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紅染の雨 (文春文庫 ふ 31-2 切り絵図屋清七)

感想・レビュー
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タカシ
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切り絵図屋清七の2巻、清七の周りの人達の素性も明らかになってきて面白かったですね。特に藤兵衛とおゆりの素性が分かり今後の展開に期待です。
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やま
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やさしく笑いあり、涙ありと…心を溶かす。御府内の町の切り絵図を作る紀の字屋清七が、江戸の町を颯爽と駆け抜ける人情物語です。竹の春、紅染の雨、夔(き)の神、の連作中編三話の中で、ゆれるおゆりの心を書いた「紅染の雨」が良かったです。「紅染の雨」おゆりの父は、徒目付のお役目から帰ると自害して果てた。そして母が心労で病になり、おゆりが吉原へ行く、紀の字屋の藤兵衛が身請けして。紀の字屋で藤兵衛の娘として暮らすおゆりが、昔の許嫁に騙されて金を貢がされている。清七は、居ても立っても居られず…。🌿続く→
やま

【読後】 藤原さんは、物語の主要登場人物を丁寧に分かりやすく書かれます。そのため理解が早く、物語にす~と入って行けます。此度は「紅染の雨」で、謎に包まれていた紀の字屋のおゆりについて明かします。テンポがよく、余分な文書(捕物だと探索の時間で本の多くの部分を費消)がなく、物語がやさしく、笑いあり、涙ありと…展開が早いです。シリーズ2作目。2011.10発行。字の大きさは…中。2022.06.04~10読了。★★★☆☆

06/10 15:28
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たーくん
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武家を捨て、町人として生きる決意をした清七郎改め清七。与一郎や小平次らと切り絵図制作を始めるが、絵双紙本屋・紀の字屋を託してくれた藤兵衛から、世話をしているおゆりの行動を探ってくれと頼まれる。男と会って金を渡しているおゆりを見て動揺する清七だったが。江戸の風景を活写する人気書き下ろし時代小説第二弾。
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TM
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切り絵図屋清七
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jinya tate
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図書館本 取寄 第二巻
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あき
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ネタバレ1巻では謎のままだった藤兵衛とゆりの関係やそれぞれの過去が明らかになってきた2巻。この先ゆりがヒロインになるのかな。切り絵図作成も少しずつ進み、評判も上々なのに、余計なことに頭を突っ込みたがりすぎる清七と、なんだかんだで手助けしちゃう周りの人間(笑)。イヤミな兄ちゃんがなんか好きだわ。ほんわかしたちょっと天然な奥さんにべた惚れっぽいのが妙に可愛い。
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アニータ
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切り絵図屋清七シリーズ第2弾。作者さんらしい人情ものです。清七(清七郎)と父・長谷半左衛門との関係も気になります。そして兄や兄嫁との関係も。続きが楽しみです。
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むつこ
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切り絵図の第2弾を作成、おゆりの過去がわかるシリーズ2作目。母親の墓石を建て、父との確執も緩やかに穏やかな暮らしの中で清七の出会う市井の人々と地図。町人になっても武士の気持ちが強すぎてハラハラします。
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まっちゃん
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気になっていたおゆりさんの事情が明らかになり清七との今後が期待されます.出開帳のあれこれがよくわかって興味深かったです.与一郎はいずれ名主を継ぐという大役が待っているんですね.
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とし
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切り絵図屋清七「紅染の雨」2巻。武士を捨てて町人として生きると決めた清七さん、一郎や小平次らと切り絵図屋として少し動き出したかな、清七とおゆりさんの行末が気になりますね。
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ぶんぶん
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【図書館】切り絵図作りは順調に進んでいるが清七の周りではいろいろな難事が勃発する。作者は切り絵図制作に庶民の苦労話を交えてストーリーを進めて行こうという考えだと思う。回はおゆりの前身が判る過程に嫌味な武士の影が・・・おるいと菊馬の一件もどうにか元に戻っただけ、すべてがこれからである。三話目は与一郎の父親が紀の字屋を訪ねて来て仕事を依頼する、しかし、仕事の本元の仏像が盗まれてしまう。 ちょっと強引な関わり方だが、物語の進行上仕方が無い、起こるべくして事件が起こるって感じ。これから、肉付けしていくんだろうな。
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snowflake
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清七は秋の白い光を浴びて遠ざかる武家の塗駕籠を見送った。
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Suzu
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切り絵図屋清七シリーズ第2弾。地図作りはそこそこ順調で、なかなか評判も良さげ。そんな中、殺しがあったり、おゆりさんと藤兵衛との関係が明かされ、おゆりさんの不審な行動の裏に男の影が。または与一郎の父が石和から大勢引き連れ、きのかみの出開帳をやることに。そこでも事件が勃発と盛りだくさん。清七とおゆりさんはどうなる?そして市之進とはいずれ決着をつけるのか?長谷家に戻ることはあるのか?そして次巻を読む。
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calaf
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おゆりの過去って、、、人生いろいろありますねぇ...そしてそれは、生きているから言える事で...
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Masayoshi  Arakawa
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20160703108 シリーズ2巻目。
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sai
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切り絵図屋というタイトルに惹かれて図書館から借りてきた、藤原緋沙子さん初読作品! 1、2巻一気読み!  う~ん、切り絵図制作者というよりも、清七は岡っ引きみたいに思えてきた(笑)
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さらちゃん
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謎が解き明かされるごとに増える謎。物語としてはよく練られている。でも主人公があまりにもスーパーマンすぎる。 星3つ
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都希
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切り絵図 ふたり静⇒○⇒飛び梅
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goodchoice
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何となく物語を流れる柔らかさが女性的であり、そこがこの筆者のファンの魅力なのだろう。個人的にはもう少し厳しい流れも欲しいが、まあそこはこのシリーズに求めてはいけないのかもしれない。
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雫
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武家を捨て町人になり切り絵図作りに力を入れる清七郎あらため清七。紀の字屋藤兵衛から世話をしているおゆりの最近、様子がおかしいと言われ探るよう頼まれる。 安定した作者の筆力に読みやすさがあります。時代小説は作家に女性、男性それぞれの特徴があり、あまり偏ると次第に魅力が薄れることもあり…と、私の感覚では程よい人情と力のバランス。
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moo
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前作の話を思い出すのにちょっと手間取ってるうちに、事件は起こり、そして清さんはかっこいい。お兄さんはこれからも、もっと感じ悪く絡んでほしい。
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舟華
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人間の背景が分かってきたので読みやすくはなってきたが、いまいち入りきれないのは時代小説に慣れていないからな…。おゆりの過去が切なかった。おゆりと清さんはこれから進展していくのかな。今回は与一郎の回だった気がする。
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pinoka
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清さん初っぱなから格好良すぎだと思ったら兄さんに釘刺されてるしwあちこち色々首突っ込んで、物語としては面白いけど実際に一緒に仕事してたらちょっとイヤかも(笑)でも、彼にはこのまま格好いい路線を突っ走って欲しいです。読んでいて楽しいので。
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みいちゃん
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忠吉は紀の字屋の店番で本領発揮、活き活きとした姿がホッとする。おゆりの身の上と藤兵衛との関わりもはっきりして、仲間達との絆も深まり、清七郎の父半左衛門へのわだかまりも、少しずつ解けて行っている。第3巻を先に読んでしまっているので、「なるほど、なるほど」と納得しながら2巻読みました。
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おはる
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おゆりの過去も分かりました。登場人物の背景が少しずつ理解できるので入りやすいです。
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あここ
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前回の話を結構忘れてたんで。。。入りづらかった。サラっとでも経緯を書いてもらえると嬉しいなぁ。。 なかなか切り絵図進まへんなぁ。。やっぱ侍が抜けへんのか、清七さんは怖いもの知らずに絡んでいくし(笑)人助けなんやろうけど・・もうちょっと身入れてもいいんちゃう??土台、3人で調べるってゆうのも無理っぽいけど。この3人の関係もどうなん?おゆりさんのコトにしたって隠したまんま調べて仕事疎かになるんやったら初めから何でも相談できる信頼関係作った方がええんちゃうか。みんな気使いすぎで噛み合ってない感じ。これからかなぁ
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まりりんりん
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「竹の春」「紅染の雨」「きの神」の三話。おゆりさんの過去が切ない。初恋はいつまでたっても綺麗なままにしておきたいのは、女性だけなのでしょうか?今後、おゆりさんと清七さんの仲が進展して行くのかなぁ。
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だいしょう@SR推進委員会
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本来の目的である切絵図はなかなか進まないのだけど、紀の字屋を舞台に様々な事柄に関わる清七。「情けは人の為ならず」他人のために奔走している清七を見ていると、何かいい事がこの青年の行く道の先にあるといいのにと、思ってしまう。少しづつ明らかになる紀の字屋の主の過去もまだ何か含むことがありそう。それでも、せっかくの新しい切絵図稼業。わかりやすい説明とその工程の流れの描写をもっと読みたい。けれど、切絵図が完成してしまったら、物語が間延びしそうな感もあり。難しいところです。
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あかんべ
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武士の生まれついてしまうと抜けられないのだろうか、町人になっても清七は武士の匂いがプンプンする。兄の嫌味がいいポイントになっている。この兄さんとことんイヤなやつになって、ずーっと困らして欲しい。
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M2
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1巻は人物紹介編で2巻からいよいよ切り絵図プロジェクトが本格的に始動。面白くなくはないんだけど個人的に何となく微妙。主人公に華がないような気が。
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バンスライク
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☆☆☆☆ 切り絵図制作を進める紀の字屋の清七は商いと制作の中で厄介事にも首を突っ込む第2弾。前巻もそうだったけど、切り絵図制作の「プロジェクトX」みたいな展開は望めない。切り絵図制作と商いそっちのけでもめ事に関わる清七以下、紀の字屋の人々の構図は変わらない。設定は変われど他のシリーズと似たような展開で藤原風人情話が進行する。このシリーズだけ読めばまあまあなのだが、他のシリーズとのデジャブ感も感じるな。 各話とも仲間意識や人情など読み味は良いけど、結末は甘めか。
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どら母 学校図書館を考える
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入院中で、退屈して、前作を読んでないのに、売店で買ってしまいました。 なかなか、面白かったです。江戸の街の地図、各屋敷の氏名まで入れた、色刷りの物を、仲間と作っている、元武士の清七。周囲でおこる事件。どんどん、続きが出そう。
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ポーター
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前作を読んでから少し時間が経ってたから登場人物を思い出しながら読んでなかなか作品に入りこめなかったけど…なんとか読みきりました。清七の切絵図作成とやむなく関わってしまう厄介事を通して物語が進みキャラの過去も少しずつわかってきて楽しくなってきましたね。
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まーら
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清七が町人になったのが、うれしいような。悲しいような。江戸時代だからこそ武士の存在感は、やっぱり大きい。
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紅染の雨 (文春文庫 ふ 31-2 切り絵図屋清七)評価45感想・レビュー36