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ベンヤミンの生涯 (平凡社ライブラリー)

感想・レビュー
7

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アザッス
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難解だがベンヤミンの「アクチュアリティ」を絶対に手放さない姿勢は本当に優れていると思う。
0255文字
hidehi
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ベンヤミンは亡くなった時、48歳だったのね。なんか老けた写真が多いのでもっと年を取った人なのかと思ってた。この本は、ベンヤミンの思想というよりは、その人間関係やいろんなエピソードを中心にその生涯を追ったもので、彼の人となりが見えて興味深い。面倒なやつだったのね。どんな考え方の人でどんな経験をしてきたかを知ると、ちょっと難解気な彼の言葉も、共感をもって理解できる気がしてくる。面白かった。けど、解説が難解でちょっとげっそり。編集者としてはバランスを取ったつもりなのだろうか…
0255文字
どらがあんこ
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読後に残る根源と回想の渦のイメージ。それも固定的な裁断ではなく、現前するものとして色鮮やかである。ただやはりそれは「歴史をさかなでするもの」であり戦慄なしでは考えられない、シビアなものであるのだなと。気がつけばいつの間にか固めてしまっていて、それでもって動的だと言っているのだから皮肉なものだと思う。(自戒をこめて。)
0255文字
ダンパー
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彼は、同時期の亡命文学者たちと同様、資本主義的な文学市場の要求に応じざるを得なかった。しかし、あくまでも自分の関心外の仕事を行うことがなかったことからは、彼の学問に対する姿勢が身振りとして伝わってくる。
0255文字
misui
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ベンヤミン入門に手に取った。ベンヤミンが生涯を通じて関わることになった「天使」のイメージをひとつの軸に、第二次大戦において彼が「境を越える」までの歩みを概観する。難解でいまいちこれという理解は得られなかったが、苦悩に満ちた生涯とその真摯な姿勢ははっきりと感得できた。これから関連書にあたって彼の思想の細部を詰めてみたい。
0255文字
シュミットさん
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「夜のなかを歩みとおすときに助けになるものは、橋でも翼でもなくて、友の足音だ」
0255文字
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