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百姓伝記〈上〉 (1977年) (岩波文庫)

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壱萬参仟縁
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12月大寒に至る。氷田地にかたくして、霜柱多くたつ。魚のこけらをみるがごとし。にわとり初て巣に入、からす枝上に巣をかけんとす。くち木をはこぼ事多し。せつぶんちかし。12月のおはり也(30頁)。智とは人間にそなはる智恵の事也。人は幼少よりすなをなる智恵・才覚(知力のはたらき、機転)の人となれなじみては、上人となる(37頁)。教育は大事だね。
壱萬参仟縁

年寄りたる人が智恵ありといはれず、百歳の童・十歳の翁と云て、覚語よきものは十歳にても学文を能して、百歳の年寄より分別・思案よきもの多し(38頁)。木曾山(木曾川西方の筑摩郡109頁脚注9)。百姓は色々な木を植えるものだな。

02/13 06:32
0255文字
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百姓伝記〈上〉 (1977年) (岩波文庫)評価100感想・レビュー1