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アンダーカレント アフタヌーンKCDX

感想・レビュー
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まみこ
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ネタバレ読みやすい丁寧な作画 時に淡々と 時に軽やかに 重いものがたりを読ませてしまう 力量ある描き手 それにしても 本当に罪の重い加害者ではなく 被害者ばかりが苦しむ構図はつらい そんな物語は本当なら読みたくなかった…
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二人娘の父
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映画を観るための予習として読了。20年以上も前に作られていたとは、という驚き。コミックはかなりコミカルさが目立つし、そこが魅了。映画は正直、もっと重い。ただこれは、表現方法の特性の違い。要は両方がそれぞれ良い。電子版でなく紙版で買ったのも正解だった。
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ma25
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ネタバレ夫が失踪し、家業の銭湯を休業していたが、一人で再開させた主人公・かなえ。組合に紹介された男・掘を一時的に住み込みで雇うことになる。また、友人の勧めで夫の行方もさがし始め、自分や現実と向きあい、生きていく物語。「人をわかるって何」という問いが深くて重い。人を完全にわかるということは決してない。それでも、儚い人生の中で、人をわかろうとすること、人にわかってもらおうとするその努力が、日常を作っていくんだと思った。最後のシーンは希望だと受けとりたい。
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Mileree♡ra
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ネタバレ夫の本。カレント(current)とは、流れ、気流、電流、傾向、風潮、現在の、最新の、流行の、通用する、一般に知られている、などの意味を持つ英単語。 ITの分野では、「現在選択されている」「操作や処理の対象となっている」という意味で用いられることが多い。「『人を分かる』ってどういうこと?」深い問ね。分かろうとし続ける営みそのものなのかな…?お兄さん、バスに乗ってなくてよかった。銭湯に帰っていてくれますように。
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katabami
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どうかと思ったが、再度読み直し。というのは、DVDを買ったから。事前にインタビュー動画など見ていたのだが、どうも真木よう子の描く関口かなえが私のイメージと違うのではとの疑問があって、かなえ視点で読んでおこうと。なんというか、真木がかなえに思い入れが強すぎているのではないかとの懸念。かなえが自罰的であって、自分の身の回りの不幸を自分の所為だと思わずに居られない辛さをどう捉えるか。
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katabami
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紙で買って何度も読んでいる。部屋の改修で大量の本を処分したときも生き残り、今も本棚にある。今回はたまたま電子書籍化されているのを見つけて久しぶりに読み返した。ドラマとして軸があり、その軸に幾つかの物語が絡まっていく。そうして人の生き様って出来上がっていくんだなと思い直した。ヒロインであるかなえはもう悲しいことを悲しいとも言わないようになっているけど、彼女には昔いなくなった友だちのことも、失踪した夫のことも、これからまた離れていってしまうかもしれない男のことも重なり積もっている。積もって沈んでいる。→
katabami

と思って懐かしくて調べたら、なんだこれ2023年に映画化されてるじゃん。しかも真木よう子だし。山崎はリリー・フランキーだし。まあ分かるけどねそれ。この3月にディスクも出てるし。これは買って観てみようかな。もともと映画的な造りだった。かたちにはしやすかったかもしれない。

06/04 08:23
katabami

コミカルさとシリアスを交互に見せていくんだけど、それが浮いていかない。涙を出せない感情がどちらにしても深くなり、殺してと呟かせる。でもこれから息ができるようになっていくのではと思わされたりもする。本作はコミカルな脇役が出しゃばりそうなのに収まっている。豊田作品によく出てくるアセチレンランプみたいな山崎のキャラクターが良い回し方。サブじいも良いけど。あと、読む度にDucaを聴きたくなるんだよね。

06/04 08:32
0255文字
axxxo
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絵とっても綺麗で癒された。内容も深くて学びも多かった。再読したい。
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odrb
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ネタバレ初・豊田徹也  なんだこれ…… 凄まじい緊張感・迫力が全ページ、どのコマにも満ちている。 シリアスなトーンが通底していながらも、ところどころでコミカルな描写がしっかりと差し挟まれており、それらがシリアスさを中和するのではなく、むしろひとつの雰囲気の醸成に奉仕しているようなのが凄い。 誰も幸せになるわけでもなく、しかし単なる薄っぺらい「鬱」だとか「闇」だとか「狂気」だとかでもなく、ただただ、そこに常にある暗流を見つめて、それでも生きていくしかないことの弱さと強さをともに感じさせる物語だった。 傑作
odrb

主人公の描き方が良すぎる。 ジェンダーレスでハードボイルド、格好いいのもそうだし、人と改まった形で会うとなった時には「女性的」な身なりをしなければならないことの、なんとも言えない哀愁と切なさよ。 最後、出かける前に口紅を手に取っても結局つけなかったこととか、ビンタすると言ってマフラーをかけてあげることとか、凄まじいとしかいいようがない。

02/18 22:11
0255文字
Egon
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いいね。映画も観たい。
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Akr
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細野晴臣のサントラをきっかけに映画の存在を知り、そこから原作の存在を知り読む。思索や想像を活性化させるような作品だった。
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風鈴
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手を出すと消えそうな儚さが印象的です。映画化されたそうですが、どう交通整理して、物語を編んだのか気になりますね。これを機に最新作が読みたくなります。
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tonneusu
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某マンガサイトで、その存在を知る。更に映画が製作されたという情報を得てシネコンで鑑賞。すると当然のように原作本が読みたくなり購入。やはり紙で出来たマンガ本はいいなぁ。この物語の根底にあるのは登場人物三人それぞれの「自己肯定感のあり方」なのかな?評価されないまま、または否定される寸前で停滞している人々が物語を構成している。そこから脱却するのに、知ってか知らずかもがいている有様に感動が湧いてくる。人間社会への賛歌へ導かれるような終わり方がいいなぁ~。
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あられ
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長女が読む?と貸してくれた 人の気持ちの機微のようなものが織物のように交錯して読みごたえがあった 実写化されていると聞いて上映館を探したら、レイトショーしかなく断念 どんなふうに映像化されたのかちょっと気になります
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チョコろん
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ネタバレ銭湯の共同経営者の夫が失踪し、茫然自失のかなえ。時間が経ち、銭湯を再開しボイラー士を一時雇用するが……。---映画を観てから原作へ。全体を通して儚い雰囲気。メインキャラたちは多くを語らず、感情を積み重ねるやりとりを繰り返していく。その辺りがとても良い。そんな空気に一石を投じる山崎やサブ爺も味があって良い。終盤に明かされる事件で、物語を形づくるものが分かる。身代わりに思うよね。場所を変えても解決しないよね。そして夫。各々になんとなくの答えが出て、きっと良い未来が待っていると思える余韻のある幕引きが良い。
0255文字
YIYI
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思わずセリフに飲み込まれる
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kuro_kuroyon
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銭湯の共同経営者の夫に突然失踪された主人公、かなえ。求人に応じた、どこか影のある堀。夫との再会と別れ。最後に堀が語る言葉はとても重い。ひょうげ者役のサブ爺、最後に渋く決めてくれた
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dendoh
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ネタバレ分からん。夫関係は『マイブロークンマリコ』みたいと思った。死んだ友人関係は『それでも、生きてゆく』っぽいと思いつつ、結局番人は登場しない。うまく解釈できないので感想あさりする。
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サンボ
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まだ読んでいない方は出来うれば映画とセットで読む事をおすすめします。コミカルな装いの下の激しい流れに読んでいるうちに足をすくわれそうになりました。
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s_s
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ネタバレ実写映画の公開にあわせて再読。水面下というよりかは、深い水底を流れるかのような人の心の機微を、丁寧に描いた作品のように感じた。表面に見えている情報と、心の動きが異なっているのだから、どこまでが嘘なのかも正直わからない。かなえの他、突如失踪した夫の悟、組合の紹介で働きに来た堀、鍵となる人物たちは皆、”アンダーカレント”を抱えて生きているのかもしれない。ラストのシーンが映画でどう表現されるのか楽しみ。。
s_s

かなえのトラウマが呼び起こされ、水面に浮かび上がるシーン。これは、かなえが本書のタイトルである”アンダーカレント”を内に抱えていた状態であることを読者に想起させていることは想像に難くない。しかし、かなえだけが主人公としてその暗流を内に秘めていたのかというと、そんなことは無いと思う。心の表層部分と深層の乖離が見られるのは、堀も同じだと思うし、かなえの前に再び現れた悟は、嘘を交えずに正直に内心を語ったのかも本当のところは誰にも分からないだろう。→→→

10/05 23:14
s_s

作中で、探偵の山崎が放ったセリフのひとつに「人をわかるって どういうことですか?」というものがあるが、この作品においては、核心に触れるような大切な問いかけのように感じた。”人をわかること”はできないのかもしれないし、できるかもしれない。ただ、作品として心情の表と裏の差異を描き、それが簡単にわからないからこそ、登場する人物たちは現実と違わないリアリティを持って作品世界を生きているのではないか。そしてそれが魅力となって、今日に至るまでこの作品は評価され続けているのではないだろうか。。

10/05 23:15
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くろうさぎ
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ネタバレ実写映画化決定ということで話題になっていたので読んでみました。映画は観に行かないと思うけど、音楽が細野晴臣さんというのは気になります。どこか谷口ジローさんと雰囲気が似ているところや、明るい話ではないのに静かに坦々と過ぎていく日常に引き込まれ、一気読みでした。かなの旦那は、いい人だけど不器用なのかと思っていたけど、登場して語る台詞を聞くと嫌悪感しか感じない、嫌な男だった。探偵の山崎が、かなに問う、「人をわかるってどういうことですか?」の台詞は深い。自分でもない他人を完全に理解することなど、できるはずもない。
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zoumurasan
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ネタバレあさイチの真木よう子さんを見て映画化を知り再読した。全然記憶に残ってなかったけど多分今読んだ方がわかるだろなと思ったらその通りだった。探偵山崎が好きなので多分昔読んだ時はその部分を主に読んでたのだろな。人間、本当のその人を知るというのは難しいし全てをわかる事は無いんだねきっと。この本では明かされなかったけども元夫の闇が1番深そう。
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pugyu
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親から継いだ銭湯を営むカナエ。仲良かったはずの夫が失踪。胡散臭い探偵に訳ありっぽい戦闘を手伝う男。シリアスと笑いの微妙なバランスがとても良い。常にある喪失感。最後がとても切ない。映画はどんな感じになってるんだろう。
pugyu

×戦闘 → ⚪︎銭湯

01/27 13:28
0255文字
Shimaneko
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TLに流れてきたCMで映画化を知り、久しぶりに本棚から引っ張り出してきて再読。正直、しんみり静かな話(&性別問わず人物の顔の見分けがつきにくい)という地味な印象しか残ってなかったので、なんで今さら実写化?と思ったんだが、初読当時の感想ではけっこう気に入ってたことをさっき知り、人の記憶なんてあてにならんのぅwという気分。そうか、こういう話だったっけね。真木よう子は、うーんどうかな?だけど、井浦新と瑛太はわりと原作キャラのイメージに合ってるので、ちょっと楽しみ。
0255文字
レラ
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ネタバレ新聞で映画の紹介があり原作があることを知り、急いで購入。すごく深く重いないようだったが一人ひとりを好きになった(夫だけは別だが)。バスに乗らなかった堀君はどこへ・・・。 読み終わってこのコーナーを見たら、カバーを外して見てとありそうすると・・・。 希望の光が差し込んで来ました。
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たけのこ
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今度映画もやりますね。アフタの名作といえば名前の挙がることも多い今作。急に夫が出て行ってしまった銭湯を舞台にしたヒューマンドラマ。しっとりとしていて大事なことは名言されない。そんなどこかはがゆさのある空気が余韻になって心地よさにつながっています。
0255文字
グリチルリチン酸
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ネタバレ(↑なんで書影が実物写真ってスキャンしたみたいなやつなんだ?) 再読。やはり好きな話。昔はDucaのシーンが好きだった。ずっと「隣の人をわかっているか? わかっているとはどういうことか?」と問いかけているが実のところ“わかっている・いないは根幹ではない”という話なんじゃないかと思う。物語の謎はすべてきちんと開示され、読者は納得して終わるが、悟の人生の有り様は構造の参照先なんだよな、多分。嘘か本当かわからなくてもスッキリして前に進める、そういう人生の一幕の物語
0255文字
宮崎太郎(たろう屋)
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登場人物も少なく、一巻読み切りのような作品で読みやすい。特定の人物に感情移入するというより、作品世界に引き込まれるような読み心地でした。自分が誰かを支える、誰かが自分を支えてくれることってあまり気が付かないまま世界は動いている。人が生きていくために必要なほんの少しの力を分けてもらったような作品でした。
0255文字
六花
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ネタバレ銭湯を営むかなえ、夫の悟が失踪したための手伝いを募集し、応募してきた堀。一緒に働いてるおばちゃんや常連客、友人との淡々とした日常に流れるundercurrent(発言の根底にある抑えられた感情。 暗黙)。銭湯の湯、川面、波などの水の表現が美しい。最後まで読んでからもう一度開くと、サブ爺と堀の会話や、堀の散歩道などの意味を考えてしまう。夫を探す探偵の山崎は「珈琲時間」にも出ていたな。 ”人をわかるってどういうことですか?” わからない。幾つになってもわからない。他人も、自分も。話し続けたら、わかるだろうか?
六花

実写映画原作本。なんですが、これだけで出来上がってる感があって、もう足したり引いたりしなくていいような気が。映画だと、深掘りするかなあ。。

08/27 14:14
0255文字
オジャオジャ
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淡々と進行する静謐かつ繊細な世界観にただただ圧倒される。バスに乗らずに見送った堀は月乃湯に戻るのか。それとも……😭😭😭😭😭
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ユニラン
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映画化されると聞いて読んでみたいと思っていたところ、読メお気に入りさんのつぶやきがきっかけで購入してみました。最初に読んだ感想は、一冊のマンガなのになんて深い話なんだろうという驚きと感動です。人の心の奥底を覗いてしまったような、自分の心の知らない部分が見えたような不思議な気持ちです。もしかしたら誰しも、表面の思想や感情と矛盾する、暗流(アンダーカレント)があるのかもしれません。手にしてから何度も読み返しています。最近気になる今泉監督での映画化、ホントに楽しみです!
年中古本派・文花

いえいえ。こちらも「豊田徹也」仲間が出来て嬉しいです。あと、カバー外す事もお忘れなくw

07/22 21:23
ユニラン

みました、みました!アレは見つけて嬉しかったです〜!

07/22 21:39
4件のコメントを全て見る
0255文字
年中古本派・文花
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初版は2005年11月か……月日が経つのは早いですね。連載時も雑誌で読んでて、単行本もすぐ買った。一時期、断捨離じゃないけど蔵書を大量に手離したことがあって、アンダーカレントもその時に手離した。それからしばらくして、手離した蔵書はほとんど買い直しましたwで、当時、喫煙者(今は禁煙)だったので、本が黄ばんでしまったのです。それで映画化で、増刷されてると聞き、取り寄せてみました。やっぱり、新品っていいね!今回久しぶりに読み直して、堀さんが散歩してるシーンを発見して、これ伏線だったのか~と今頃、気付きましたw
年中古本派・文花

2023年7月5日19刷り

07/19 21:21
0255文字
たまきら
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バンドデシネの読後感に、純粋に驚いています。先日取り寄せた本にこの著者が一編だけ紹介されており、そのテンポや余白の使い方が気に入ってぜひ他の著作が読みたくなり、探していました。ようやくこの本を入手できたのですが、その理由は10月に映画が公開されるから。夫に突然失踪されながらも日常を保とうとする主人公。そして手伝いにやってきた謎めいた男…。狂言回しの探偵、うさん臭いじいさん。銭湯という舞台も「取り残された」にふさわしい舞台。そしてラストシーンの余韻…。なんでこの人を知らなかったんだろう?もっと読みたい。
0255文字
Hong Kong
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期間限定 試し読み増量版で。
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針
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突然夫が失踪してしまった銭湯経営者の若い女性のお話。コミカルなシーンもあって読みやすいけどけっこう重めの作品。一巻完結で短いですが、すごくしみじみとさせられるいい漫画でした。トーンの統一感というのでしょうか、全体をまとめる不思議な求心力を感じる作品。
0255文字
tsukaaaan
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ネタバレ失踪した夫だけでなく、誰しも秘密を抱えていて、それが少しずつ明らかになっていくある種のミステリー作品。夫が失踪した理由は語られないが、両親が火事で亡くなっている点から、彼が両親を殺害していたということが原因ではないだろうか。夫の唯一の回想シーンは、夫婦でバーナーの購入について話しているシーンのみであり、それは火にまつわる話でもある。それは彼が何かを打ち明けようとしているシーンであるため罪を打ち明けたかったのだと推測される。 作者は村上春樹からの影響を語っていたが、スプートニクの恋人を連想させる物語だった。
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真夢
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ネタバレ映像化するというネットの記事に興味を持ち購入。ストーリーはとても好きなものだったが「え、これで終わり?!」が正直な感想。夫の失踪理由などもう少し掘り下げてほしかった部分が多く、物足りなさを感じた。そしてだんだん全員が同じ顔に見えてきて、後半「これ誰やっけ?」と何度も頁を前に戻しながら読んだ。なんなら、冒頭から主人公が男性かと思って読んでいたが、男顔の女性だった。謎を残して考えさせられる雰囲気は、映画化が向いてると思った。
ゆうれいごまん

分かります、全員綾野剛に見えました。

03/20 09:40
真夢

ゆうれいごまん様、コメントありがとうございます。全員綾野剛(笑)髪型違う探偵と爺さんすら同じに見えますよね。ほんと邦画っぽい作品です。

03/20 12:24
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brzbb
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映画化決定ということで再読。連載時、単行本発売時に読んでるんだけどこちらには登録してなかったのであらためて。読メに登録されてる感想を読むと数年ごとに話題になって読み継がれているのがわかる。ブログにも書きました。 https://blog.sunaotoko.com/archives/125
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たびー
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アンダーカレントが映画化される嬉しさを、語る相手がいない寂しさよ。
0255文字
kentaro mori
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極めてリアリスティックに描かれていた世界が突如として揺らぐ。パースが歪む。例えば、探偵に夫の写真を見せるコマ(p92)、繰り返される背中合わせの切り返し(p150、p186)、なぜこうした構図になるのかこれ以上なく雄弁に語りかけてくる。漫画を読むとはこういうことなのだ。『マイブロークンマリコ』などを安直に映画化するのではなく、『アンダーカレント』をこそ映画化するべきだろう、しかしそれはとてつもなく大変な仕事になる。
年中古本派・文花

映画化決まりました!今秋公開決定です!

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