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イマジン・ノート (集英社文庫)

感想・レビュー
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あまぐりこ
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ネタバレ幼少期のトラウマを、作品に昇華し、乗り越えたんだなあ。蝶よ花よの少女漫画から読み応えのある青年漫画まで。いろいろ読んでみたい。対談よりもエッセーが落ち着いていてよいなと思った。
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とらこ
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槙村さんの骨組みが分かったような気がする。今まで読んできた作品のヒロイン達の焦燥感や不安定さに強く惹かれてきたけど、創作は槙村さん自身の修復作業でもあったわけね。ところで槙村さんの出身校、友人知人・そのお子さま等々、何人か同窓生がいます。皆さん個性豊かで、好きなことを仕事にして愚痴ることなく、機嫌良く暮らしていらっしゃる。個性を伸ばしてくれるいい学校みたいだよねー。羨ましい。
0255文字
halfpint
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こりゃなんかわたしにとっては、『おいしい関係』を何度も読み返して読むたび泣いてしまって、なんなんだろうこのマンガは、と思った時期に買って積んでた本ですが、読めてよかったですね。
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扉のこちら側
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2018年350冊め。槇村作品としてのテーマである「女性の自立」や「母娘関係」の原点は、子どもたちを置いて行った母親、父親からの性虐待を背景に、自身が活路を模索し続けた結果であろう。ただ成功者にありがちで、あまりに強すぎて時々鼻につくほど現れてしまうのだけれど。
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鎌田一恵
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マーガレットは小中学生だった私の愛読書だった。高校生になって、読み続けていた連載が終わったことで卒業した。その頃槙村さとるは中心的漫画家。大人になって、大好きだった話がそんな苦しみながら描いていたのか…など生い立ち的エッセイと漫画家としての制作の裏側インダビューで綴られている。辛い過去もそれがあるから今の自分がいると断言できる強さが頼もしい。ちょっと棚の漫画を読み直そう。
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姐さん
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図書館の「返却されて来た本」の棚から。子供の頃に漫画を読ませてもらえなかった私が社会人になって唯一買って集めた漫画家さん。集めたものは実家の納戸に押し込められているけど。未だに漫画は読まないけど。この人の描く話はいつも何処に何かがあるような感じで軽い気持ちで読んではいけなさそうな。その訳がわかったような感じかな。実家に戻ったら納戸から探してこよう。
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ケロコ
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槙村さとる、衝撃の告白エッセイ。なるぅ、彼女の描くお話のどうしようもない鬱々とした感じが納得できてしまった。槙村さとる、大好きなマンガ家だ。これからも読み続けていこうと思っている。
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桐島陽依
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持ってたハズ…と思ってガサガサやったら出てきた本。ブックオフに売る前にざっくり再読。何がどうというか、赤裸々過ぎる&精神がボディビルダーなごっりごりな筋肉思考エッセイは、やーっぱ、ぼーっと生きてる甘ちゃんなあたしにはキツかった。自分正しい!自分はこんな苦労と努力をひとりでしてきた!!という主張は分かるんだけど、あまりにもそれを読者に押し付け過ぎな感がある。最近ではマンガ作品もそーゆーふう、らしい…マンガはエンターテイメントに徹して欲しいもんだ。最後になったが、ここんちの親父は最低過ぎる…。
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レイノー
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2002年刊行。◆著者のファンが読んでよいかどうかが悩ましい、と思えるほど、強烈な自叙伝。◇ここまでカミングアウトせずともとは思うが、第二の生誕には不可欠かもしれないという感慨も。槙村作品は未読だが、本エッセイからは作品を読んでみたいと思わせる力強さ、エネルギーのようなものを感じた。ただ、こちらが精神的に落ちている時にはとても読めないな、とも思う。◆ちなみに「『面倒くさい』との口癖ある人は自尊心が低い」とは、著者の見立てだが、激しく首肯してしまった。
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MBBS
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そもそも槇村作品(漫画)を読む時は私の中に迷いがあったり、何かで行き詰ったりする時が多い。漫画の中で答えを模索しようとしているんだと思う。ダイナミックな話もいいけれど、じっくりと中身を読ませる話を好んでしまう。なぜそうするのか。その答えがこのエッセイに凝縮されている。作者の歩んだ道、感覚、紡ぎだされる物語の根幹にあるもの。私は彼女のような体験はしていないけれど、家族に対しての思いや、自分で自分を殺してしまった経験、被害者の気持ち、自分と向き合い承認する、今の自分を肯定するために過去も肯定する――そういうキ
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izumiumi
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「私は時代のガスなんていうものと闘う気なんてしなかった」と書く槇村さとるは現在の社会に問題を感じているが、社会派ではない、リベラルというわけでもない、職人かたぎで古めかしい価値観を持つ部分もあり、ジェンダー観や職業観がマッチョ気味だ(比べると山岸凉子はインテリ的だと思う)(古いジェンダー観と代替医療などの自然派好みとは親和性がある)。だが優しく繊細な作家だと思った。「明日のある子供を励ましたい」、素晴らしい姿勢だと思った。
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さくらこ
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この人田口ランディに何だか似ている!こういう人に私は惹かれるんだよなー。作品もだいぶ読んでいるけれど初期の短篇はまだ未着手のものが多いので読みたい。ここまでくると作品は勿論だけれど、このような作品を生み出す作者に興味が湧く。
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けぱはな
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そっか。そうか。槇村さんてこんな人生を歩んで、こんなことを考えてきた人だったんだ。「イマジン」で卵の殻を破って生まれ変わるシーンがあるけど、あれが彼女自身なのかと。
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kuroko
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「幸福になる一番の近道は自分を知ること。」確かにそう思う。でも嫌なとことはつい目をそらしてしまう。。。
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かやこ
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大ファンだったので購入。読後、どん引き。まったく読まなくなった。自分でも不思議だったが、どうも描くお話は好きだっただけに、その楽屋裏、舞台裏は知りたくなかったようだ。
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