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じゃりン子チエ (番外篇) (双葉文庫―名作シリーズ)

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yasubei
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ネタバレ収録されている話はどれも味わいがあるが、読んでいて一番心に残るものがあったのは「その後の梅若」。どらン猫小鉄本編では血で血を洗う抗争を繰り広げた猫町銀座とは違う落ち着いた雰囲気で、小鉄が初めて必殺玉潰しを喰らわせたガタロの梅若という猫が登場する。そこで梅若はジュニアと、小鉄は梅若の息子の床若と話をする事になるのだが、その過程で感じたのは梅若が小鉄に対する恨みよりも、息子の床若との関係が上手くいかないのを悩む父親になっていたという事。それは家族同士ですら信用できなかった猫町銀座のヤクザ猫達とは違っていた。
yasubei

「小鉄が今日の小鉄にならまでそれは色んなことがありました よくケンカもしました それは若い頃僕たちがよく抱くあの"男"というなんの意味もない言葉に対する過大な幻想のためでした(中略)ガタロの梅若は電気ノコギリをふりまわすような名うての乱暴者でした 勝ちゃあええというのが彼の思想だったのです(中略)逃げることも出来たでしょう しかし小鉄の男がそうさせなかったのです」この序文に梅若の変わりようと小鉄が父親を馬鹿にされて憤る床若に「…ええ子や」と漏らした理由が込められているなと。

04/27 22:37
yasubei

「ならまで→なるまで」の間違い。

04/27 22:39
3件のコメントを全て見る
0255文字
黒髪
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ジュニアの失恋話が好き
0255文字
瑪瑙(サードニックス)
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ネタバレじゃりン子チエの番外編。小鉄とアントンJr.が中心。まるで人間と同じような世界が広がっていて、そんあアホな!と思いつつも、楽しみました。タバコをふかしながら(実際の猫ではありえない)「輪ッ、輪ッ、輪が三ツ!!」には笑ってしまいました。それこそ、そんなアホなと思いながら。
0255文字
コノヒト
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副題が「どらン猫小鉄奮戦記」。小鉄とジュニア、物思う二匹の猫の会話のやり取りが楽しい。飄々として、時に含蓄のある言葉を発する小鉄が格好いい。ダンディー。
0255文字
pushman
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小鉄とジュニアのやりとりはおもしろくて、含蓄があります。でも、やはり本編を読んでこその番外編だな、と思いました。
0255文字
きりだんご⭐️新潮部
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●ブックオフ
0255文字
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