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幸福のパン種―堀口大学詩集

感想・レビュー
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わんぺん
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泊まった宿に置いてあったので手に取ってみた。漫画の影響で詩にひたっていた乙女時代には、彼の詩は鼻についてあまり好きではなかった。(翻訳は大好きだった)。しかしお嬢さんの選ということもあるのか、この年になって心に響くものがある。横田稔さんのやさしいイラストもよくあっている。なによりこの書名と表紙がいいよね!窓際にトンと無造作に置くセンスに感服した。
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マルチーズ署長
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堀口大學の詩と翻訳詩。娘のすみれ子さんが、読者の心のなかに膨らんでくる幸せのパン種であるよう願って選びだした詩集です。情景が浮かんできて、くちずさんでみたくなるような詩。また寝る前にも読み返したくなるようなきれいな言葉。手元に置いておきたくなる詩集。
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履庵
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この本に出会えて良かった。とても素敵な言葉 印象 図書館で借りた物だが、手元に置きたいので、本屋さんを探そう。 そして、図書館でももっと読まれて欲しい。 背表紙が黄ばんでいるので、棚の肥やしになっていると思われる。(確かに在職中は読まなかったし。私のばかばか)
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mako
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とてもとても心地よく 染み込んでくる言葉たち。 贈り物にしたい本
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奥山 有為
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読みやすい!訳詩ですら読みやすく頭にすっと入ってくる。なんというか、平易?なのにすごく素敵だ!ツボでした。「詩」というジャンルは難しい・理解できない・ハードル高いと思っていたのに、すごく良かったです。
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bb
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ご息女の編纂による、訳詩も含めたダイジェスト版。情緒と韻律が心地よい。古いシャンソンを聴いているような直截的な愛の表現も多く、読んでいて少し照れる。夏の砂浜に踊る乙女の詩もいいが、やはり秋冬・夕方・ピエロのような寂しい詩の方に心が惹かれる。 「夕ぐれの時はよい時。/かぎりなくやさしいひと時。」 「思い出は 狩の角笛/風のさなかに声は死にゆく」(アポリネール)
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釦
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タイトル通り。幸福のパン種が膨らむよう。幸福の酩酊。
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タムラ
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ずっと読みたかった一冊。これはすべて私がいけないのですが『堀口すみれ子さん編』と、しっかり表紙に書いてあるのに(読んだことがない詩が読める!)と勘違いしてしまい、読んでいて(あれ?あれっ?)となってしまいました。これまで出版されている堀口大學の詩集や全集をいくつか読んでいると馴染みのある詩たちが「やあ、また会ったね」と顔を出してきます。自分の勘違いで少し残念な思いをしましたが、表紙のデザインが好きなので、ずっと持っていようと思った一冊でした。
タムラ

表紙、素敵ですよね!一目惚れしました(*´ω`*)

05/27 11:00
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sunaba
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堀口大學さんの詩・訳詩の中から娘の堀口すみれさんが選んで編んだ詩集。女性の視点のもの、優しい眼差しの詩が多くて、パラパラめくるだけで幸せな気持になる。 「わが家に在って欲しいもの、/解ってくれる細君と/散らばる書冊のあいだを縫って/踏まずに歩く猫一匹、/命の次に大切な/四五人ほどの友人たち。」(ギヨーム・アポリネール作/堀口大學訳)
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karla
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うん…言葉の操り方なんてのは、ネットで無名の優秀な詩人さんをたくさん拝見してしまった私ですが…、でも行間から優しさや思いやりや、堀口さんの人柄の現れた心温まるステキな詩集でした。娘さんが出版しているのですね。詩のなかで呼びかけられる「乙女よ」とは娘さんのことだったのかな…
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里見リーダー
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夜 台所で ひとり泣きつづける蛇口のあのわびしさを
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