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ひろい世界のかたすみで

感想・レビュー
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manabu
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近代に形成された密室空間での雅楽は、確かに、本来の雅楽とは違うのであろう。「美しい風景の中で流れる風の音を感じるのは心地よい——雅楽とは本来そういうもので、劇場の空間でただ流れるだけの風の音を聞いても、難解なる前衛芸術にしかならない。風の音は、流れる風の存在する場所に置かれて聞くべきものだろう。」小説を読むという営みについても考えてみた。ある特定の描写に、あまり実感が湧かなかったり、退屈を覚えてしまうのは、その情景描写を感じ取れていないことが原因なのかもしれない。風景を感じるという行為を大切にしたい。
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fumi
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10年前ぐらいの時期のエッセイ(?)集だけれども、現在読んでもまったく時代遅れとか、見当はずれということはない。図書館の返却日を気にしながらだったけれども、まだ、販売されているなら、購入して好きな時に読み返したいと思った。
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湯飲み猫
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図書館返却期限を気にして急ぎ足で読む本ではありませんな。社会論と講談と歌舞伎論と長嶋監督その他いろいろが混ざりあって、私は訳がわからなくなっております。口調までもがおかしい。ボリュームたっぷりです。疲れた(-_-)
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小鈴
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立ち読みだが、「女ってなんだ?」のエッセイは絶品。一読をオススメする。特に女性にね。
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ひろい世界のかたすみで評価27感想・レビュー4