“野郎が二人で使えば重量オーバーなんだよ”(OUR HOUSE P48)聖黒オススメにあたり蔵出し、毒書低迷期毒了でレビュがない本ガチ再毒企画。所轄刑事編〜時系列的に次なる聖黒に進まず私立探偵編へ。厄介事が扉を叩くオーソドックスな探偵小説の体で実は〈魂の異形〉話である。間違わぬ〈石橋の龍〉ただ一度の過ちは練を落としたこと、執行猶予付きと思い込んだこと。練を線路に寝かせた麻生、救った韮崎。韮崎の呪いは続く。赤か緑か、裏か表か。光の加減による二つの貌。練が盃を受けたら俺たちはもう…毒毒度:5 おあと5714冊
“昔から大好きなのよ。ナンじゃなくてチャパティを出してくれるってのもいいのよね。それとおすすめは、そうだな、青パパイヤのサラダとか、がっつりお肉が食べたかったら、子羊のローストもイケる”(P98)“肉の代わりに豆が入っている。チャパティはまだ、ところどころ空気を含んで膨れていて、焼きたてだった。スパイスの香りに刺激され”(P101)かつて手柄を横取りしていった沖田慶子と再会する「TEACH YOUR CHILDREN」。沖田の野心を買った及川が本庁に引っ張るも結局、二課長と衝突した沖田は警察を辞めたのだ。
“麻生はチーズを薄く切り、さらに細かく切って、食パンの上に均等にばらまいた。それを二枚、オーヴントースターに入れる。冷蔵庫の扉側に入っていた牛乳パックを取り出し、小鍋で温めた。ナオミの分のマグカップも洗って、インスタントコーヒーを入れ、温めた牛乳をそそぐ。焼き上がったチーズトーストと一緒に、二人分、テーブルに置いた”(Carry On P329)元検事・絹子の依頼で野辺山の別荘へ赴くと、不審な女性が…。落ち着いて話をさせるために、自分自身の頭には栄養を送り込むために、麻生は手近な材料で朝食をこしらえる。
ネタバレシリーズ3作目、4つの短・中編話とエピローグ。 ①タイムカプセルを探す女性「OUR HOUSE」②セクハラで訴えられた私立中学校長「TEACH YOUR CHILDREN 」③昔の逮捕した男の息子さん「デジャヴ」④アレキサンドライトの指輪を探す元検事絹子「CARRY ON 」 どの話も練はほんの少ししか出てこないがエピローグで2人の方向性が決まる。RIKOシリーズでの麻生はほぼ記憶にないが、花ちゃんシリーズにも登場したので、今後の様子を追いかけたい。
(ネタバレも含むし腐女子の感想なので注意) 探偵事務所の衝立の向こうで、その、ごにょごにょ、大変萌えましたありがとう。短編の合間に挟まれる練と麻生のやり取りが気になりすぎて、肝心の事件に集中できない時がありました。特に最後の短編は複雑なうえに練の進退が気になりすぎて……ほとんど事件のこと理解できなかったわ。練、なんで抜けられないんだよ、そんなに麻生に執着してるのにさ。。麻生、お前はいい加減にしろ。及川を振って妻に捨てられたんだから、今度こそ信念とか言ってないで練を取れよ!?!?(まだ麻×及派ですはい)