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纐纈城綺譚 (ソノラマ文庫NEXT)

感想・レビュー
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イコ
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宇治拾遺物語読んだら忘れる事の出来ないエピソードの纐纈城、國枝史郎の神州纐纈城と本書はそれを元ネタにした小説、國枝よりもこっちの方がその後の話という感じで、史実も織り込んでいる。The武侠小説。
0255文字
しましま
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ネタバレ久々の再読。痛快・冒険活劇!中国史&宇治拾遺物語を題材に、田中さんお得意の講談本に仕上げ、キャラの魅力だけでも(あ、以外も充実♪)読ませる読ませる☆いつ読んでもワタシ的には、MVPキャラは性格&目つきの悪いロバですなあ😁思えば田中さんって、処女長篇にもシニカルな性格のにゃんこ(名はネコマタ)出してて、この手の動物書くのお好きなんだろうな~♪王式と二十郎の会話が銀英伝のヤン艦隊連中を彷彿とさせ、思わずにんまり☆それだけにラスト1行の切なさが胸に迫るなあ…あ、食事中に読んじゃいけない本なのは明言しとくぞ!
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紫
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『宇治拾遺物語』で語られた「纐纈城」(神州纐纈城の元ネタ)のエピソード、その後の顛末が分かんないなら自分で書いちゃえ!といった感じで田中芳樹先生が書いてしまった「纐纈城」完結編? 平安朝日本の怪しい説話を大唐帝国の正史の中へ違和感なしに接続してみせた手際がまずお見事。200ページそこそこのページ数なのに展開はめまぐるしく淀みなく、実在の人物たちを投入しつつ「実は若い頃に~」と虚実ないまぜの武侠冒険活劇として成立させているのであります。悪逆非道の「纐纈城」城主の正体は最後まで語られず、何とも不穏。星4つ。
0255文字
響
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20181207。あとで書く
0255文字
槙
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ネタバレ宇治拾遺物語の「慈覚大師 纐纈城ニ入ル事」というエピソードの続きが気になってしかたなかった作者が、誰も書いてくれないので自分で続きを書いたという物語。最盛期を過ぎた唐の長安で売買される赤い布。それが人血をしぼって染めていると知った3人の青年が、唯一、染料にされることなく生きて纐纈城から戻った日本人留学生、円仁の証言を頼りに城を探し、主犯に挑むという虚実ないまぜの冒険にワクワク。おどろおどろしさが中国古典らしくておもしろかったし、唐の皇帝、宣宗がすごく魅力的に書かれていて印象に残った。
0255文字
オイコラ
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アクションシーンより、纐纈城やその主のシーンが印象が強い。読んでて気持ち悪くなった…。時代背景の説明で本筋とは関係ないエピソードにそれるのも楽しみのひとつだけど、今回は、王玄策が好きなんだろうなあ、と思った。
0255文字
keisuke
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他の中国ものを読んでもそうやけど、どこまで史実なのか。正史に書かれている情報から、書かれていない部分を書いてんだからそう思うのはむしろ田中芳樹の思うつぼなんやろうけど。久しぶりに読みなおしたけど、やっぱり面白い。
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三毛招き
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凡作。
0255文字
冬至楼均
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どうせなら「宇治拾遺物語」の原典と「神州纐纈城」を繋ぐ話にしてくれれば。って両者の時代が離れすぎているか。
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りつか
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面白そう! と思って借りてきて、読んでみたらページをめくる手がとまらなくなった。創竜伝とかと比べたら1冊で完結してる分、ボリュームが物足りないとか、少し感じたりはしたけれども、面白かった。完結してからのみんなの行方も、どうなった、ってはっきりとは書かずに、史実では、みたいになってて好きです。【tkb】
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Tetchy
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田中芳樹の作品として読むと物足りない。昨今の作品に感じるのは、作者特有のアイロニーな表現がもはや二番煎じに過ぎなくなっていること。それと、自分の自己満足感を充足させるためだけに終始しているような感じでエンターテインメント性が減じられている事。
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纐纈城綺譚 (ソノラマ文庫NEXT)評価47感想・レビュー11