シャルル7世は25年後にジャンヌの名誉復権の裁判を起こしジャンヌの名誉は回復される。処女請願と言うシステムがありこれにより女性はイエスは夫にする事が出来るのだと。これは女性だけの特権だ。イエスが夫であれば怖い物はないと言う心境になるのも分かる。周りの男も手を出さない。男装もそう言う事含む。少女は男装する事より両性具有になる。それに惚れたのが戦友ジル・ド・レだ。騎士には同性愛者が多かったそうだ。ジャンヌが火刑になって後この裕福な戦友は連続幼児殺人事件を起こし火刑になる。ジャンヌを失った男の悲劇だ。→
中世は(日本も含めて)女性の人権など無視される男社会だが神の声を聞く巫女と言う立場で男社会の上に立つ女性もかなりいた様だ。ジャンヌ・ダルクもまさに神の声を聞く人として将軍達を引っ張って連戦連勝する。思い込みの力は凄まじい。ここからは単なる推測だが明治留学生のフランス組はこれを肝に命じて日本の天皇を現人神として兵士は神の為に死ぬ事は名誉な事だと言う日本軍に育てたのではないかと思った。禄な装備も無い日本軍が米軍が呆れるほど強かったと言う話も聞く。神の軍隊は強い。二度とやって欲しくはないが。
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