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平安妖異伝 (新潮文庫)

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いと
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ネタバレ★★★ 図書館本 ちょっと「陰陽師」みたいだが、平岩さんが書くとこうなるのか。道長が主人公のようだが、活躍してるのは真比呂という謎の少年。真比呂が何者なのか、続きが読みたい。
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ソババッケ
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ネタバレ若き藤原道長が楽士の少年・真比呂とともに、妖怪変化を退治していく10の連作短編。道長は25歳(永祚2年、990年)、真比呂15歳での物語。道長の周囲にあやかしの仕業と思われる怪奇事件が発生し、雅楽の達人でありながら超能力を有する秦真比呂の助けで妖怪を退ける。異国の血を引く母を持つ真比呂、その正体は最後まではっきりしないが予想を超えた活躍をしてくれる。藤原北家における道長の位置づけを明確に描いており、この時代を知る上でも非常に面白い。H26の近衛家特別展での御堂関白記(998~1021)を思い出す。★3.7
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m
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ネタバレ藤原道長が源頼光のように妖怪退治をする話かと思いきや、道長が危ないところを真比呂が助けてくれる流れだった(笑)傲慢なイメージの道長だったが、本書ではまだ若く頼りない印象。初めて読む作家さんだったが、読みやすくて面白かったので続きも読んでみよう。所々の挿絵が雰囲気を醸しだしつつ、くすっと笑えて良い。2017年60冊目。
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平安妖異伝 (新潮文庫)評価97感想・レビュー4