まず,「青少年による暴力事件」に関しては,この本が出版された当時は,少年犯罪の増加期ではあるが,以降は減少している。「幼ければ幼いほど自己中心的である」とありますが,「幼児期の自己中心的≠わがまま」の視点が欠けている。ADHDとスキンシップの関係に関して「子育ての不備→ADHDの原因」と受け止められかねない記述がある。教科書的に「欧米は相互独立的自己観」「日本は相互協調的自己観」といった考え方があるが,欧米と日本のスキンシップの内容の比較にはこの点を抜きに議論はできないと感じた。といった点があります。
「ダブルバインド」という言葉が紹介されていたけど,「子どもの心を,二つの異なるメッセージで板挟みにしてしまう」という定義に関しては分かりやすく感じました。自分が疑問に思った点を調べながら読み進められたのは僕にとってはプラスになったかな!?
子育てで忙しい妻が夫を嫌がるイメージですよね。正確には、既婚男性は妻に触れられることに喜びや満足感を感じなくなってしまい、妻からの拘束と感じて嫌がる人さえいる、ということらしいです。これなら納得?
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