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買物難民―もうひとつの高齢者問題

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無職のhkmaro
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問題の切り出しとしては分かりやすいしそれなりに問題の把握はできるが、要求ばかりでそのコストについての検討がまるでない。何を言うにしても二側面を同時に検討しなくては考察として無価値。大型店舗を擁護する本をも一緒に読む必要がある。
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Tsutomu Yamamura
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「買物難民」というと、買物⇒商店、商店街、大型店舗、シャッター通り、中心市街地の衰退とつながるわけですが、この本は、商店側からではなく、利用者である高齢者側からの分析・問題提起となっています。日用品の買い物でさえ、バスを乗り継がなければならないのは、ホント深刻な状況です。その解決をビジネスに委ねるのか、公の範囲だと考えるのか、官が担うのか、まさに価値観、社会観の問題ですね。商業振興の立場では、そういった消費者のニーズに商店・商店街としてどう対応するか、と考えるのだと思います。
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ホレイシア
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仕事で仕方なく本。なんだけど、誤解を恐れずに書けば、面白かった。そういえば最近、買い物範囲のスーパーが幾つか撤退したし、これを読むはめになった仕事先も決して田舎ではない。山坂は多いが、むしろ都市部だ。でも、だから行政も思い切った買い物ツアーを組めないのだ。これをやると今度は個人商店がつぶれちゃうからね。私も免許を持たない身、将来は結構深刻かも。
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よっちん
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うちはスーパーも商店街も近隣にあるので年寄りでも大丈夫。にもかかわらず、離れた医者まで歩いて日参している母は引っ越す前の近所が忘れられずわざわざ離れた場所まで買出しに行きます。近くにも医者があるけど体が動く間は気の済むようにさせます。有難いことにうちの市は財政難にもかかわらずバス地下鉄が高齢者住民には無料。バス停は至近。おまけに同居者の協力有りとかなり恵まれていることが分かった。でも私が年寄りになるまでこの恵まれた環境が残っているのかどうか不安。
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さいのすけ
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田舎に帰省するたびに、駅前商店街が寂れてゆく。市街地の国道沿いに林立する大型店に客をとられてのこととはわかっていたが、そのことが高齢者の買い物にまで影響を及ぼしているとは。たしかに住宅地の小中規模の小売店は次々と店をたたんでしまう。女性の高齢者ほど運転ができない人が多い割に、バスの本数は年々減り続ける一方だ。田舎に暮らす親の近い未来を想像して、暗い気持ちになる。行政に携わる人には、必ず読んでもらいたい1冊。
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hiroe
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言いたいことは分かるけど、「高齢者用の」というくくりから出られない限り、採算がとれて持続性のある何かにはならないと思う。ちなみに我が家の近所には商店街が今も残っていて、魚は魚屋、肉は肉屋で買うことも多いし、その魅力はスーパーには代え難いというのも分かる。
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