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その日暮らし (集英社文庫)

感想・レビュー
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桐葉
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今から20年くらい前の本だが,現代に通じる視点が新鮮だ。バリアフリーの話やアジアの話,自分の家族の話どれも生き方が鮮明で潔い。
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えこ
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私の理想の生き方です。便利な都心に住みながらも、暮らしの中で自然や環境を大事にしていて、小さな緑を楽しむ。とても忙しそうだけど、シングルマザーでも3人の子供を養える甲斐性はあるし、手のかからない年齢になると友人と海外旅行もする。羨ましい〜!
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ごはん
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古本屋でたまたま手にした一冊。社会への鋭い視点と、暮らしへの探求心、人間関係の大らかさ。森まゆみさんを知ることができてよかった。「人情とは貧しさと孤独とええかっこしいで成り立っている」。今どのくらいの町が共同体として機能しているのだろう。過疎高齢化が進んだ田舎よりも、都市の下町の方がまだ余地がある気がする。 最近読み返した「眠れるラプンツェル」について触れていて、なんだかシンクロを感じた。この恋愛小説を、現代の都市小説、マンション暮らしという観点から読み解くと、見方が広がって面白い。
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つるる
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作中に何度も登場する元夫さんに、「あなたは彼女みたいなエッセイを書くね」としみじみと言われて手に取った本。めっそうもない。私には彼女のような文章力も、地に足のついた生活の所作、考え方、そして女手一つで三人の子どもを育て上げる逞しさも、なにも身についていない。反省しきりである。 それにしても、彼女はこの元夫さんへの恨み言をひとつも書いていない。父から「なんであんないいヤツと別れたんだ」と言われたエピソードまで書かれている。しかも別れたあとも彼女の父母と義父母は交流があるという。そんな関係も、いいなと思う。
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misalyn
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3人の子どもと寺の家で暮らした様子や国内外に旅をした時のことなど多岐に渡って書かれていて、森さんの生き方や考え方がわかる一冊で面白かった。湯布院のまちづくりに関する考え方取り組みに感心し、ベトナムの心のバリアフリーに驚いた。インドの海・ガンジス河の使い方(トイレ事情)は今まで聞いた話以上の事実があるようで…絶対に行かないなと思った。
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ぶんぶん
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やはり良い。 日記風のエッセイを読んだ後だから余計に感じる。 森まゆみの着実な生き方と視線の先にある光景、エッセイという物はこんな感じで、心に響いたものを書き写したい。 日々の路傍の植物、ゴミに関する視点、コンビニの一考察、暖かく見守る森の視線がある。 エッセイは日記では無い、そこに、作者の想いが無ければ読む価値は無い。 この作家を読む度に思うが、自由に生きていると感じると共に、自分にも厳しい人なんだなぁという事。 「寺暮らし」と共に珠玉の一冊。 杉田比呂美のカバーと挿し絵が、雰囲気を伝え、洒落ています。
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Q
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なかなか面白かったです。未来の為に今を犠牲にしたくないとか、日本人は壁を作り過ぎてるとか、共感出来ました。インドの話は強烈でした。
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たいよう
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地に足がしっかりついた生活をしている著者がはすにかまえるでもなく、ちゃんと物事を観て書いた文章でした。エッセイでも読みごたえあり。
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ikedama99
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昼に読む本に決めていた。折に触れ読んでいく。目からうろこの感がおおい。身近なところにこれだけどきりとするものがあるのだと改めて思った。この人の本、もう少し探してみます。また、須賀敦子さんの本も探してみます。
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楽天家業
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著者の日々日誌が中心。エッセイ集は人の考えや人生を追体験しやすいのでたまに読むのだが、自分の意見と異なる考えに振れた時が特に愉しい気分にさせてくれる。それは、自分がちょっと別の世界に入った気分にさせてくれるからだ。また、その人が人生の中でどのような人物に出会い、どう影響を受けて来たかも知る事が出来る事のも魅力の一つだ。今作では著者を通して見た須賀敦子氏の考えや行動に触れ、今度は須賀敦子氏の世界に飛び立とうと思う。
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朱音
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表紙に惹かれて借りたらまたもや二冊目(!)だった。身の回りのことについてのエッセイなので読みやすくていい。「谷根千」は未読だけど地域密着雑誌っていいなぁ。谷中の辺りは大好きなんだけど、夫も友人も一度行ったらそれでよし、みたいな感じで、じっくり探索したい私とちょっと趣味が合わなくて欲求不満気味なのであった。
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駄々猫
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お寺暮らしからマンション暮らしに変わり、子供たちも育って、海外旅行にもよく出かけるようになった森さんの、日々の暮らしや旅行先で感じたことが短めに書かれた一冊。「そうだな」と頷く文章もあれば、「ん?」と思う部分もあるけれど、全体にサッパリした印象で、余り心にも頭にも残らない。そんな中で、須賀敦子さんへの追悼文のような2編が、須賀さんへの思い入れタップリでとても良かった。
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青
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前作「寺暮らし」の表紙が気に入って購入して以来、何となく気になる森さん。寺暮らしのときからずいぶんと子どもたちも大きくなったんだなと何だか親戚の子を見るように読んでしまったが、今ではもう大人なんだろうなあ。
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ニャンゴロ
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なぜか本屋でタイトルとカバーに惹かれて手に取った一冊。読んでほんわか。日常の忙しさにかまけがちな日々にちょっとした視点を返るときっとこういう毎日になるんだろうなぁ。
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いちはじめ
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身辺雑記的なエッセイ集。森まゆみは他の人を取材して書くと素晴らしいが、自身のことを書いたものはちょっと……
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