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村上 春樹(11)茂木 健一郎(1)宇野 重規(1)84%村上 春樹7%茂木 健一郎7%宇野 重規著者グラフ上位10名
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那由田 忠
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ネタバレおそらく四読目。ト書のように細かく場と動きを客観描写するが、「次の闇が訪れるまでに、まだ時間はある」のような状況に深みを与える説明や、巧みな比喩が時々行われる。この小説は7時間ほどの都会の人生模様の切り取りという実験作なので、いつもの村上文体が抑えられている。逃げ回って各地のラブホに勤めているコオロギと、若い娼婦を理不尽に痛めつけたエリート技術者、彼を追い詰めようとする中国犯罪集団の男、ジャズ好きを諦めて司法の道に進もうとする男子学生、中心に描かれるマリ19歳と眠り姫のエリ。短編的に楽しむ11作目の長編。
0255文字
那由田 忠
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ネタバレ四読目、それなりに時間かけて読了。様々な疑問を残して終わるが、一度手を握りあっただけの二人が、20年もの間密かに憧れ続けて不可思議な時間を経て再会し、元の世界で平穏な生活を始めるという恋愛小説。その世界を濃密な語りで紡いでゆく長編小説。世界が善と悪の対立から成っていてそのバランスを保つために、青豆がリーダーの命を断ち切り天吾は空気さなぎと二つの月の物語を書く。  最後の最後の部分で、「私」が初めて使われている。戻った世界で老婦人から殺害指令を受けていた。タマルとの再会があるのだろうか。
0255文字
那由田 忠
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ネタバレ四度目。青豆と天吾の間に牛河の章が入る。青豆は微かな呼びかけを聞いて引き金を止めて生き続けると、天吾の精子を受けたとしか思えない処女受胎となる。天吾は猫の街は行き意識を失った育ての父に語り続け、ドアを叩き続けるのを止めるように頼んで帰宅する。牛河は二人の接点を見出したものの謎が解けずにアパートに張り込むこととなる。再び天吾が滑り台に登っても青豆は現れない。いつ再会するのだろうか。その時に元の世界に戻れるのだろうか。巧みなストーリーの結末に期待が高まるばかり。
0255文字
那由田 忠
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ネタバレ四読目。リーダーより1Q84年と二つの月の秘密を聞いた青豆は、高円寺の新築マンションの3階に隠れる。天吾のセフレ人妻は失われて、失踪したふかえりが隠れに来て近くに青豆の存在を告げる。児童公園の滑り台から二つの月が見た天吾は巡り合いを確信する。青豆は空気さなぎを読んでリトルピープルが世界を変えたことを知り、公園で月を見上げる天吾を発見する。二人はすれ違い世界がますます複雑に絡まってゆく。高速道路の青豆は死んでしまうのだろうか。
0255文字
那由田 忠
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ネタバレ四度目。8月に青豆がオークラでリーダーの首筋にアイスピックを当てる。リーダーは全てを承知して天吾の安全をディールする。天吾は猫の街は行き雷の音を聞く。それは9月なので変だと思いながら次の展開に行こう。ふたりの思いはますます接近してきたが、世界の歪みがどうなっているのかが見えない。
0255文字
那由田 忠
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四読目。青豆は二つの月に驚き訝しく思いながらさきがけとの闘いに焦点を当て始めた。天吾はふかえりの物語を社会に届けられるように書き直し、二つの月を小説に書き込んで青豆の別世界とねじれたまま関わりを深めてゆく。二つの世界がどのようにねじれているのか、ここまでではよくわからない。しかし、リトルピープルの動きが二人に迫ってきている。
0255文字
那由田 忠
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四読目。冒頭にお気に入りのシンフォニエッタが出てくる。そして高速道路の渋滞から別世界に入ってゆく巧みな展開。丁寧な心理描写に惹き込まれながら二つの物語を楽しんでゆける。あらすじは覚えているけど細かいことは忘れているので十分に楽しめる。
0255文字
那由田 忠
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この時点でのAIと現在のAIでは能力がかなり違う。クオリアの獲得はないとしても、無数の文書からクオリアに関する情報を得て似たものを得ているようだ。少なくとも一般人にわからないくらいの対話ができる。ややこしい時代となってしまった。
0255文字

読んだ本
1178

読んでる本
76

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6

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221

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2011/12/31(4839日経過)
記録初日
2011/06/05(5048日経過)
読んだ本
1178冊(1日平均0.23冊)
読んだページ
309044ページ(1日平均61ページ)
感想・レビュー
1081件(投稿率91.8%)
本棚
2棚
性別
年齢
64歳
血液型
B型
職業
教員
自己紹介

 ずっと公民科の教員だったので政治哲学系の本がそこそこあると思います。関連して生徒会などのマイナーな研究をしていて、ほとんど誰も読まない本を時々読みます。社会科学や哲学の古典を読みたいと思っていますが、中々進まないです。でも、頑張ります。
 以前は毎日読書の連続記録を狙っていましたが、定年後に暇になったら読書が減ってしまった。困ったもんだ。
 小説は、読書メーターに加入以来爆発的に読み漁った結果、完全に村上主義者と化しました。(真正主義者とまで言えませんが)古い順に小説を一巡読みする計画を進めています(5回目をそろそろ発動か)。同様の才能と見込んだのが綿矢りさです。まるで違う資質ですが、深いものを感じます。しかし、村上春樹比べると作品が少ないのが残念です。それを考えると、春樹が毎日規律正しく生活していることの凄さを改めて感じます。私には到底真似ができませんが。

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