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子供の「脳」は肌にある (光文社新書)

感想・レビュー
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服部
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自分で自分を触っても何ともないのに、他者に触られるとくすぐったい感覚って長らく忘れてたなと思いました。触覚についてあまり考えたことなかったので、もっと思いを巡らせてみようかな。
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にわ
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心が通うとよく言うが、触れ合いは心を近づけるのに大きな役割を果たす。それこそ肌感覚で人類並びに生物が蓄積してきた生きるための術なのだが、科学的な視点を持って効果を検証してみましょうという趣旨。やはり子育てをしていると、肌の触れ合いの持つ意味合いについて考えさせられることがよくある。幼い頃にいかにして愛情や信頼を伝えられるか、それは後にいくら言葉を繕って伝えたとしても伝えられない、後のその子の人生にレジリエンスとして活きてくるのだと感じた。
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sk
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育児をするうえでとても重要なことが書いてある。
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nyantamaru
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子どもの要求に即座に反応する母親→子どもは自分の要求にすぐに反応してくれることが分かっているため、母親を安全基地として利用できる。例え母親が視界から消えても、すぐに戻って来てくれると確信=不安にならない→そこから探索行動へと発展していける。母親も父親も早期接触が大事→里帰り出産注意。皮膚は露出した脳と言われるように触覚は視覚や臭覚とは異なり直接脳を刺激。自立を促すために早く親から引き離すよりも乳幼児期にたっぷりスキンシップした方が依存心を減少させ自立心を育てる→抱っこ、おんぶ、添い寝、こちょこちょはお勧め
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みずたま
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おおらかなルールの中で、存分にいたずら心を満足できた子どもは、その後も自発的に行動し、前向きに生きていくことができる。自由に遊ばせてもらったんだから、それ以上はお母さんを困らせてはいけないな、と思いやりの心の発達にもつながる。抱っこされたり、母親からいろいろな世話を受けて身体的にも心理的にも欲求を満たされた子は、わがままになることはなく十分なスキンシップによって得た安心感が自立していくための基盤になる。幼いうちは、できるだけ許容範囲を大きくとって、子どもを中心にした枠のなかで自由に遊ばせてあげるのが理想。
みずたま

母親とのスキンシップは、自分が受け入れられ大切にされているという自信を強め、その温かさから、「人は信頼できるものだ」と肌で学んでいく。子どもの頃に抱きしめられた記憶は、人のこころの奥のほうの大切な場所にずっと残っていく。その記憶は、優しさや思いやりの大切さを教えてくれたり、ひとりぼっちじゃないんだって思わせてくれたり、そこから先は行っちゃいけないよって止めてくれたり、死んじゃいたいくらい切ないときに支えてくれたりする。子どもをもっと抱きしめてあげてください。

02/16 18:20
0255文字
🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/🐱🐡🐢焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食
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ネタバレこの本を読んでいる間,他のSNSでつながっている通信制大学に通学した経験のある知り合いの人に「期待外れだった」と紹介しちゃった(笑)こういうジャンルの本によくある,「愛着と愛情」をごちゃまぜにして書いていたり,発達心理学を勉強していたら至極当然に知っている内容を書いているに過ぎないように感じました。そして,「こうである」と断言をするには論拠が弱いような文章もあるように感じました。注意しなければならない点,数点あるので追記します・・・
🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/🐱🐡🐢焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食

まず,「青少年による暴力事件」に関しては,この本が出版された当時は,少年犯罪の増加期ではあるが,以降は減少している。「幼ければ幼いほど自己中心的である」とありますが,「幼児期の自己中心的≠わがまま」の視点が欠けている。ADHDとスキンシップの関係に関して「子育ての不備→ADHDの原因」と受け止められかねない記述がある。教科書的に「欧米は相互独立的自己観」「日本は相互協調的自己観」といった考え方があるが,欧米と日本のスキンシップの内容の比較にはこの点を抜きに議論はできないと感じた。といった点があります。

06/17 15:29
🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/🐱🐡🐢焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食

「ダブルバインド」という言葉が紹介されていたけど,「子どもの心を,二つの異なるメッセージで板挟みにしてしまう」という定義に関しては分かりやすく感じました。自分が疑問に思った点を調べながら読み進められたのは僕にとってはプラスになったかな!?

06/17 15:31
0255文字
ネギっ子gen
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身体心理学者が最新の皮膚論を駆使し、スキンシップの大切さを説いた書。「肌」は、「心」を司る「脳」に一番近いから、「心」を育てるには、まず目の前にある子どもの「肌」に触れ、「身体」の感覚を養うことが大切だと。<現在の日本は、かつて経験したことがないほど閉塞感が蔓延し、将来への希望が持てない時代です。/人と人の絆が希薄化しています。その弊害も様々なところに現れています。このような時代こそ、人と人との密度の濃いふれ合いによって、互いに癒し、励まし、共感する、という原始的なコミュニケーションを復活させるとき>。⇒
ネギっ子gen

【「思いやり」は【「思いやられる」ことでしか生まれない】<乳児にとって最初に経験する「思いやり」は、泣いたり笑ったりするときに、親がとってくれた対応である。「泣く」という行動は、不快や苦痛や恐れの表現であり、同時にそれらを取り除いてほしいという要求でもある。その気持ちに親が反応・共感し、不快の原因を取り除いて心地よい状態にしてあげることによって、子どもは共感的に理解されたと感じる。/このような温かい情緒的なやりとりが、「思いやり」を育むための基礎になる>。他の人から十分に「思いやられた」という経験が基礎!

06/07 09:33
ネギっ子gen

【同じ表情をしてこそ、真の共感】<自分自身が相手と同じ表情をしてこそ、思いやりの行動に結びつく本物の共感/一歳の子どもでも、悲しみに暮れて泣いている大人を見て、同じように自分の顔に悲しみの表情を浮かべ、その大人を抱いたり、スキンシップをしたり、なでたりして慰めようと一生懸命になる子がいるという。また、苦しくて苦渋の表情をしている人を見て、同じように苦痛の表情を示している幼児は、その人を慰めようとすることが多いそうだ。表情の模倣が現れてこそ、本物の共感が生まれている>。ここ、実によく分かります。うんうん。

06/07 09:34
3件のコメントを全て見る
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とも
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たくさんなでなでして、こちょこちょしようと思った。抱っこもたくさんしたい。
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こば
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とりあえずいっぱい抱っこしとこ。
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よね
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親は、子どもに「優しくなってほしい・賢くなってほしい」と早い段階から色々とやらせたりする。それも愛情で。たくさんのスキンシップをとることで、情緒が安定するとい調査した結果がある。自分の子ども時代は、どうだったのだろうと比較したり、実際の子育てにもスキンシップをたくさんしていこうと思う。
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西葛
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新生児において肌は露出した脳みそ、と前提した上で、いかにスキンシップが発育に影響を与えるのかを臨床心理学的データで並べていく。低体重児はタッチケアと呼ばれるマッサージを行うと、しなかったグループと比べて3割弱の体重増加が見られた、など「肌」と「脳」の直結ぶりがわかる一冊
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nanako
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育児書と検索すると、頭を良くする!運動神経が良くなる!のような早期教育だとか、一人寝をできるようにさせるなど早く自立をさせるようなハウトゥー本が多い中、この本は触れられる子ども目線に立った優しい良書だなと思いました。いま妊娠8ヶ月で、男の子の予定ですが、思春期以上は母子べったりになって男性能力を奪わないように気をつけようと思いつつ、それまでは精一杯愛情込めて触れようと思いました。
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路傍の人
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現在では否定されているようなエビデンスが多く見受けられたため、注意が必要かも。引用文献リストもないし、素人のなかの素人向けな内容
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こだま
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子供のころに親からスキンシップを受けた子ほど情緒が安定し、高校生になっても「キレにくい」そうです。確かにハグはストレスを軽減すると聞いたことがあります。コロナ禍で人との接触が難しくなりましたが、コロナ禍で生まれた育った子供たちがどんな人に育つのか気になります。
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ftoku
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五感のうちで大人になると、ほとんど意識されなくなる「触覚」。「くすぐったい」という感覚が、哺乳類のとりわけ社会性を持った動物にのみ見られるという話が興味深く感じた。
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ふら〜
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スキンシップの重要性を(子供のみならず成人でも)全体的に説いている。まあ成程、という感じ。
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dawn_0225
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近頃は「たくさん抱っこしろ」とは言うが、具体的にスキンシップはどう影響するのか?数々の実験や論文から科学的に切り込んだ本。 とは言え、私はさすがに抱っこなしでも寝られるように教えてあげようと思う。 日中、赤ちゃんが起きてる間は、たくさん抱っこすることにした。
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ゆうみきん
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出産後育児本を探してて目についた本。
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Kyo
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残念ながら、私には時間の浪費になってしまった本。 筆者に主張はタイトル、その理由は著者の感覚。理由のサポートアイデアは、無理やり感ありあり。 ただし、個人的には、戦前後でスキンシップの量の差を指摘した点は、ありがたかった。 日本は、日本流の方法を捨ててしまった(させられた)ことに1番大きな問題があるように感じます。 何でも海外の科学的アプローチに依存することはアウト。歴史から伝わってきている生活の知恵も、統計の考え方から行けば、証拠はなくても同じ要素として認識される価値があると個人的には考えています。
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Natsume
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スキンシップが大切という結論自体は大いに賛成するけど、あまりに雑な本。自己申告ベースの精度の低そうな調査とよくわからないエピソードが「間違いないだろう」という断言なのか推論なのかも分からない文とともに綴られている。「そうですか、あなたはそういう信念なんですね」としか言いようがない。
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桜
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ベビーマッサージやスキンシップの大事さが改めてよくわかった
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水の都
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おっしゃる通り
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Q
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リミテッドにて ●自主性の高い子供は1歳児のころに、かなりおおらかにいたずら行動を許容して貰っていた ●自発的に湧いてくる好奇心や有能感を存分に満たしてあげないと子供はかえって欲求不満になる ●子供の気持ちに即座に応えていれば基本的な信頼感が育まれる。将来にわたって人を信頼し親密な関係を長く続けていくとこに繋がる ●思いやりは思いやられることでしか生まれない ●マッサージは相手に尊重していることを伝え、身体の模倣の能力を高める絶好の手段 ▷心から子供ファーストでやるのは大変。勉強になりました
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そら
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温冷感覚痛みは身体の信号としてあるが、くすぐりは親しい仲の人としかやらないコミュニケーション。子供の頃の触られる事が今後のその人の対人関係に影響。マザコンは幼少期に触れられなかった。
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たくや
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子どもの時のスキンシップの大切さについて書かれた1冊。スキンシップが体や脳の発達、情緒の安定、愛着関係の形成など多岐に渡って子どもに影響するとのこと。恋愛パターンも幼児期決まると説かれていて驚き。幼少期にスキンシップが不足すると感受性や社会性に乏しくなり問題傾向が高くなるとのこと。また、逆にADHD予備軍の子や衝動性が高い子に充分にスキンシップを施すとその傾向が低くなるとのこと。スキンシップを施すのは実の親でなくとも友達や他の大人でも触れ合う経験が出来れば、欲求を満たす事が出来るそうだ。
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chocoberry
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印象に残ったのは①「頭」と「体」の順位は「体」が先。②身体感覚・皮膚感覚というのは、豊かな心を育むためには不可欠。③母親とのスキンシップは依存を防ぐ。④実験結果から、硬い肌着を着ると免疫機能が低下し、ストレスを増加させる。⑤子どもの頃に抱きしめられた記憶は、人の心の奥のほうの大切な場所にずっと残っている。⑥「思いやり」は、「思いやられること」でしか生まれない。⑦セルフタッチが多い人は、欲求不満で心が不安定になりやすい人。嘘をつくときにも、人はセルフタッチをする。
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中嶌まり
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ネタバレ子どもの頃にスキンシップをたくさんした子供ほど依存しなくなる傾向、という内容。 布の様にある程度の外的摩擦に慣れ親しむことは自己を確立したり逞しくなるために必要なのかしら。 肌は胎児の時、神経と同じ外胚葉から派生しているので、感覚器として大切だなと感じます。またいろんな本を読んで皮膚について学びたいです。
ワニ🐊

大昔は、「抱き癖が着く」とかいわれていて、ある年齢以上からはだっこしないのがいいと言われていたらしいです。

05/10 21:05
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eri ᵕ̈*
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肌の触れ合いがこんなにも人格形成に影響力があるとは…。驚きもあり、学ぶことも多く、楽しく読み進めることが出来た。何より良かったことは、幼少期のスキンシップの大切さが書かれており、見直す良いきっかけになったこと。犯罪の低年齢化や虐待の原因の一つに、親子のスキンシップが不十分なことも考えられる部分は、非常に興味深かった。他の原因も気になった。
eri ᵕ̈*

■備忘録■肌に触れることにより愛情が芽生える/赤ちゃんが抱っこで落ち着くのは、子宮内回帰の欲求が満たされるから/臓器移植をした患者がドナーと同じような性格、嗜好になることがある/看病の「看」という字は、「手」をかざしてよく「見る(=目)」ということ 。患者の身体と心の隅々まで手で触れてよく見るということ。

03/10 22:56
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スズコ(梵我一如、一なる生命)
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タッチケアの重要性は今では結構認知されているのですんなり入るものも多かったが、たまに科学的なものより著者の主義主張が強調されている感もあった。15年も前の作品だけど学ぶことが多かったので読んで良かったなと。関係ないけど、既婚男性の方が妻からのボディタッチに対して嫌に感じるというのは正直驚いた。著者は私と同い年くらいでこれを書いたのか、凄いな。
スズコ(梵我一如、一なる生命)

子育てで忙しい妻が夫を嫌がるイメージですよね。正確には、既婚男性は妻に触れられることに喜びや満足感を感じなくなってしまい、妻からの拘束と感じて嫌がる人さえいる、ということらしいです。これなら納得?

03/07 00:54
山猫

へへぇ、そうなのか。俺、妻に触られてウキャウキャ言ってたんだけども、マイノリティだったんだね⤵︎

03/07 02:34
4件のコメントを全て見る
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じゅん。
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「体」「心」「頭」の3つの関係をプロローグにて事前に述べる。 知識を得る為には様々な事を経験する体が必要。 体が自由なら心も自由になり、心が育つ。 これらの事から、体の重要性について学び、本編へ。 本編では、ありとあらゆる面から、スキンシップのメリットを述べる。 触れ合う、ただそれだけの事がこんなにも大切なんだなぁとひしひしと感じさせてくれる。 教育の原点ですよね。
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にんじん
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子供との向き合い方に自信が持てなかったが、自信がついてきた
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たまきら
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肌が合う。これ、みんな無意識に知っていることだと思います。けれども、これだけわかりやすくその利を説明してくれる本があってうれしい。みんな、さわってほしい。これ、忘れちゃいけないと思う。夫が整体院に勤めていた頃、「みんなたいして問題ないのに来るけど…日本にハグの習慣があったら来ないかもね」と。本当に。彼の手は大きくてしっかりしているので、おばあちゃんにすごく人気があったなあ。あ、レイ・チャールズの映画で「美女は手首を触ればわかる」というシーンがあったのをふと思い出しました。
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さくさくさん
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マッサージのくだり、とても説得力があった。幼い頃、親の背中をトントンした時の「大きいなあ」と思った気持ち、忘れてないから。
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マエダ
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親密な人間関係や親子関係を築くには「触れる」ことが大切ととく本書。「頭」「体」「心」の3つを考え、子供との関わりが書かれる前半と触覚の大切さが書かれる後半。
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501
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肌の触れ合いの大切さについて子どもに焦点をあてた本。小学生になったうちの子は今でも抱っこをせがんだり、人の膝の上に座るが、人との接触はよほど心落ち着くのだろう。肌が合う、肌に感じるなど肌と関係する慣用句は人の内面に触れるような意味を持つ。ポジティブな感覚を与えるスキンシップは人の心を育てる。統計データ(その信憑性はよくわからなかったが)など取り上げた客観性だけでなく著者の暖かい思い込められていて、スキンシップの大切さが伝わってくる本だった。
0255文字
きょん
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肌感覚を通して相手と自分の境界を意識する。体ができててこそ、 心と頭も育つ。 日本は日本らしく おんぶをしたりべったりしててもいいのかも。 愛してるーなんてたくさん欧米見たく言えないならなおさら。とも思った。
0255文字
わかばやし
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絶賛乳児子育て中なので、何かヒントになればと読んでみた。以前読んだ「子供へのまなざし」と共通する内容もあった。抱いたり、髪を撫でたりするとニコニコ喜ぶ子供の姿を見てるので、スキンシップって本当大事だなと納得してるところ。
0255文字
にゃおまる
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嫁の親が抱きグセがつくから泣かせとけと、散々口出してきた理由がよくわかった。抱きグセではなく抱かれたら落ち着くから、泣き止むのだ。スキンシップの重要性について書いてある。人はもっとくっついたほうがいい(笑)
0255文字
popo
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そうだろうなという記述ばかりだった。自分が体を硬直させる癖があるのが気になっていたが、これは幼年期からの感情生活でできあがった筋肉のパターンなんだな。何歳になってもスキンシップは大切なこともよく分かった。子育てに参考にして欲しい本。
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