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不思議の国のアリス

感想・レビュー
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jamko
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図書館で見かけて、こんな挿絵のアリスあるんだ!と。中面もシュールなカラーイラストがたっぷりで大満足。アリスの世界にはシュールさが合うと思うんだ(でもダリのは怖すぎる)。ユーリア・グコーヴァ、ロシアの挿絵画家。他の作品も見てみたい。ちなみに酒寄進一氏による訳文も読みやすい。酒寄氏の翻訳、既読ではシーラッハやノイハウスなど。
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小夜風
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【図書館】「砂糖菓子の男」のユーリア・グコーヴァさんの絵が良かったので、グコーヴァさんの描く「不思議の国のアリス」を。ツヴェルガーさんのアリスもとっても良かったですが、グコーヴァさんのアリスも素敵でした♪挿し絵のない頁だと寂しくて、挿し絵があるとワクワクしました。フラミンゴが花のように描かれているのが好き♪
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ペイトン
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「まえがき」が「ま、絵描き!」となっていたり遊び心があります。絵はドゥーシャン・カーライを思わせるような色使いで美しいです。また一つ違うアリスに出会いました。
リリィ

アリスのまっすぐな瞳にぐっと吸い寄せられますね。遊び心のある文章も楽しそうで、読んでみたくなりました♪

05/02 07:55
ペイトン

リリいさん、ぜひ〜〜!ひと味違うアリスに出会って下さいね♫

05/02 10:24
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yn1951jp
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ヴィクトリア朝ドレスのテニスンのアリスやピンクの薔薇のワンピースのラッカムのアリスも素敵ですが、グコーヴァのアリスはどこにでもいそうなチェックのワンピースの女の子がモノクロ線画で描かれています。これに対してアリスの前に登場するのは青いイモムシ、緑のカエル顔の召使い、黒い顔に赤い唇の黒いチェシャネコ、ピンクフラミンゴなどカラフルなナンセンスキャラ。グコーヴァらしいのはターコイズブルーの海や空、扉や窓による位相幾何学的空間イメージ。最初と最後の原っぱの蝶と日傘(図と地が反転)が印象的。アリスの名作の一つです。
yn1951jp

アリスにまつわる数えきれないほどの創作世界(物語、絵、動画、音楽、キャラクター、装飾・・・)はまさに迷宮のようで、深く入り込むと中世の森のように出てこられなくなりますね。キャロルの「少女愛」を強くイメージさせる金子国義のアリスもそうしたその一つです。 http://plaza.rakuten.co.jp/theecho/48003/

12/31 10:32
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ケニオミ
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「不思議の国のアリス」は本棚の隅に洋書として持っていますが、本書で初めて読了しました。アリスの夢なのですから、出来事が現実から逸脱していてもおかしくはないのですが、あまりものナンセンスさに正直ついて行けませんでした。そんな中でも、好きなキャラクターは、二言目には「首を切れ」と言うハートの女王ですね。「死刑!」を連発する「がきデカ」のこまわり君に大きな影響を与えたのではないかと思いました。それにしても言葉遊びが多いので、翻訳の際の苦労は大変なものだったのではないかと思います。外してしまっていましたが・・・。
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ヴェネツィア
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『アリス・オンパレード』第25弾。タテ27cm,ヨコ20cmの大判サイズ。出版は新潟の西村書店。訳者は酒寄進一。ドイツ文学者で、グリムなどドイツの児童文学の研究者らしい。どうしてドイツ文学畠の人が選ばれたのかは不明。ルビはほとんど付されていないので、年少の読者は想定されていにようだ。訳文は、口語的な感じを出すことに留意している。さて、本書のトピックスはなんといっても挿絵のユーリア・グコーヴァだ。モスクワ生まれの新鋭。テルエルからは相当に遠くまで来た。全体に漂うムードは、そこはかとないシュールな趣きだ。
ヴェネツィア

yn1951jpさん、ご教示ありがとうございます。それにしても、英米文学の翻訳者は多いのに、どうしてまたよりによってドイツ語版からの翻訳だったのでしょうね。

12/31 10:46
yn1951jp

先に私が読んだ「砂糖菓子の男」もVerlag J.F.Schreiber Ltd. Germanyが初版のようです。グコーヴァの絵本はここからの出版が多いようです。

12/31 11:47
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