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十二の意外な結末 (新潮文庫 ア 5-11)

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オイコラ
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ネタバレ明確にオチがあるものと、ストーリーで読ませるものが取り揃えられている感じ。前者では「本物じゃない」、後者では「ア・ラ・カルト」かなあ。最後の話「クリスティーナ・ローゼンタール」は、なぜ最後にこれを入れたのか考えてしまう(悪い意味ではなく)。「完全殺人」で始まり、この話で終わるという短編集の構成も意外な結末の一つのような気がする。
0255文字
kniho
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ネタバレ意外だったりそうでもなかったりの12編。「完全殺人」(実は主人公が陪審員長であったという叙述トリック)「清掃屋イグナチウス」(実は銀行の口の堅さをチェックしていた)「泥棒たちの名誉」(実は執事がワインをすり替えていた)あたりが面白かった。最後の作品は単なるいい話で非常にがっかり。
0255文字
N田
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ネタバレ○完全殺人 …オチ上手い ○清掃屋イグナチウス …オチ上手い ◎ア・ラ・カルト …いい話だ △本物じゃない △気のおけない友達 …ちょっとしんどい ◎掘出しもの …いい話だ ○ブルフロッグ大佐 …なるほど △チェックメイト …八百長野球拳 ◎泥棒たちの名誉 …ウンチクシリーズ、よく見抜いた ○うちつづく事故 …ナイスな妻だな ○抜け穴 …談合話もパターンだな ○クリスティーナ・ローゼンタール …子供の第二章がありそう
0255文字
りんご
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ネタバレ愛人を殺した事件の真犯人が陪審員長だった「完全犯罪」。下品なお金持ちは審美眼がなく、きちんと見る目があった夫婦が市価の20分の1でトルコ絨毯を手に入れる「掘り出し物」。美女に脱衣チェスで最終的に鴨にされる「チェックメイト」。など意外というよりは、従来の小説等で描かれてきたステレオタイプがおちに使われているなあという印象。ただ、親友同士で組んで名誉侵害の訴訟を起こして和解することで節税対策というのは、非常にイギリス的というか、ジェフリー・アーチャー的でこれだけ意外で面白かった。
0255文字
村上春巻
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ネタバレ【A+】※読んだ日不明の、ふと思い立っての、備忘録的登録(購入→紛失)。ワインとペルシャ絨毯の話がよかった。A Twist in the Tale(1988)
0255文字
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十二の意外な結末 (新潮文庫 ア 5-11)評価85感想・レビュー5