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僕の明日を照らして

感想・レビュー
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yurika
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ネタバレ再婚したときにスナックをやめなかった母親、隼太の気持ちに最初から最後まで鈍感だなぁと悲しくなります。夜に家にいない母親よりも虐待する義理の父親を守ろうとする中学生って、辛い。。。最後は、子どもの意見に流されることなくきっぱりと決断していてよかったけど、その後どうか幸せになってほしいです。
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100
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最初はとにかく共依存の話、という印象を受けた。 けれど最終的に優ちゃんの振るう暴力は弱さの裏返しで、その暴力を抑えるのに最も効いたのが主人公の弱さだったというところがすとんと腑に落ちた。 正直自分があの立場だったらとてもじゃないけど耐えられないあの状況を受け入れていた主人公は強いなとも思ったが、寧ろ主人公も弱さ故に受け入れていたのだなと最後には思った。
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読書家さん#MOZjl5
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ネタバレ優ちゃんが僕に与えた大きな恐怖も殴られた痛みも、きっと忘れてしまえる。でも、忘れられないんだ。優ちゃんが来た最初の夜。僕は自分以外の人が息づく家の中で夜を過ごした。正月とクリスマスが、明日と明後日が、一緒に飛び込んできたくらい嬉しかったんだ。
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紫陽花
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ネタバレ瀬尾さんに癒されたくて借りて読んだら、なんと冒頭からDV。しかも殴られるほうの中学生の息子が義父をどうにか治そうと頑張ってる姿がすごく辛い。あまりにもしんどくて途中で読むのやめようかと思ったけど、この重いテーマを瀬尾さんがどの方向へ持っていくのか気になって最後まで読んだ。もっと早い段階でこうなるべきだったのでは?と思えた結末だった。
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つぐみん
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辛くてもしっかり前を見て生きて、幸せになってほしいと思った。
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とりめかけ
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ネタバレ瀬尾作品に共通する優しさとあたたかさに包まれてはいるのだけど、どうしても、DV翌日泣いて謝る男とそんな奴相手に「彼には私がいないとだめなのよ」と共依存的な関係に陥る女、に感じるような強烈な違和感を最後まで引き摺り続けてしまった。彼の心の弱さとか、本当は優しい人、とか、彼を自分が何とかしてあげたいとか、そういう関係に悩む人がこの本を読んだ時に妙な方向への光明を見出さないでくれれば良いなぁと。
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クー
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優しい歯医者の継父が、発作的に暴力を振るう。主人公の悩める中学生活。読んでてもどかしい
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さくらっこ
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ネタバレいつも癒される瀬尾作品なのに、今回は少し違った。母が再婚した相手は、突発的に切れて暴力をふるう歯科医の優であった。彼は患者やスタッフに対して常に低姿勢で気を遣う性格であったから、自らの毒を捨てる手段がなかったのだろう。被害をうけても母に訴えることなく、耐えていた義息の隼太がいじらしい。彼にとっては一人で留守番する夜に耐えるより、義理であれ父親ができたことが嬉しかったのか。その後二人で、[男同士の話」ができて良かった。これで優も自分の毒を捨てる方法を得たのではないかと思う。人の心の複雑さを感じた1冊だった。
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Daisuk
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不思議な爽やかさがある。 虐待と別れという暗いイベントが主になるのに、人を思いやる雰囲気が漂う。 でも自分だったら隼太のようには振る舞えないと思う。
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みかんちゃん
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ネタバレこどもにとって誰もいない家で一人過ごす真っ暗な夜は相当怖いのだ 殴られるよりも怖いことなんだ 隼人は言動が大人びているけど(からこそ)中学生のわりにはよく話をしてくれてるし母親としては信じてしまうよね 色々な作戦を立てて二人で関係をよくしていこうと努力してたのに虐待が減ったときに、喜びではなく、不安が増大している様子がリアルというかきっとそうだろうという現実感があった 【暗闇】を乗り越えるために必要な存在だったのだとしても許されることではないし、DV彼氏持ちの人に大人だから選びとれると思えるあたり
みかんちゃん

こどもの自分は(環境関係を)選べないから、その中でできる限りの事を試そうとしていたのだなということがわかりつらくせつない。とあるきっかけで殴られなくなるのだけど、不安は消えることがないのだろうとも思っていたので、なんとなくメデタシメデタシにしない母親はじめ登場人物と瀬尾さんに拍手

08/22 23:09
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^_^
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ネタバレ最初は暴力を振るう優ちゃんにムカついていたが(なんで病院に行かなかったのだろうか)、隼人が優ちゃんを手放したくない理由が隼人を形づくっていることで切なくて、試行錯誤しているのがつらかった。性格が少しずつ穏やかになっていることと比例していつ暴力がくるかという不安が積もるのもリアルだった。隼人、優ちゃん、お母さん、どの登場人物にもわかるところがあった。直接的に書いてなぬてもわかる心情を読み取れることがおもしろかった。
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おにぎり
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ネタバレお母さんに優ちゃんの虐待がばれてしまったとき、泣けてきました。優ちゃんを失いたくない隼太の気持ちが苦しかった。血の繋がりは関係なく深く求め合えること"そしてバトンは渡された"に通じるストーリー。優ちゃん、早く戻ってきて。今度こそ3人で本当に家族になってね。優しいお話でした。
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冬子
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ネタバレこれって父と息子のいいお話なの?絶対違う。ちょっと疲れていたので、良い人しか出てこない瀬尾さんのお話で癒やされたいなあーと思って読み始めたけど、ただただ悲しかった。
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sho
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よくわからない親子の関係性だった。妥当なラスト。
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チャイ
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隼太が明日を迎える為に優ちゃんは必要だったんだろうな。
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たぬき
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2024.53冊目。珍しくハッピーエンドではない、瀬尾さんお得意の家庭環境複雑系。ただ準太ほど周りを見て、必要な言葉をかけて、必要な立ち振舞ができる中学生は居ないんじゃなかろうかと思う。優ちゃんの弱さか家庭環境によるものか…それにしても大人びている。暴力に勝るほどの夜の闇の恐怖とは。有り難いことに自分には想像もつかない。最後の泣け叫ぶ準太は等身大なのかもしれない。
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ankkokku
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悲しい。主人公の自分は何者かであろう態度が少し気に食わなかったが、子供に与えられた力の中での抵抗なのかなと思った。何かしようとしてみても埋められない差がどうにもならない、けど戦わなきゃいけないみたいな感じがした。ちょっとづつ変わっていく関係が歪んでいるようでまっすぐな愛の形なのかなと思った。悲しいはずなのに文体の温かさに緩和されているような何とも言い難い気持になった。
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烏骨鶏
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母の結婚相手とのなんとも言えない関係。反抗期っていう表現を使っているけどむしろ思春期とか、そういう不安定な時期のことを厨二的にいってるのかなとか。重いんだけど、無意識の必死さ?みたいなものが伝わってきて、そして、他の周囲の人達との関係もなんだか、切なくて。 最後のところは、大人としては確かにそうなんだと思う。唯、そうなって欲しくなかった気持ちが、このままなにかしらうまくいってしまわないかなと願ってしまう気持ちが自分にも確かにあった。
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fumikaze
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一度、文庫本で読んでいたが、これは船橋図書館にて。私もたまに切れることはあるが、DVについては正直よく分からない。この少年は自分を分かってくれる人が欲しかったのだろうか?それとも優ちゃんの事がそれだけ好きだったのか。それにしても、中学生が自力でDVの相手を何とかしようとするというのは凄い。彼が精神的に大人なのかもしれない。この母親では、彼は精神的に満たされないだろうし(まぁ当たり前だが)、この先彼等はどうなるのだろう。(船橋図書館)
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sem
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当事者にしかわからないことってたくさんあるよね 珍しく最後キラキラのハッピーエンドじゃなかったのもいい
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小春
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自覚のない暴力の理由•解決法を導くのは途方もない、というより、もともと存在していない。この本の主題も、結局何にも帰結しないのと同じで。そんな気がした。
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ミーニャ
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ネタバレ大人びた隼太、止められない歯科医の優ちゃん。 解放されている間は、いたって普通の中学生。 そんなエピソードも交えて読み進みました。 始まりから苦しくて、ハラハラさせられました。 お母さんが、もう少し早く気づいてあげていたら? また違う展開だったのかなと思います。
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三月
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ネタバレ図書館本。『やさしいことと、やさしくすることは、違う。優ちゃんは、ときどきキレて、僕を殴る。でも僕は優ちゃんを失いたくないんだ』という隼太の闘いを描いた本。ちょうど脳科学や心理学の本の間に読む小説探してて、何となくタイトルで選んだら内容が噛み合いすぎた。脳科学とか心理学とか色々あるけど結局そういうことだよねと感じる。著者の本はどれも好きだけどこれもよかった。いつも重い話を軽いタッチで書いてくれるところと、面白おかしいところが好きです。また今度買って読もうと思います。(常体と敬体が混ざったへんてこな文章)
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Ami Salon
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「やさしいことと、やさしくすることは、違う。優ちゃんは、ときどきキレて、僕を殴る。でも僕は優ちゃんを失いたくないんだ」という主人公の闘いの日々を描いた小説です。 難易度:★☆☆☆☆ 明るさ:★★☆☆☆ 現実の葛藤:★★★★☆
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桐一葉
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そう…やんね。そうなるよね。やっぱり…って最後やった。瀬尾さんがどんな思いがあってお書きになったかが分からないからめっちゃ憶測で感想抱くけど…世でいうあかんことを大人がこどもにしてたら、大人で解決する。こどもがどう言おうが守る為に意見は聞かない。よね。。たとえこども側が、平気やから!関係ない大人は意見するなよ!って言うたところで良い方向にいかんよな。。一緒にいたいから、努力してたのにね。ってさみしくなったけど、グルーミングって言葉が浮かんだりもしたし、一緒に居るわけにはいかんよな。望んだところで…
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麺
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ネタバレ児童虐待なんて重すぎるテーマでありながら、飄々とした語り口で、しかし根底にあるものは全く軽くない、すごいバランスのお話だった。 結局何が原因だったのかみたいな説明は必要なく、そういうことを人間は何故かやってしまうという諦観がある。 それでもなんとかしたいと切に希望し、工夫と努力を重ねるシーンが健気だ。 ラストはあれで良かったと思う。
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めぐねい
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終始悲痛な叫びをあげながら読んだ本。虐待されてもいいから一緒にいたいなんて中学生に言わせたらあかんよ。駄目なものは駄目だよ。暴力は駄目だよ。自分が止められないって大人が言うの、それって理由にはならないよ。捕まったときにこの理由を言って、通じる世界ではないよ。大人びた子供を描いてても、卵の緒とはぜんぜん違う。こんな暴力で繋がっている関係なんてさっさと壊れればいい。なのでこういう終わり方は致し方ないのだと思うのだけど、読み終わってただただ悲しかった。文庫版のあとがき読んでみようかな。瀬尾さんの思いが知りたい。
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Rie  Komi
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【中古本】中2の隼太とスナックで働く母親の再婚相手の優ちゃんとの暮らしの物語。優ちゃんが時々キレて虐待するけど、隼太は許してしまうのは、夜に1人になる方のが辛いから。なんともモヤモヤする話でした。 関下さんとの付き合い方も不思議な感じ。
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S S
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ネタバレやっと読み終わった。最後の結末はそうならないとおかしいよね、って感じた。
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AliNorah
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ネタバレ隼太は義父・優ちゃんがカッとなったら虐待されるけれど誰にも言わないし、優ちゃんと一緒に住み、治そうとする。それだけ長年の1人の夜が寂しく辛かったということかな。虐待から逃げるのではなく、身体をくっつけることで優ちゃんのキレがおさまった。優ちゃんも厳しい親とできる兄の中で育って寂しく、心が不安定なんだろうな。虐待はよくないから、結末は仕方ないのかもしれないけれど、ガムテープでとめて捨てたノートを勝手にみる母ってどうなんだろう。瀬尾さんらしい家族のあり方でした。
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Miho  Sato
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ネタバレ中学生の隼太が優ちゃんに暴力を振るわれるところから始まる。暴力は嫌だけれど優ちゃんの事は大好きなのだ。なんとか優ちゃんが暴力を振るわないように母親には内緒で2人で努力していく。最後はあっさり終わってしまって拍子抜けしてしまった。
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あーちゃん
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再読 歳を重ね、生活の状況が変わっての再読だけど、印象は変わらず。瀬尾まいこの中では、あまり好きではないかなぁ
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たけぞ
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いきなりのDVで、重い話しかと思ったら、大人びた中学生の成長の物語でした。
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tugumi
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新しく父親になった優ちゃんと仲が良いが、一度切れてしまうと止められず、隼太は暴力を振るわれる どうして他の人には切れないのか、母親の鈍感さ、隼太のやけに理解の良い所や人の気持ちに無頓着な所等、気になる事が沢山あった 暴力を振るわれている事を母親に気づかれるのを嫌がるのも疑問を感じたが、それだけ片親家庭である事のプレッシャーや、夜に一人でいる怖さが強かったのだろう 母親はその点にも気づいて、暴力を振るわれても優ちゃんを庇った隼太の気持ちに気づかなくてはいけないのではないだろうか
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愛犬家さん 読書家さん
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☆5
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ほんのむし
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む!瀬尾まいこさんの本で読んだことないのんがあったんやな。 って手にしたのですが、いつものほのぼのしたストーリーとは違い、いきなり家庭内暴力を受ける少年のシーンから始まり、驚いてしまいました。 まあ、登場人物それぞれに色々事情はあるにしても、誰にも感情移入できない謎の小説となりました。
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サックーマ
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もう少しさわやかな話を期待して読んだんだけど、なんだか屈折していたな。 お母さん、優ちゃん、主人公、誰にも共感できず。イマイチ好きになれませんでした。
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ビーバー
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こんな大人びた強い中2。小説とはいえ、すごすぎやな
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あむ
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虐待も瀬尾さんが描くと穏やかな印象になるが虐待は、虐待だ。虐待された子は、優しい時と虐待された時を天秤にかけてしまうからなかなか、抜けれないらしい。大人のDVでも、そうなんだから難しいか。でも、そこからどうしたらいいか考えるのが、前向きになれてよかった。
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パイナップルジャム
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隼太と優ちゃんの関係は、他人からすると理解し難いかもしれない。まず虐待は決して許されることではないし、なおかつ虐待されても優ちゃんを求め続ける隼太は依存に陥っているとも言える。それでも、2人で乗り越えようとする姿勢は応援したくなりました。家族って簡単に解決できない問題を抱えることはあるし、それでも明日を目指して生きていくべきなんだと思いました。
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