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三茶日記

感想・レビュー
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Inzaghico (Etsuko Oshita)
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三軒茶屋と神保町と早稲田と(たまに渋谷と)本の話が9割なんだけど、三軒茶屋と神保町と早稲田と本が好きなわたしにとっては最高のご馳走だ。渋谷を語るときによく出てくるブックファーストも旭屋書店もパルコブックセンターも今はない。どちらも好きだったのに。ブックファーストができたときは興奮したものだ。今は亡き蜷川幸雄を見かけたのも渋谷のブックファーストだった。渋谷はほかにも文教堂もなくなった。啓文堂とジュンク堂には踏ん張ってもらいたい。
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みつひめ
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何度目かの再読。なんでこの本読んだんだっけ?とか、なんでこの人のこと知りたかったんだっけ?ということの何分の一かは、ツボちゃんの本からだったことを思い出す。 甲斐庄楠音も、そうか、ここにその大元があったのか❗️と。そして、新藤兼人の『弔辞』を読み、溝口健二や杉村春子が気になってくる。
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さすらいのアリクイ
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書評誌「本の雑誌」に載っていた、評論家・坪内祐三さんの90年代後半から00年代初期の読書、行動を記録した日記形式の本。リアルタイムで本の雑誌での連載を読んでいるときは日記の内容の生々しさ、坪内さんの怖さなどのイメージがあってパッと見て内容確認、終わり程度で済ませていましたが、今坪内さんの過去の日記を読んでみると内容にすっと入っていけるような気がする(坪内さんに怒られそうだけれども)。内容を全部理解はまず無理なので、辞書的に読むことを推奨。空いている牛丼屋を探したりするなど、坪内さんのちょっと意外な部分も。
さすらいのアリクイ

しかし書いてある日記の内容がすごい。ビートルズが日本公演をしたときに小説家・木山捷平がビートルズを見に行った手記がある…などといった極上の話が日記の中に時々ぽろっと出てきて、読んでいてビックリすることがある。編集者であり、評論家であり、そういうコアな話、古本が好きな読書家であり、という。やっぱりこの本は坪内さんを理解するためというより辞書的に付き合うように読むのが良いかと。

03/07 21:50
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晴
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坪内祐三の本に塗れた(もちろん良い意味で!)日々を綴ったエッセイ。坪内さんの本は初めて。新刊書店、古書店はもちろん、図書館をも利用し、古今の書籍は小説だけではなく思想書まで、和書だけではなく洋書まで、更には雑誌にまで及ぶ広範な資料収集の様子には圧倒された。本に次ぐ本の記録!その情報量の多さにに、読んでいる私は溺れそうだ。
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阿部義彦
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ビブリオマニアの坪ちゃんの相変わらずの古本屋日常。同じ本をカバー付きだからとか何かの縁だとかいって買ってしまっています。私はそこまで重症ではないので安心しています。すでに三冊持っているがとハッキリ記憶してるのも凄いが、いっそ忘れていてついつい買った方が幸せかも?
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KAZOO
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坪内さんの本の雑誌社から出版されている読書関連日記の一番最初のものです。1997年1月から2001年6月までの状況が収められています。単純な書評日記でないところがいいのですね。様々なところに出かけて食事をしたり本屋で本を購入したりするところが書かれています。結構行動的なので楽しめました。
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こう
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続編の本日記より、三茶日記の硬い文章の方が僕の好みには合うかな
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