形式:単行本
出版社:童話屋
「君死にたもうことなかれ」は当時「国家観念をないがしろにし危険なる思想の発言なり」と批判されたが「天皇は宮中に安座しながら、死ぬるがおだてて人の子を駆り、人の血を流さしめ、獣の道におちいらしめ給う。無慈悲なる御心根かなとは何事だ!」と反論する。元は天皇制否定論でもなくただ「女の思想」を歌い上げたという。昌子が逝っても詩は100年経っても生き続ける。個の怒りや悲しみの感情が詩となり一民族の胸に生き始める。
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