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幻の女 (角川文庫 か 24-5)

感想・レビュー
66

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bondo
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ナイス不要。600ページ越えの長編ですが、筋のしっかりして読み応えあり。 興味のある方はどうぞ(☆)
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バジル
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内容良く覚えてなかったので、本棚整理の機会に再読してみた。硬派なストーリーや、弁護士なのにハードボイルド入ってる主人公は好きだけど、何故たかが半年?愛し合った女にここまで執着するのか、の根っこの部分が理解できずに終了。しかし文庫本でも重くて、もっと読みたいのに肉体的に無理!って何度もなった笑。
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スナイデル
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3.5
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久遠
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なかなか書店で作品を見かけることがなく、ネットでも取り上げているサイトは少なく、どこで知ったのかさえ忘れてしまったのだが、ずっと気になっていた作家さん。の、代表作? 物語は独特の哀しみに満ちた暗い雰囲気で進み、派手さには欠けるものの個人的には好みな作風であった。衝撃的かつ淡々とラストに向かう展開の中での最後の手紙を読んだ際、心にグッと来るものがあり、何かが頬を濡らしていた。
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しょう
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ネタバレ文庫の厚さからして凄まじいボリュームの本作。物語のキーパーソンである瞭子は事件に巻き込まれ栖本の前から姿を消したが、栖本が瞭子を思う気持ちは果てしなく強く、本人不在のままに存在感を増していく。栖本の描写を緻密かつ膨大に描き切ったがためにこの超長編になったと邪推するが、故に圧倒的なリアリティで冗長な感じは微塵も感じず、隙も無い。主人公が弁護士でハードボイルド?とも思ったが、それも杞憂だった。カッコいいところをしっかり見せつつも、どこか「カタギ」らしく弱弱しい、よく言えば人間臭い部分も見せ→
しょう

→実に生き生きとしている。他のキャラも個性的で非常に面白く、特に薫子の圧倒的強者な感じは凄かった。

09/04 19:49
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タックン
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再読。確かに長い。でも、その年の推理小説協会賞受賞作なので読み応え十分です。弁護士のが主役のハードボイルは珍しいし、法の番人の弁護士に真相を究明させることで、法による解決の難しさ・虚しさを示しているが最後は法による解決を果たさせている。この小説はある意味、松本清張の砂の器みたいな1人の女性の大河小説みたいな感じになっている。男は女々しくて子供だし、女性は強かって改めて思った。登場する女性3人の健気さに共感を覚える。幻の女の人生に哀しさを覚え、最後の手紙に涙が止まらない。長いですがぜひ読んでみてください。
いつでも母さん

読メ開始以前に既読❗️面白かったと記してありました~😊

02/12 13:45
タックン

いつでも母さん>そんな以前に読んでたんですね、さすがです!!面白かったなら再度読んだらどんな感想を持つか楽しみかもです・・・・。私はまた読んでみたいですね。

02/13 08:01
4件のコメントを全て見る
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kthyk
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再掲>「幻の女」といえばウイリアム・アイリッシュ、ミステリーの古典。しかし週末、たまたま読んだのは香納諒一。99年日本推理作家協会賞受賞作。文庫で700ページを超す長編だが、読み応えがある作品。饒舌すぎると感じられるほど、しっかりと書き込まれたミステリー。複雑だが、すべてのプロット、どこにも逃げも隙間もない。こんな人生もあるのだろう、物語は悲しい。しかし、救いがある。作家は得意のはずの言葉ではなく、主人公の行動を徹底的に描ききることでその救いを描いた。彼の次作も楽しみにしたい。
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ちょこまーぶる
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誰もが思う長かったなぁ~と呟いた一冊でした。でも、ダラダラとした内容では無くて、とても楽しく読み終えましたよ。弁護士の元彼女が他人の人生に成りすまして生きていてその謎の解明と共に地方都市の政財界の闇に飲み込まれていく話ですが、次々と現実が明るみになってくるにしたがって、次はどう展開していくのだろうかという想いでワクワクが継続しましたね。それにしても、この弁護士さんの粘り強さと言ったら愛していた女性への良い意味の執着何でしょうかね?自分だったら闇の輩にボコボコにされた時点で撤退ですね。でも、面白かったです。
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tubaki
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文庫本としては厚さ(重さ)と文字の小ささはびっくりです。ハードボイルドはそんなに読んでないですが、主人公が弁護士さんは珍しいのではないでしょうか?結構飛ばし気味に読んでしまいました。廃棄場のくだりがいまいち理解できず、本当はもう一度じっくり読んでみたいですが、あまりのページ数で考え中です。
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いっつぴょん
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ネタバレ長かった。挫折しそうになりながら何とか完読。彼女が別人だった事、汚職に絡む殺人事件、その他合わせて三冊分位をまとめて読んだ読後感でした。
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k5
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欠点は多分やっぱりとどのつまり長いことです。それ以外は美点ばかりの作品で、最後の手紙もきっと長さが半分なら号泣してました。もっとも素晴らしいのはリアリティ。導入部分で、ポエム調の描写と、昔の不倫相手の過去を探る話だと知って絶望感を抱いていたのが、主人公が弁護士らしく法廷文書を取得してから一個一個潰していく姿を見た救済の感覚は筆舌に尽くしがたいです。。。そんなわけでハードボイルドと考えると微妙ですが、社会派サスペンスとして超良作と思います。
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ブルドック
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ネタバレ全体のトーン、世界観。女々しい主人公のあり様…。決して嫌いではないです(むしろ好きかも)。が、事件の謎解き、ストーリーの展開などは、もう少しダイナミックだったらと、無い物ねだりをしてしまう。
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神山信行
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未練たらたら、粘着系のインテリ野郎の話。 嫌いじゃないです。 しかも弁護士だから金もあるので手広くやれて話も広がる感じで。 でも話のつなぎの小言とかも自分好みだったので飽きずに読めました。
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mnagami
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主人公にもう少し感情移入できれば、楽しめるんだが。。。脇役のキャラはなかなかよかったので
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カワやん☆
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最初の展開は?から始まったものの、読み進めていく中でなるほどと思う部分も。全体的には無理があるものの、まずまず楽しめました(^^)
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夜梨@灯れ松明の火
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再読。この本を読んで香納諒一のファンになった人は多いと思います。私もです。
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ぱに
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ネタバレ誰にも感情移入出来ないまま読み進めてしまった。 彼女の手紙をもっと早く見つかってた方が読みやすかったかなー…
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フウミズ
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久しぶりGOOD 99
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ゴマ
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ミステリアスな人って男女問わずモテますね。 主人公があれほどまでに女性の過去を知りたがった理由が私には理解できなかった。
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ヨーコ・オクダ
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長かった!でも、ダレてるんではなく、何度かのどんでん返し的に出てくる新事実がだんだん深く沈んでいくような感じ。弁護士・栖本が主人公。5年前に突然姿を消した不倫相手・瞭子とバッタリ再会したのも束の間、彼女はその夜殺害されてしまう。自分の過去、彼女の過去に思いを巡らせながら、仕事そっちのけで調査を開始。瞭子とは一体何者なのか?調査が進むにつれ、ヤーさん複数登場。全然魅力的ではないキャラの栖本やけど、一応ハードボイルドっぽいシーンもこなす(苦笑)何だかんだ言うて、1番キャラが立ってたのは薫子姐さんやと思う。
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三毛猫メリー
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弁護士の栖本は、5年前に不倫関係にあった女性と偶然再会した。しかし、彼女はその晩に殺されてしまう。     長い話でした。半分くらいの長さでいい内容だと思います。500ページを過ぎてようやく面白くなる感じ。18-38
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トマシーナ
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長い、長かった!主人公の思考が長すぎて途中で挫けそうになった。これは一応ハードボイルドなんだろうか。弁護士もご他聞にもれずストレスフルなしごとだろうけれど、ここまで飲み続けていたらアル中まっしぐらなのでは、という飲みっぷり。こういう私生活を抱えた弁護士に、私だったら仕事の依頼は躊躇するなぁ。愛した女の過去を探ると…というのはよくあるパターンなので、定石どおり最後は哀しいはずだったのだが、あまりに長編だったので疲れ切って哀しみを通り越してしまった。
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T.S
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日本推理作家協会賞受賞。 主人公は弁護士。 昔の不倫相手が死ぬところから話は始まる。 話は長くて、途中で飽きそうになるが、最後には全てわかってスッキリ。
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みやしん
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読了登録
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みやぎ
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あまりの長さに挫折しそうになったけど何とか読了。あらすじ読んで宮部みゆきの「火車」を思い出したが、入れ替わりにヤクザとか犯罪とか絡んでくるので印象が全然違う。特にラストの手紙がハードボイルドちっく。主人公栖本より清野&長谷コンビが好き。
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なおぱんだ
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過去に関係のあった女性の死の謎を追ううちに、産業廃棄物処理の利権に絡む裏社会の暗躍を知り、政界を巻き込んだ一大スキャンダルを暴き出していく、孤独な弁護士の闘いを描いたハードボイルド作品です。普段はあまり読むことのない壮大なハードボイルド。学生の頃に大藪春彦に夢中になって以来です。文庫本で700ページ超の大作ですが、息をつかせぬ展開であっという間に読んでしまいました。複雑に入り組んだストーリー構成もさることながら、実際にあり得るリアルな描写が作品に重みを与えています。
なおぱんだ

追記です。一口にハードボイルドと言っても、著者の作品は完成度の高い一つの世界を作り上げているのではないかと思います。

10/08 09:59
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まうんてんブック
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長い。あんまり好きな話ではなかったです。
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けん504
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感想は先ず゛長過ぎる゛。ご飯何を食べたかまで記述する必要があるの?登場人物が多すぎて人間関係の把握に四苦八苦。途中から諦めてそのまま読み過ごし。それと真相解明部の記述が分かりにくい。私のような回転の悪い脳の持ち主にも分かる説明をして頂きたいと思ったが、そんなレベルの低い読者は想定してないんだろうね。あ~疲れた。
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ken_sakura
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大好き♪( ´▽`)冒頭に「過去は消えず、過ぎゆくのみ。大森荘蔵」と、酔っ払えそうな引用(^_^)五年前に姿を消した、心も通わせた筈の女との邂逅。その日、女が殺害されたことで幕を開ける物語。渡辺淳一の「阿寒に果つ」を思い出させる。死んだ女の生きてた時間を男がほじくり返す。男の男による男のための小説(ほめてますo(≧▽≦)o)味付けは腕力の弱さを意思で補うハードボイルド。固茹でというより何回も茹だっちゃった感じの主人公がとても良い。薦めてくれたおもしろ本棚の先生に感謝。
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アンベラー
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ウイリアムアイリッシュの幻の女と同名小説 内容は全く違う 幻というよりは謎多き女ですね諒子・?真沙未?
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紅茶
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★★★☆☆思ってたより社会派で骨太な物語でした。殺害された女性は何者なのか?なぜ殺されたのか?真相を追ううちに辿り着く不正や癒着、そして、真実。最後の手紙で、女性の想いを知れて良かったです。ただ、主人公の心境が多く描かれているのには、私には少々ハードボイルドでした(笑)
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こくう
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優しさが負担になるときがあるのを、まだ知らない年齢だった/ 苦しいから逃げてると思ってるでしょあけれど、逃げるから苦しくなるのよ/ 軽蔑だけならよかった。その後ろに、愛情と呼ぶべきものが寄り添っている
こくう

逃げるから苦しくなる。逃げない堂々としている

04/04 12:48
こくう

優しさが負担に

08/28 12:01
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はまちゃん
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初香納諒一氏。5年前に突然姿を消した女性の死の真相を追及する弁護士の姿を描いたハードボイルド小説。女性の過去に意外な真実が隠されており、ここから暴力団や官庁、病院も絡んできて、話は複雑な様相を呈し始める。その中を弁護士の栖本は痛い目にあいながらも、真相に辿り着くために必死にもがき続けて行く。栖本がここまで思い入れる理由が今一つわからないが、たまにはハードボイルドで男のあるべき姿を再認識することもいいことだと感じた。
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H
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本屋のお薦めコメントに乗せられ衝動買い。いわゆるハードボイルド。最後まで飽きさせなかったけど、展開はありがちかも。
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Hirohiro
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4.5
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尾塚
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好きな作家の推理作家協会受賞作とのことで期待しながら読みました。5年前に突然失踪した彼女と地下鉄の出入口で再会。翌日彼女は殺人事件の被害者に。調べ始めると彼女の過去は謎だらけ。興味深い出だしでグイグイきますよね。力作ですね。ただちょっとコリ過ぎで話が長いなぁ。ドンデン返しが面白いんですが。最後に被害者の彼女から置手紙みたいな謎解きが。不自然ですよね。でもまぁ、最後まで楽しく読みました。
0255文字
さくら
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★★★5年前急に目の前から姿を消した不倫相手と再会。翌日その女は殺されてしまう。死の真相を探し求めていく話。
0255文字
GO。
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久々の読書〜。日本推理何チャラ賞受賞作、例によって権威にへつらう俺選択。主人公の「何か孤独をこじらせてる感」が、健さんの生きざまを振り返った直後なだけに、余計鼻につく。 ラストのグイグイ感は良いが、イオリンやシミタツのハードボイルドに比べると読みづらいのはなぜだろう?? まあ、一番の原因は忙しさを言い訳にチビチビしか読み進めなかった俺自身である。
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Koji Eguchi
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ネタバレ初香納。長編は苦手じゃないけど、それにしても長かった。事件も登場人物も多く、複雑に入り組んでややこしくて、本当に誰が一番のワルなんだか?弁護士の仕事を全て延期して元恋人が殺された真実の理由を追いかける執念はすごいけれど。それに、ヤクザの世界に深入りしたら命の保証もないことを分かっていながらとことん追及する。自分が可愛ければなかなかできないだろう。別人に成りすまし過去を捨てて生きる瞭子。それでも過去の恨みを晴らすため、危険を省みず事件の真実を追い求める覚悟はいかほどだろう。最後までやりとおした主人公に喝采。
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オレンジャー
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タイトルが全く同じの海外ミステリーを読もうとしたのに、間違って注文してこれを手に入れてしまった。同じタイトルの本がありすぎ。手に入れたから仕方なく読んだけど、それなりに謎が気になった。でも冗長で、不倫していたおっさんのロマンは理解できず、一人で過去の恋に涙して一人の女を思う姿は共感できずに好みではなかった。男性向けの一言。間違うことがなかったら読まなかったであろう本だった。
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幻の女 (角川文庫 か 24-5)評価82感想・レビュー66