形式:文庫
出版社:筑摩書房
形式:単行本(ソフトカバー)
出版社:晶文社
続き 乱暴なまとめを承知で言うと、本書執筆時に比べ、21世紀になってこの方、出版文化全体の「瘦せ細り」のような物を感じたのは小生の僻目か?最後が小林信彦で終わっているのは偶然であろうか。
「出版文化全体の「瘦せ細り」」出版数は爆発的に増えていて、粗製乱造ってわけでもないと思う。やっぱり情報の洪水かな?いくら良いものでも多すぎたら追いつかない。栄養(出版点数)で過多で却って激やせしちゃった感があります。あまり良い喩にならなかったな。
今年で連載20年となる『週刊文春』の「文庫本を狙え!」。その第1回から第171回までが収録されています。元の単行本は持っていますが、2000年に晶文社から刊行されて、古本で購入したのは2006年。 しかし、その単行本には17回までは収録されていません(その辺りの経緯と何で晶文社が出たのかは、あとがきで書かれています)。あらすじに、「かつては新刊書評であったものが、20年たつことで絶好の古本案内としても読むことができる」とあるように、面白そうな本が多く、楽しめました。
気になったのは唐沢俊一編著『星を喰った男』(ハヤカワ文庫)、荒俣宏編著『大都会隠居術』(光文社文庫)、団鬼六『真剣師 小池重明』(幻冬舎アウトロー文庫)、西条昇『東京コメディアンの逆襲』(光文社文庫)
ヨーイチさん(о´∀`о)ノ 坪内さん、面白いですよね。名コラムです。
二歳違いなので、親近感があって信頼出来るっえ感じですかねえ。
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