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自殺自由法 (中公文庫 と 27-1)

感想・レビュー
61

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CCC
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日本で実質的に自殺推進法が施行された設定。作中世界はガラが悪く、法は半壊、倫理は完全崩壊していて世紀末感さえ出ている。しかし極端な戯画化はされているものの、部分的には現実味を感じてしまうところもあった。様々な貧しさに溢れているが、思想の貧しさが特につらい。
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kaikoma
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ifの世界です。コンセプトは面白いですが、代わる代わる出て来る主人公のエピソードが概ね苦しく下世話で、どこまで続くのか若干不安になります。にも関わらず、それぞれのストーリーの俗な感じに、手が止まらなかったのも事実です。流石ストーリーテラーですね。
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Thinline
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ネタバレ前に垣谷美雨さんの70歳死亡法案、可決を読んで何とも言えない気分に陥ったが戸梶さんの作品ではやはり、人権無視のはちゃめちゃな内容でよくも発行できるもんだち毎回思う。自殺はダメなこと、という考えを根底からひっくり返してみたらこうなってしまったという逆説的な問題小説。
0255文字
まる
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★★ 特に憂鬱にはなりませんでした。
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蒼生
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ネタバレたぶん初読み作家さん。一気読みしてしまった。おもしろかったと言ってしまうのには躊躇いがある。「百年法」みたいなのを想像してたけど、かなりギャグというかスラップスティックというかで、さくさく読めてしまった。あまりに人の命と尊厳が軽いけど、解説にある通り、今の社会もあまり変わらない。似たような法律が近い将来できてしまうのではないかという危惧がある。
0255文字
まひはる
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ある日突然、日本に「自殺自由法」が施行された。しかし、国民は相変わらずの無関心だった。それぞれの目的で、公共自殺幇助施設「自逝センター」に向かう人の群れ。そして、それを取り巻く人間たちの思惑…。「死ぬ自由」を得た人間たちの姿を、著者独自のビターテイストな文体で描く問題作。
0255文字
N
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☆3.5 ぶっ飛んでる本。弱いショットガンをぶっぱなした様な文体が、読みやすいけど好みではなかった。
0255文字
もりもり
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公的にいつでも、手軽に、誰でも死ぬことが認められた日本を描いた作品。登場人物はほとんどが露悪的で短絡的で享楽的。人間なんて一皮剥けばみんな同じということなのかもしれない。ただ、その視点からしか描いていないので徐々に現実味を失うし、何より飽きる。法律に関連する作成者、施政者、運用者、労働者の観点があればもう少し多面的に読めたのになぁと残念。たぶん作者的にはそこに興味はないのだろうけど。
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キューポップ
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ネタバレ【再読】BOOKOFFで二度買い。作家名覚えていなかったが、こんなtitleにやはり惹かれるのか? /自逝センターに並ぶ行列。何となく並んでる人達は本当にそれでいいのか?源日本では何事も無関心でやり過ごす人も多いと感じているので、再読し初読とは違う感想を持った。[無痛で苦しくなく逝けます]とアピールされたら列に並ぶ人も多いと思う。私自身も考えないでも無い。しかし後年の歴史では虐殺(苦しく辛く痛い殺害)だったと。密室、情報が公開されないのは本当に怖い。 /この作家の本、他のも読んでみようか。
キューポップ

パグ猫さん!本読んで疑似体験して何かを感じる・・これは絶対いつもあるよね📖!辛い現実を紛らわせる、ちょっと微笑む事が出来る・・とか色々とさ。

06/22 00:19
キューポップ

「落ち着くからだ」確かにね。よく言ったものだわ。本の内容に寄っては絶対自分の人生では体験出来ない、いや、体験しちゃいけない話もあるじゃない?やっぱり疑似体験出来るのが魅力。自分の人生に重ねてみちゃうよね。だから好きな本も皆それぞれなのかな。

06/22 12:39
0255文字
韓信
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自殺自由法が制定され、全国の自治体に自逝センターが設置された日本社会を舞台に、人生の落伍者やセンターの内部を暴こうとするマスコミ関係者など、安定のトカジ節をきかせた激安野郎たちが騒動を繰り広げるディストピア群像劇。死ぬ間際の女は股がゆるいからとハイエナのように女漁りに行く男たちや、自逝した若者の遺した文芸作品が無価値なものとされる一方、JKの写真集は売れるという、今まで読んだトカジ作品のなかでも地獄度合いの強いシチュエーションに変な笑いが漏れる。時節柄不謹慎な小説だが、まあトカジ作品はいつ読んでも不謹慎か
0255文字
のん☆
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初読み作家さん。読友さんに戸梶さんを薦められていて、ずっと積んでいたけれど漸く手に取る。なんちゅータイトルや……と思いながらも設定からしてとんでも系なのについつい、各キャラクターの救いようの無い屑っぷりとダークな文体に失笑しながらも読んでしまう。ただページ数をここまで引き延ばした意味が、エピローグを読んでもわからない。途中、同じようなキャラも出てくるなかで飽きてしまうのは否めない。起承転結がなくても感慨深いものを感じさせて欲しかったけれど、この作家さんはそーゆー意味を求めてはいけないんだろう。
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ぱふぱふ
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この作家さん初読み。この本は結構グロイというか,えげつないというか,下品というか…な表現が多かったのだが,他の本もそうなのだろうか? 「自殺したいという意思を持つ個人に対しては自治体が然るべき施設を提供し,自治体が個々に定める方式で自逝行為を幇助することが義務付けられた」未来を描く本作。私は「死ぬ権利」については将来的に認めてほしいと思っているけれど,この本にあるような荒廃した社会になるのは嫌だなぁ。後味の悪い話だった。
0255文字
キューポップ
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ネタバレ初めて読んだ作家。読みやすく一気読み。劣悪な人間達や暴力描写有り。本著は好き嫌いがハッキリ分かれるだろう。私には面白かった。 /いつの間にか自死の為の合法センターが日本全自治体に普及した。そこに並ぶ大勢の人々を見、無関心または嘲笑う人々。しかしフラフラとその列に自分も並びかねはしないか? /法律が発布された事、そして何と言ってもセンターの中はどうなっていたのか?!死にたくは無かった人達もいたから、もっと自逝センター内での詳細を描いて欲しかった!それをもっと読みたかったから、残念!
0255文字
🐸
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私の人生のバイブル、いつ読んでも素晴らしい。
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おサラミ
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ネタバレ自殺自由法という自由に自殺ができる法律ができ、政府や自治体による自殺の施設ができたらという世界の話。登場人物がウシジマくんのキャラのようで読んでて楽しい。ひたすらバカやってる感じ。もはやギャグ。面白いけど最後が雑っぽい感じがするなぁ。
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ひろゆき
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うーん。。微妙。。 第二部だけでもよかったかなって思いますね もう少し深い話かと思って期待してました それでは
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しょ~や
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自殺自由法ができてもこうはならないんじゃないか。だとしたらどうなるだろう。なんて頭の片隅で思いながら読んだ。しかし、施設の中のことをもう少し知りたかった気もする。
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コンクリ君
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うーん、なんか読んでてイライラしました。
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Junichi Yamaguchi
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『首相なんてただの部品』… 感情を逆なでするような内容だが、自慰を薦める国のなかで「生きる価値」を見出せたなら、その価値は相当なものだと思った。。
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りょうこ
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タイトルだけで買ってみたけど..想像してたのとは違った(´・ω・`)戸梶圭太さんは2冊目なんだけど...今回のは救いがない人が多い。最初の人はどうなったのだろう?出だしは良かったんだけど中盤以降読むのがきつくなった。
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も
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予想と大分違った。違いすぎた。醜い思想と憎悪と暴力と狂気に満ちていた。自殺を迫られたら、それが当たり前の社会になったら人間はこんなにも欲望を丸出しにするのだろうか。明日死ぬって決めたら犯罪を犯罪をおかすのでしょうか。内容に全然ついて行けなくて、後半は飛ばしながら読みました。もう読みたくない。
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akuakuma
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★★★☆☆
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fest@蔵書整理中
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ネタバレ表題は置いておいて、戸梶の描く激安人間列伝として楽しむならおすすめ。なぎらといい、鮨屋になにか怨恨があるのかねえ。イラクの3バカがモチーフになった人物が登場しています。表題的には、自殺する自由があっても自殺しない自由が亡くなった皮肉が描かれているととらえれば……。エログロ度は低いです。
0255文字
kukeiha
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最後に自殺かなんかで死ぬトカジアンソロジーとして読めた。1話目がドローンミュージック系でふるいにかけてる感じ。たまに変わったオチもあり良い。寿司屋が一番ヤバくて笑った、「なぎら☆ツイスター」でも寿司屋出てきたけど、トカジせんせーは寿司屋に何かありそうでまたやって欲しい。
0255文字
茶々太郎
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思いつきだけで書かれた印象。なんの説明もなく解決もなく。この手のテーマでこれだけ内容が無い書き方をするのも難しいよな。
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ミキ
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タイトルで選んだものの、しょっぱなでなんか違う感。そういうのじゃないの、もっと重厚な話を読みたいのに。自殺という言葉を否定するキャラクターの発言を考えると、普通だったらその法律にわざわざ自殺という単語を使わないんじゃないの?政府の本当の目的は?センターの中身は?入ると最後はどうなるの?あれだけ登場人物が多いなら、センター側の人間の視点もありゃいいのに、と、いろんなとこで不完全燃焼。どなたかの感想にもあったけど、ラノベとかケータイ小説の部類だなぁ。数時間で読み終わるけど、何も残らん。
0255文字
わか
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以前戸梶さんの作品を読んで、途中で投げ出してwもう読まないかも・・・とおもっていたのですが、これなら面白そうとおもい又手を出してしまいました。・・・が途中で投げ出してしまった!W最初の人のところはなかなか面白かったのになー。
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ニノちゃんが大好き
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ネタバレ面白かったです。様々な人が書かれてて、全員が死ぬんじゃなくて、中には生きることを選ぶ人もいて。最後はすごくあっけないです。野添麻利さんが生きててくれたのが、嬉しかったです。追記ただ、残念なのが、自殺自由法を作った黒幕?が書かれてなかったことです。少しでも匂わせてくれたら、もう少し面白くなったと思います。
0255文字
ヒロユキ
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表紙だけ見るとまじめそうな本に見えますが、全くもって内容はそんなことありません(笑)…自殺がタブーではなくなった社会…周囲の人々に害悪を撒き散らすような「激安人間」たちに「ぜひ死んでくれ」と突きつけるのも、自分のことしか考えられない「激安人間」たち…。死ぬことが自由になった社会を描くことで、生きていることは幸せなんだと伝えたかったのであろうか…いや…トカジさんだし、そりゃないか…。
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hiroy
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政府機関繋がり。最初のネタが不幸すぎて読むのに引く。コイツを主人公にしてずんずん進むかと思いきや二度と登場せず。自殺を奨励せずとも肯定している世界のちょっと→かなり不幸な人々の日常を描く。どうも感情移入しにくいクズ人間が多いので死んで清々するが、現実味はかなり乏しい。色んなパターンで自殺センターに行く話の積み重ねだけで構成されているのでしまいには飽きる。とはいえ、面白いエピソード、印象に残る話もチラホラ。チャット野郎とかセクハラ親父とか。結局センターってどうなの?というのが今イチ不明でホラーっぽくもある。
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Maki.
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今まで読んだ本の中で一番胸くそ悪かった。胸糞悪い小説すきだけどこれは嫌いなタイプ。
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ハチアカデミー
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A 自殺自由法成立後の日本では、希望者は自逝センターへ行き、国家によって自殺を幇助されることができる。ダラダラと生きて国の金を使われるよりも、殺すことに金をかけた方が安上がり、ということである。トチ狂った設定でありながらも妙に生々しさを持つ物語空間の中で死ぬ自由が保障されたとき、人々は「生きる意味」を求められる。20~30人の固有名詞を持った登場人物達が、死を突きつけられもがきまくる。大きな物語たることを放棄し、徹底的に小さなエピソードを重ねる。世界の空虚さを徹底的に暴く、倫理人道ヒューズぶっ飛んだ怪作。
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ジロー@灯れ松明の火
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「自殺自由法」が施行され、死ぬ自由を与えられた日本国民。自治体が運営する「自逝センター」に並ぶ何千人もの人々。面白いアイデアだと思うんです。自殺自由法の影響で変革する社会の在り方、人の在り方等を映し出していて。でも、国家(自治体?)が自殺を半ば強要する背景まできっちり書かれていればなおよかったかな。グロい描写や下品ネタはいつものトカジ節だから織り込み済み。万人に勧められる作家さんじゃないし(笑) 私はわりと好きですけど。★★★☆☆
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わ
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社会の底辺をライトノベルで見せられた感じでした。
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昼と夜
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軽い、ペッラペラだ。良くいえば俗世的、悪くいえば下品。んー、なんて表していいかわかんないけど、2000年代前半の捨て鉢感が色濃い一冊。リアル友達オススメ本でした。
0255文字
そら
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★★☆☆☆ 死にたいときに読んだら間違いなく萎えます。 グロ、下ネタは気持ち悪いですが人間の欲求なんてそんなものかもしれません。 マンガみたいに軽く続きが気になるのですぐ読めました。 このテーマ、他の作家で読んでみたい。
0255文字
ジユー
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なんのきっかけかは憶えてないけど、たまたまこの本をアマゾンで見つけ、「こんな法律あったらいいな」と思って買ってみた。これは面白いとは言いがたい。日本の壊れた法律によって、様々な立場の人が、それまでの固定観念を変えたり、その法律を利用したりする。その設定は、ナイスだと思った。だけど、結局、私には心揺さぶられるものがなく、気持ち悪さだけが残った。
0255文字
神崎
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下劣で低俗とも思う内容。自殺を行政機関が幇助したらと言った思考実験。
0255文字
MsFuji
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衝撃的で、面白い。リリーフランキーも似たような話を書いていたが、あれは短かったので、こっちのほうが読み甲斐はあると思う。
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自殺自由法 (中公文庫 と 27-1)評価79感想・レビュー61