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蛇: 不死と再生の民俗

感想・レビュー
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yuma6287
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蛇に魅入られた人々がいた。我々の祖先である。これまでの論考から蛇に関するものを抜粋した論考集。土器から神話、民話まで、あらゆる起点から論考を始める博学さと、意外な繋がりを発見する聡明さが、簡潔な文章で展開されて、終始楽しんで頁を捲った。古代の日本人ひいては古代人が、蛇をどれだけ大切にしていたのか伺える。毒を持ち、脱皮し、大柄の生物という要素に神聖さを見出すのは当然であるが、彼らのヘビ観が我々と大きく異なることが驚きでした。本書を通じ神話の知識が増やしたい思いで借りましたが、狙い通りの体験が出来て良かった。
yuma6287

「古代方言では〜であるから」という箇所ではその根拠を求めたくなったがそこまで求めても仕方ない。今後の課題読書とする。

01/29 19:28
yuma6287

【メモ】住江大神の筒之男、ミツハ、ククリヒメ

01/29 19:32
0255文字
拡がる読書会@大阪
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蛇に関する日本の民俗学的視点から、その象徴性や信仰の歴史、文化的な役割を詳細に解説したものです。 蛇という存在が日本の古代信仰や民俗、さらに人々の心の中でどのように受け止められてきたのかを掘り下げています。 特に、蛇が象徴する「不死」と「再生」のテーマを軸に、生命の循環や自然との関わり、人間社会での象徴的役割を探求しています。 https://note.com/sharebookworld/n/nac68487c8fa6
0255文字
穂積臣
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0255文字
らむだ
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縄文土器の蛇の意匠からシャーマンと蛇の密接な関係を読み解き、古代から息づく蛇信仰と蛇伝承を探る書。短い文書で様々なテーマを語っているので、初学者でも比較的読みやすい構成になっている。
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綾
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蛇は不死と再生の象徴として立ち現れる。井戸尻の頭髪がとぐろをまく蛇になっている女性土偶が興味深い。巫女を表しているのではないかと著者は指摘する。民俗研究は「こじつけでは?」と疑ってしまう点もあり、何をもって理解できたと言ってよいのか悩んでしまう。
0255文字
saba
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面白かった!表紙の土偶めっちゃ良いなあ。実物見たい!諏訪~南信州の蛇神信仰を訪ねて回りたい。海側の龍蛇信仰と山のそれとは別のルーツなのかと思っていたけれど、そこもまた人の往き来でもたらされた枝なのだ。川にも海にも空にも、人は神の使い的に龍≒蛇を見る。虹も好きだが雷にも魅入られる。微妙に言いづらかったが、今後「縄文的な気持ちで」と称するか。
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潮
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読了し図書館に返したが、また読み直したい。面白い。
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ぶっく
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図書館。読みやすく解りやすい。
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かいけん
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レビューでもなんでもないけど、妄想をblogに書きました。 http://ow.ly/CmYdS
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壱倉@アカウント移行
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縄文土器に見られる蛇の意匠に始まり、古代日本における蛇と人との関わりを解く本書。琉球・朝鮮半島や海人の伝承を中心に解釈されており、水霊や龍との関連性は軽く触れる程度に止まっていたのが少し残念。ただ、方言と蛇との関連性に突っ込んでいた点はとても興味深い。方言の伝播と変遷に焦点を絞った著書があれば、是非とも読みたいのだけれど。
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猫武炸成
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表紙写真:蛇を載く土偶(井戸尻考古館蔵)  装丁/毛利一枝
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