読書メーター KADOKAWA Group

ピューマの影 (インカ...1)

感想・レビュー
5

データの取得中にエラーが発生しました
感想・レビューがありません
mob
新着
主役男女の出会いの前までは、なかなかに良い雰囲気のある小説だった。勉強して取材して書いた文章は尊いものだ。 しかし、史実と冊数を考えれば、間延びもいいところだろうに、なぜこの題材を選んだのだろうか。うがった見方かもしれないが、旧社会だけ否定して悪事に加担せず、容姿的にも欧州女性に近い「漂白したマリンチェ」でも作りたかったのかな? この話はピサロとインカだが、フェミニズム界隈がアステカ滅亡に加担したマリンチェ(コルテスの協力者で現地妻)に同情的なことと似た思いを感じる
0255文字
キムチ
新着
頭の中のインカ幻影が濃密な時の勢いで読了。マチュピチュを始め、コンドル・リャマ・コカ・・そして現地の人々の細かいリサーチが入っているせいか、クスコ、インカ帝国が丁寧に描かれている。とはいうものの、ピサロが入る時にいた混血少女アナマヤがすっと、一行のガブリエルと恋を語り合える設定でドボン。そんなに自由な気風で交流するとは思えない。インカの遺跡が残すなぞは全て「なぜ?」が強烈に息づいており、インカトレイルが皇帝のみ、歩けたという。今でも頑なに「神への祈り」の時を守り続ける人々とは些か異にしたノベルという感じ。
キムチ

以前挫折した「太陽の王ラムセス」を思い出した。1巻でモチベーション低下。続きは暇なときに。3人の欧米人が合作で書いたモノで、欧米では20万部売り上げたらしい。歴史フィクションロマンスといえるかな。

06/22 13:46
0255文字
履庵
新着
これもインカ帝国の話。最後(と言われる)の皇帝アタワルパの頃の話。スペイン人とインカ帝国の人々の話で、はるかなる黄金帝国の後半部分が話が重なっているので、面白いな~と思って読みましたが、3巻頃(最終刊)にはスペイン人視点が鼻について、ちょっとトーンダウンした記憶がある。
0255文字
莉野
新着
巫女メラニィが主人公のオラクルの3部作になんとなく似ている気がした。 スペイン、ピサロ一行のガブリエルとインカのアナマヤが主人公の歴史小説。インカ時代の道具ゃ衣装が物語で息づいている。ただ気になったのがスペインとインカの会話がどちらも西洋風なこと。用語はインカのものだが言い回しゃジョーダンは西洋の小説のそれなのが妙に気になった。しかし内容は面白い!次巻も早く読みたい。
0255文字
Esperanza
新着
インカ帝国先王の声を託された混血の少女と、征服者としてやってきたスペイン人青年を中心に添え、ペルー総督ピサロや最後の皇帝アタワルパなど実在の人物も生き生きと交えて描かれる歴史(ロマンス?)小説。「太陽の王ラムセス」シリーズと同じ編集者。エピソードが助長的などの構成もそうだが、インカの暮らしや思想が目に浮かぶ考証の深さもラムセスシリーズに比肩。今後神様のご都合主義で話が進まないことを祈ります。
0255文字
全5件中 1-5 件を表示

この本を登録した読書家

今読んでいる読書家全1件中 新着1件

積読中の読書家全0件中 新着0件

登録しているユーザーはいません

読みたい本に登録した読書家全3件中 新着3件

ピューマの影 (インカ...1)評価67感想・レビュー5