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心の貌 昭和事件史発掘

感想・レビュー
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こばまり
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約20年前の文藝春秋誌上の対談鼎談を纏めたもの。山一廃業が見廻組佐々木只三郎から受け継いだ滅びの遺伝子によるとは怨念のような話ではないか。事故災害の分野に一章割き、これらを振り返り現代を論じる研究が少ないことを指摘。過去から学ばない日本人の特性か。
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犬養三千代
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日本という国のある意味「恥部」読んでて良かったと思える。知らなかったのが「草加二郎事件」だった。連続爆弾魔?!どんな心の闇があったのだろう。そして「造船疑惑」も詳しいこと知らなかった。三井三池炭塵爆発も知らなかった。昭和の汚点か!
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大森黃馨
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これまで私は思っていた日本は素晴らしい国だ誇れる国だとだがそれは漠然としたものでしかなかった日本は何と愚かな国なのだ(実際には日本に限らない人類の問題普遍的なものなのだろうが)危機感を覚えるだが柳田氏ですら今の自分からは当事者意識に欠けているように思える当著が発行されたのは2005年であるがそれから15年以上を経た今の我々はもしかしたら地獄の中を生きているのではないか
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pudonsha
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平成事件史を振り返っても、同じような問題を繰り返しているような印象がある。
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ゆう
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過去の事件の概要と以後に起こった類似の事件を照らし合わせて時代背景の比較や共通項を見出す。各事件について詳しく知りたい人には向かないかも。でも言われてみるとたしかに似た事件や事故は繰り返されていて、この本が出た以降もそうだし、きっとこれからも同じ。だからこうして過去の事件を見直すことは意義があると感じた。本当は現場にいる当事者こそちゃんと考えてほしい。また、最後に昭和時代を長く生きてきた著者が身近にあった歴史上の出来事を語るのも臨場感があって面白かった
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Gen  Kato
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さまざまな事件をテーマにした対談集。光クラブ、下山事件、三河島事故など、過去は過去の中にだけあるものではないと考えさせられる。
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やす
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昭和の事件を現在の視点で再レビュー。焦点は過去の事件を生み出した日本人の心が今もそのまま残っているのではないとう作業仮説。JR西日本の尼崎脱線事故は記憶に新しいが、戦中の土浦脱線事故、昭和37年の三河島事故の教訓たるや現場でもっと気合を入れて安全に取り組めというもの。それじゃ教訓とは言えない。尼崎事故について安全よりも利益を優先したがためとの総括だが、その後のJR北海道の事件を見てもジャーナリズムの無力を感じる。
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HTML238
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池上彰さんの戦後史の学び方が面白かったので、読みました。自分が生まれる前の話とはいえ、たった20年程前。知らない事が多いな〜というのが実感。面白かった。
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AiTaka_twi
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★★★★☆
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あきこ
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歴史は繰り返す、というが時代は変わっても人間の心の構造は変わらない。この本からも日本人は事件からきちんと学んでいないことがよくわかる。今回の東日本大震災も同じだ。この本に付け加えるべきかも。ずっと経済成長を続け発展してきた日本だが、大切なものは経済の発展ではなく、国民の幸せなのだ。初めは経済の発展が幸せを実現してきたのだろう。もう違う。そのことに気付いているが、停められない今の状況を変えていくことはできないのだろうか?歴史をみると今がわかる。人事ではなく自分のこととして考えたい。
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