形式:新書
出版社:KADOKAWA
二編目の「玄冶店伝奇」は歌舞伎の「切られ与三郎」をパロディ化したトチ狂った内容でして、「死んだはずだよお富さん」が本当に死んでから生き返った吸血鬼だったという展開がバカバカしくて楽しい。これ、最近の若い人には分かるのでしょうか……? 初出は昭和六十二年ですけれど。物語は吸血鬼が江戸に飽きて蝦夷へ帰ることを決めてしまい、鉄太郎の兄の主馬、兄嫁の加津が犠牲になって、本当の戦いはこれからだ!というところで下巻に続く。
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二編目の「玄冶店伝奇」は歌舞伎の「切られ与三郎」をパロディ化したトチ狂った内容でして、「死んだはずだよお富さん」が本当に死んでから生き返った吸血鬼だったという展開がバカバカしくて楽しい。これ、最近の若い人には分かるのでしょうか……? 初出は昭和六十二年ですけれど。物語は吸血鬼が江戸に飽きて蝦夷へ帰ることを決めてしまい、鉄太郎の兄の主馬、兄嫁の加津が犠牲になって、本当の戦いはこれからだ!というところで下巻に続く。