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ディファレンス・エンジン (上) (ハヤカワ文庫 SF キ 5-1)

感想・レビュー
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デコボコ
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たいら
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大悪臭
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nora_inu
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子供の頃に遊んだ倫敦精霊探偵団というビデオゲームを思い出しそのあまりの懐かしさに思わず涙が出そうになったことはとりあえず退けて置くとして、歴史改変要素は前提知識に乏しいために不明な点があるが、別に詳細について精通せずとも大枠について少しばかり調べれば十分にこの異世界を堪能できると思う。が、たしかに今のところ謎深き物語ではあり、世界をシミュレートするかのようなこの壮大な妄想の終着点がどこなのか見当はつかない。ただ「完全に客観的でひたすら統計学的な調査」云々のくだり、そんな眼の描写が確かにあり気になるところ。
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doji
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具象的で克明な描写の連続にようやく馴染んできたあたりからようやくスリリングな展開で下巻へ。伊藤計画と円城塔の解説が共鳴していておもしろい。
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pn675
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ネタバレバベッジの「階差機関」の発明をもとに蒸気式のコンピュータが発達した産業革命期の世界で、究極のプログラム<モーダス>を巡る権謀術数を描く、スチームパンクでありサイバーパンクでもある作品。上巻では<モーダス>が記録されたパンチカードを手に入れた古生物学者のマロリーが事件に巻き込まれる。(続)
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a_o
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★★★☆☆
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Nagi
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ネタバレ主人公かと思ったら違った
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(ま)
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ニューロマンサー+スキズマトリックスのヴィクトリアンスチームパンク ロンドンは異常に臭そう...
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kasim
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19世紀仮想のロンドンを舞台にしたスチームパンクの代表作の一つ。独裁者ウェリントンの暗殺後、急進派バイロンが政権を握るも自由経済だけが進んで格差は広がり、社会は限界に近付いている。差分機関(コンピュータ)が全国民の情報を一元管理している一方、博物学人気はいかにも大英帝国だ。紫檀の箱に収められた真珠色のセルロイド製パンチカードの謎は、郷愁とテクノロジーが合体した本作のフェティッシュな魅力を体現しているかのよう。このカードに書き込まれた情報とは?
kasim

あれ、意外でしたか。ギブスンは電脳三部作はかなり好きだったのですが、これは共作というのもあって少し趣が違う感じです。物語の背後の思弁性はこちらの方がしっかりあるような気がするから、これらさんはこっちの方が合うかも。テクストから逃げていくパンク読者はサイバー/スチームパンクの理想の読者、かもですね。

12/21 17:12
これらの時代

ええ、意外でした‥笑。日本では若くしてやや壊れている方に、ゴスロリ系(ファッション)をする人がいる。でも似て非なる、スチームファッションぽい方がちゃんといますね‥。ハタから見ても、ベタベタしてないのがいい。日本の男性でも今どき、だいぶ壊れたアルゴリズムの中で生きてる人でない限り、ポマードなんか付けてないしね。。この本は結構新しいですね。だから読んでなかったのかも‥。感想楽しみにしてます。

12/21 20:21
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k16
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ネタバレ『屍者の帝国』読んでアニメも観たので世界観はなんとなくだがすんなり入り込めた。 エイダ・バイロンを助け預かったパンチカードを巡り何者かに狙われることとなるマロリー博士の物語。しかし話はなかなか進まない。下巻では1章のシビルの物語が絡んでくるのかな? 機関〈エンジン〉、キノトロープ、異臭ロンドンと興味深い。 上巻なのに伊藤計劃、円城塔の(難解)解説付きと豪華。
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松
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ネタバレ19世紀のイギリス、ロンドンでなにかの陰謀が動いている話。上巻ははっきり言ってよく分からん。ここから話は劇的に動くのか?そうでもないのかも分からない。解説もよく分からん。下巻ありきな気がします。 あとフィクションのはずだけど、ちょい役で福沢諭吉が出てきた。
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ふりや
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サイバーパンクの中心的な作家2人が描く歴史改変スチームパンクSF。蒸気機関が発達した19世紀のイギリスが舞台。上巻は2つのパートに分かれています。革命家の娘シビルの冒険と、大きな陰謀に巻き込まれる古生物学者のエドワード。この2人がこの後どのように絡んでくるのか非常に楽しみです。蒸気機関に支配されたイギリスの街の描写も非常に良い雰囲気。「黒丸文体」と呼ばれる黒丸尚さんの訳文もめちゃくちゃカッコいいです。珍しく上巻にも解説が付いているのですが、それが伊藤計劃と円城塔の両氏によるもので、これには大興奮です。
Trout27

コメント失礼します。まだ読んだことないのですが、伊藤さんも円城さんもディファレンスエンジンのタイトルをパロディした作品発表されてますよね。伊藤さんの遺作、「屍者の帝国」もスチームパンクということで、いつか読んでみたいと思う作品です。

05/16 12:31
ふりや

コメントありがとうございます!自分もネタ元のこの作品をずっと読んでみたかったのです。『屍者の帝国』はどちらかというと伊藤さんより円城塔色の強い作品だなあと思いました。

05/16 13:33
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卯月
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ネタバレ『Self-Reference ENGINE』『屍者の帝国』再読したらどうしてもコレ欲しくなり取り寄せ。著者とタイトル以外は予備知識ゼロの超有名SF、『ニューロマンサー』的な話かと思ってたら1855年が舞台の歴史改変SFだった。ていうか今更『屍者~』に納得。目次で〈解説/伊藤計劃&円城塔〉の文字見てテンション上がる。一章のシビルは、本人も状況解らないまま動かされてる感じでイマイチ話に乗れないが、二章で主人公がマロリーに移ると読み易い。英国の有名人オンパレードなんだろうけど、どこまで史実か判らんな(苦笑)。
0255文字
アヤリョウ
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歴史スキーとSFスキー度の両方が高い歴史改変もの。解説(伊藤計劃&円城塔)は先に読むと意味不明だけれど、上巻読んだ段階でも、あーなるほどよくできてんなあ、に。世の中にはもっと早く読めばよかったと思う本は多いけど、これは当時の状況があるていど頭に入ってから読めてほんとよかった。作中では1855年には倒幕が成っているらしく、日本人たち(諭吉とか)も出る。ものすごくアレなこといっててとても日本人。
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nox
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文章のディティールがまさに洋書って感じ。スチームパンクの金字塔として読んでみたが、私の思っているようなガッツリした世界観のスチームパンクではなく、スチーム要素が要所要所に登場するものだった。全体としては産業革命時代のイギリスの雰囲気で、ヴィクトリア時代の世界の方が色濃く出ている。エイダ・バイロンの持っていたパンチカードが全ての鍵になるのかな。ミックの持ってたやつと同じものだろうとは思うが、読者に明かされる情報が少なすぎて否応なく巻き込まれた感覚が味わえる。三人称だが一人称の感覚に近い。
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ばっしー
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名作SFだけど中身は探偵小説のような雰囲気。世界観の核となるエンジンやパンチカードについては背景描写くらいで、まだあまり機能していない。下巻になるとまた違うのかな。エンジンの登場により違う道筋を辿ったイギリスの歴史や偉人たちの名前は日本人の我々に馴染みがなく、少々とっつきにくいかと。それでも産業革命後イギリスの退廃的な雰囲気や複雑な内面を秘めた登場人物たち、そして蒸気駆動コンピューターであるエンジンの異質さはなかなか魅力的に見えた。
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舞雪
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ネタバレスチームパンクのようなサイバーパンクのような。でも本当に面白い。世界史の人物ポンポン出てくるし、政治家だけだと思ったらレディ・バイロンも出てきてお父さんのことを考えるともうニヤニヤしてしまう…下巻も楽しみ。
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masabi
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【概要】蒸気機関が技術の核となった歴史改変SF。【感想】産業革命に続いて情報革命を成し遂げた19世期イギリスが舞台となっている。マロリー博士が陰謀の末端に触れたあたりで下巻へ。
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medihen
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確かに持っているはずなのに本棚から見つけられず、思い余って再購入してしまった。きっと後からもう1セット見つかるんだろうな。 階差機関をネタにした歴史改変モノであることは明白なのに、どの時点のどのようなイベントが変化の引き金となったかが明記されず、そこを想像するのも楽しい。
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DEAN SAITO@1年100冊
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「作中世界に存在するテキスト」を思わせる断章が所々に挟み込まれるというスタイルは、読んでいる自分も作中の仮想19世紀に入り込んだような感覚にさせ、引き込まれる。
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TACO12648655
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スケールの大きい話で感想を書ききれません。読み応えがありすぎました。続編も頑張ります
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毒林檎*
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発展した蒸気機関に彩られた19世紀英国。機関をめぐる国際的陰謀が渦巻く。チェリイタバコを燻らせる謎の紳士ミックに故革命家の娘シビルが跪いて誓いを立てるあたりから夢中で読んだ。ifにロマン溢れるSFだが、昔の義侠に満ちた冒険小説の香りも高い。一方マロリー博士は、ある人物から箱を託され、陰謀へ巻き込まれてゆく。博士の競馬場と小路での格闘はスリリング。ダーウィンを始めとする実在人物も登場し、諭吉や森有礼らと機関(カラクリ)人形に注がれた酒を呑む箇所まであるのが面白い。主人公達の邂逅と陰謀の結末を楽しみに下巻へ。
毒林檎*

『自然界の激変にも似て、すべてが無秩序となり混沌に帰ると想えるとき、心も乱れ騒ぐーけれども多く、そうした大騒乱の中にも、自然界そのもののせめぎあい同様に、何か新しい秩序への原理あるいは何か新しい行為への衝動が自ずと現れ、絶望と壊滅しかないと想われた激情や自然力を支配し、調整し、調和のとれた結末へと導く』

01/09 22:53
毒林檎*

モナリザもギブスンでした_(._.)_スターリングはミラーシェード(編著)だっけ。他の作品も読みたい。

01/14 03:44
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木倉兵馬
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スチームパンクの傑作と聞き、読むことにした一作。最初は群像劇かと思っていたのですけれども、どうやらネッド・マロリーが主人公格のようです。噂に違わぬ蒸気機関と階差機関の世界観は素晴らしい……思わず浸ってしまいます。しかし、上巻は非常に気になるところで終わってしまっています。早く下巻を読まなくては!
0255文字
なさぎ
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語り尽くされない世界観は、たった一度読了しただけでは到底理解できそうも無い。でも、現実の世界だって分からことだらけで、だから却ってリアルでもある。読書には忍耐を必要とするけれど、読み終えて見える景色の格別な本に出会うたび、高まる新たな景色への期待がそれを可能なものにする。下巻も楽しみ。
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KJ
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相変わらずなかなか難解な文章であるうえ、説明も少ないで読むのには結構時間がかかってしまった。世界観とか雰囲気は何となく掴めてきたけど、現時点ではまだそこまでの面白さを味わえていないかな?後半に期待。そして解説が円城塔+伊藤計劃でびっくり。これも下巻読むまでは我慢だね
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シュウヤ
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ようやく読了。上下巻なので、感想は下巻に載せます。物語としてはこれから面白くなりそうだ、という所で上巻は終了。下巻に続きます。読み進めるのに時間はかかりましたが、その分ジックリと物語の世界観に浸れたので良かったです。さてと、下巻を読まないと。
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あかつや
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現実とは違う技術の進歩があった世界といったところだろうか。技術の違いで生じる少しずつのズレから新しい世界が生まれてくる。まだ世界観も、そこで暗躍する陰謀めいたものも、全容は見えてこないが、なんかやたらにワクワク感があるなあ。下巻が楽しみだ。
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コロニ
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上下巻なので感想は下巻に譲るとして。SFの長編は設定やら世界観に入り込んで、離陸するまでの時間が多かれ少なかれ必要。特に、翻訳ものだと訳文に慣れる必要もある。だから洋物の古典SFはどちらかというと、敬遠してたし、本作もやっぱそれなりに時間かかったけど、乗ってしまえば流石は古典的名作。ってことで、続きをさっさと読みましょう。
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sallow_yellow
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読みました。
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zero
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スチームパンクってやつ。恐竜のような巨大な機械がガリガリ動くさまは胸熱。
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マンハッタン距離
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[4.3] 感想は下巻にまとめる。
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柚木
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チャールズ・バベッジによって生み出された差分機関。いわゆるスチームパンクもの。まだ全く話の流れが見えないのだけれど、ロンドンの異臭と汚い空気は感じられた。
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mayu
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スチームパンクと言えばこれでしょうと、無謀にも手を出してしまった。「ディファレンス・エンジン」というタイトルだけでも期待大。世界史に対する知識不足で歴史改変ものとしての楽しみは半減しているのかも、と思いつつも、この蒸気機関の世界!ロンドンの喧騒感、機関への熱狂溢れる中で一見関係のないいくつかの出来事が次々起こる様には目が離せない。しかし登場人物が多すぎて大混乱。1回読んだだけでは誰が誰だか分からなくなって、2回目に登場人物一覧を作成してやっと気づく人物関係…ハードル高い。
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roughfractus02
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1855年に分岐した並行世界のように精緻に描かれるこの世界では、バイロン卿が首相となり、妹エイダとその師バベッジが差異機関なる計算機によって名をあげている。機械は蒸気で大げさに動き、実際世界の電動の機器同様に日常に配される、蒸気と煙で満ちた都市が舞台だ。プログラムの書かれたパンチカードを巡る陰謀やラッダイト運動の存在が、実際世界の現代を批評的に照らし出す。だが、そこに二つの問いが生まれる。これは歴史なのか? そして後に呼ばれるようなスチームパンクなのか? 前者の問いは解決する。これは歴史でなく反復である。
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PURUSUKE
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チャールズ・バベッジの差分機関が完成し、およそ100年早く情報化社会が到来した世界のロンドンが舞台。にわかミーハーなスチームパンクファンとして読んでおこうと思い手を出したが、にわかには難しい・・・。カタカナ語でわからないのがあるけどSF好きならお馴染みの単語なのだろうか。何か大きな事件・陰謀が背後にあっていよいよ本格的に物語が動き出しそうなところで下巻へ。最初に出てたシビルとミックの活躍あるのかな。
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誠一
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一人の男の一つの成果。それがこの世界全体に大きな差異(ディファレンス)を生み出した。あり得たかもしれない現実。登場人物は変わらずとも、世界は変化している。下巻も蒸気王の理想に没頭する。
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Kom
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知っている人物も出てくるからか、『ニューロマンサー』よりは読みやすい。雰囲気は存分に味わえたので、下巻も楽しみ。
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ディファレンス・エンジン (上) (ハヤカワ文庫 SF キ 5-1)評価39感想・レビュー160