険してくれると面白いかも。 ほんのチョイ役にすぎない土佐藩士達のほうが、いい味出してた。
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ふたり静 (文春文庫 ふ 31-1 切り絵図屋清七)評価40感想・レビュー46