一方で、全体的に『読む』を通じて普遍的な人間のありようについて述べているように感じる。丸山の主体性とその問題意識を照らし合わせて読むこと(『読む』を丸山の福沢論、思想全体にどう位置づけるか)/国民国家批判の無意味さ(虚しさ)
丸山を批判するときに、この『読む』上巻のp165を引っ張ってきて批判することしか出来ないのはおかしい。大体、福沢批判と丸山批判はその無意味さ(虚しさ)において共通するけれど、福沢が批判される意味を考えると、福沢像の形成という点では面白いかもしれない。
この機能をご利用になるには会員登録(無料)のうえ、ログインする必要があります。
会員登録すると読んだ本の管理や、感想・レビューの投稿などが行なえます