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後悔と真実の色 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
767

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雨の日月曜日
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94点
0255文字
ようこう
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若い女性の人差し指を切り取る「指蒐集家」が警察を翻弄していた。捜査一課の西條輝司は、捜査に没頭するあまり一線を越え、窮地に立つ。連続殺人鬼vs刑事の執念。第23回山本周五郎賞受賞作。
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ねこ助太郎
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警察内の嫉妬や妬み、出世などドロドロとした 人間の負の感情が絡み合う中、そんなことに興味はなく犯人をただ捕まえたいと奔走する男。それぞれの人間の心理描写が細かく描かれていて引き込まれていく、さすがです貫井さん。堕ちていく男の姿、警察と犯人の攻防、誰が犯人なの?先が気になり一気読み。ページ数多めでしたがあっという間に終わってしまった。後悔を背負って歩いていく男の姿がやるせなかった。次は続編の「宿命と真実の炎」とても楽しみ、早く読みたい。
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バジル
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登場人物達の掘り下げ方が凄すぎて、視点も三人称で多くって、途中ちょっと "これ何の話?主人公誰?"ってなった。最初の印象ほど主人公が活躍しなかったせいもあるかも。。最後事件解決のあたりは普通だったけど、全体としてかなり個性的で興味深い。
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いっつぴょん
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犯人を追う筋と西条を軸にした警官の思いが絡み合いなかなか読み応えのある(実際に700頁弱あるが)作品でした。綿引の気持ちの変化がよくわかりました。
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きのこの日
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人間ドラマでありミステリであり。人間が自己をこじらせて肥大化させていく様を書かせたら右にでるものはいないのではないかと思うほど。ミステリという側面だけでみるとすこし物足りないかもしれないけれど、刑事一人一人に物語がしっかりあるので人間ドラマとして楽しめます。 踏み外す人と踏み外さない人。乱反射でも思ったがそこを分かつラインの書き方がとてもリアルだなとおもう。
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ミートボウズ
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うん、貫井徳郎さんの読んだ作品として初めてラストを後味が悪い感じじゃない系かな?まぁ作品中99%はいつもの感じなのですが… いつも通りの納得の心理描写に、ラストのどんでん返しもあるし、理論も一貫してるし、よくできたミステリー作品。 個人的には綿引と西條の妻のもっとリアルでグロい心理描写や葛藤が読みたかったが、そうなると本書のストーリーからは脱線してしまうかな
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左亭
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ネタバレ犯罪小説の本筋に加え、主人公西條をはじめとした登場人物の個性をていねいに描いた作品。 主人公西條が、その孤高の性格ゆえ妻からも同僚からも誤解され孤独に追いやられていく様子が丹念に描かれていた。 美叡が殺された件は読んでるこっちも少なからず暗澹たる気分に陥った。フィクションなのに。 これも作者の豊かな筆致によって人物像が読み手にしっかりと定着していたからであると思う。
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ぱじいと
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指蒐集家という連続殺人犯を捕まえるために奔走する刑事ドラマという本筋ではあるんですが、この作品はサイドストーリーが色々ありすぎます。それが物語の厚みを持たせててものすごく重厚な人間ドラマになってました。 そんなことしてないで犯人探してもらえます?って思うことも多々ありましたが、警察は犯人に辿り着くまでに一つ一つどんな小さな可能性でも捜査して潰して、前進したと思ったら振り出しに戻されたりして、心が折れそうになりながらも犯人へと迫っていくために身も心も削って頑張っているのだと改めて思いました。
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りすまる
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途中までは、いろいろなキャラが反目し合うギスギスした感じが続き、読む手が進まなかったが、ここの多くの人の感想の通り後半は一気に盛り上がり、特に90%超えた最終局面では、息もつかせぬ怒涛の展開に。少々自虐趣味のある私は、先が読みたい!!ってなるとわざと本を置いて焦らす癖があるのだが、それも半日保たずついに読了。前半ダレてしっかり読んでいなかった部分を読み直したい。。。受賞にも納得の一冊でした。ありがとうございました。
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湯歌
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A:長かった!けどおもしろかった。どこまでも堕ちていく主人公、捜一の人間味あるキャラたち、中盤からの展開、良かったなぁ。後半なんとなく犯人は分かってしまったが。
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カワハラ
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ネタバレ分厚い本でしたが、個性的な登場人物のやりとりで、すいすい読み進み、刑事ドラマでよくある捜査会議の裏側もなんとなく分かりました。 犯人は終盤絞られてきますが最後まで気づかず、湊かなえさんの「白ゆき姫」のリードを思い出しました。西條のホームレス化は少し極端過ぎるかな。
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T. Mu
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貫井徳郎さんの本は久し振りに読みました❗️面白かったなぁ~🎵後半の主人公の過酷な運命は、ちょいと読んでいて辛かったけど…💦厚い本でしたが、すらすら進みました❗️4.5
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ニカ
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約700ページあり、読むのに時間が掛かったが、中盤辺りから凄く面白く、最後はあっという間に読めた。登場人物が多いが、キャラに味があるので割と混乱しなかった。三井が1番好き。この物語だけで終わらせるのは勿体無いキャラ等だった。
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ほんのむし
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東京で起こる連続殺人犯を追う個性的な刑事たち。 そのなかで、若くしてエースとなった敏腕刑事が、多くの代償をはらいながら、事件解決に向け戦う物語です。 全然好きじゃない主人公でしたけど、面白かったです。 分厚い割に、サッと読めましたよ。
0255文字
スナイデル
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4
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酢
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読み始めてから、似ていないけど貫井さんのデビュー作「慟哭」に似ていると感じました。 指蒐集家を名乗る犯人についても、着地点はそこだろうなと思いながら読んでいても衝撃的でした。
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kazawa667
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初めて読んだ貫井作品。というか初めて知った作家サンでした🙏。文庫本厚め692Pでちょいと躊躇しましたが💦買って正解、面白く読ませてもらいました。文庫本、ペーパーバッグの良さがハードカバーにはない、あとがきや解説だと思っていて、今回も読んでナルホド。作者、作品の秀逸さが賞の選考委員たちの書評等でより納得がいく。主演のキャラと過酷な運命。個性豊かリアルな脇役キャスト達の描写も過不足なく舞台を彩り良いミステリー映画を観た感覚が残りました… あとがきで、デビュー作「慟哭」も読みたくなりました。
0255文字
あゆみ
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★★★★☆ 西條側の話、綿引側の話、警察の組織ならではの確執や絆。 予想してた犯人がドンピシャだったので、そこに対してはそこまで驚きはなかったが、想像してた展開とは違う方向にどんどん話が進んでいったので、分厚い1冊だが途中だれることの無い完走だった。
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カイジ
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厚い本なので時間かかっちゃったけどその分読み応えがあった。いろいろ想像した後半のストーリーは全く異なるものだった。それでいいんだよ
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ゆうき
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☆3 再読です。 めっちゃテンポが良いです! 警察物で、読みやすい本が好きならオススメです。 わかりやすく、一気読み間違いないです!
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LanciaLancia
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猟奇的な連続殺人事件とそれを追う刑事たち。刑事一人ひとりが家庭も有る(あった)一個の人間であることが静かに語られていく。強い正義感を持って犯人逮捕に挑む刑事たち。それでも中繰り返される事件。。 貫井さん作品なので、どこかでくるぞ、くるぞ..とは思っていたけど、やっぱり、あぁ~!そうだったか... ってなった。 終章、全てを失って初めて自分が人一倍平和な社会を望んでいたことを知った西條。辛すぎるなぁ。
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Mark.jr
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シリアルキラーと刑事の対決を描いたハード(ギスギスしてるとも言う)な警察ものに隠されたミステリーとしてのトゲという、著者のデビュー作である"慟哭"を彷彿させる作品です。主人公的人物が出世欲の塊と誤解されたり、そしてそこから転落する展開も似ており、なんかそういう著者の趣味があるのかと勘ぐってしまいます。ミステリーとしては犯人自体を当てるのは、そんなに難しくはないでしょうが、様々なファクターが納得感と必然性を持って配置されている、計算された構成が見事です。しかし、ちょっと色々ヘビー過ぎますね...。
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まる
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ネタバレさすが貫井先生、楽しく読むことが出来た。”殺戮にいたる病”の様な猟奇殺人の推理は私の嗜好に合う。不倫が殺害理由と示唆されてからは美叡の身を案じたが思い届かず。1度見た相手の顔は忘れないという主人公の様な金森の特技が後半に生きてくると思ってたら小谷と村さんの関係性を暴いただけで終わったのは肩透かしを食らう。
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竹馬
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「指蒐集家」を名乗る連続殺人犯を追う警察たちのお話。貫井徳郎の作品って、最初取っつきづらいのに中盤から止まらなくなるのはなぜなんだろうか。初めて読んだ『空白の叫び』もそうだった気がするが、視点がコロコロ変わるから?イヤミス感はなかった作品でした。
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terukravitz
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★★★☆☆
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かぷち
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警察と犯人の攻防が面白い。ネットを駆使し挑発する犯人に警察は翻弄され、更には曲者揃いの刑事たち同士の様々な思惑が絡み合い一触触発の空気に。男社会って本当にくだらない嫉妬による足の引っ張り合いが多い。そんな伏魔殿に真正面から向き合った作品は、実はそんなに多くないのでは。700ページ弱、一向に進展しない捜査にもどかしさを覚え、急転直下解決する展開に戸惑いつつなんとか読了。ミステリとしては弱いが、『後悔と真実の色』というタイトルからも想像できる、人間の業に悲哀と諦観の想いを抱く重厚な作品でした。
0255文字
ロデタ
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山本周五郎賞受賞作。2番目の事件が起きて面白くなる。そこまでが長くていまいちだったかな。せっかく面白くなったと思ったのに西條の愛人問題のパートがまたいまいち。指蒐集家VS警察をもっと読みたかった。分厚くて中々手が出ない本だったが読み始めると面白くてすんなり読めた。続篇の『宿命と真実の炎』も読みたいと思う。
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kia_twt
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描写がリアルな警察モノ。 叙述トリック的な部分も意外な犯人も良い。
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Shin4670
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ネタバレ★4 西条がホームレスになったときは、どういう話になるのかと思ったが、最初から西条絡みだったということで、納得した。
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自己満足の本好き
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680Pに達する大作。しかしながらグイグイ引きずり込まれる作品でした。登場する刑事たちのバックヤードも丁寧に書かれており、心理も情景もとてもイメージが膨らませやすい。さすがの貫井さんでした。読み終わって皆さんのレビューを読んでるときに気づいたのですが、まさかまさかこちらは続編だったんですね💦笑。でも十分楽しめました。
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Euphoria
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#貫井徳郎 著 #後悔と真実の色 読了致しました かなり前の作品では 在るのですが色褪せる事は無く とても面白く愉しく読み終えました 貫井氏の作品はよく読むのですが 刑事物は初でした 本当に面白かった ですね 人間の心模様の描写や 事件が起きてからの各署の描写が 巧妙で愉しませて頂きました
0255文字
八鬼
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無常感が漂う作品でした。凄腕がそろう警視庁捜査一課でも異才を放つ西條がどこまでも落ちていく。刑事としての仕事も順調、家には妻と娘がいるが別に若い愛人がいる。人もうらやむ西條だがやりすぎたのか、不祥事が発覚した時にかばってくれる人はいなかった。小説の話は連続女性殺人事件が発生し指が切り取られていた。刑事として西條はじめ捜査一課が動くが犯人逮捕には至らなかったが意外な犯人が浮上する。長い話だが読みごたえがあった。
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🐕アヴェンタドール🐶🐾放置中
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ネタバレ★★★☆☆ 読了日不明。記録漏れ。あらすじ見てもはっきりと思い出せない😅
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真珠
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ネタバレ警察ものは苦手。刑事の私生活はどうでもいい。ここからネタバレ。犯人が警察官って、私から言わせてもらうと反則。ま、好みだからしょうがない。
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まさえ
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7年ぶり3度目の読了。前回と同じく「宿命と真実の炎」を借りたからそれに合わせてこっちも借りました。面白かったです。
0255文字
ガラスの文鎮(文鎮城)
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面白いと思ったら作者の代表作の1つだった。警察もの。東京某所で若い女性がズタズタに刺殺されると言う事件が起きる。110番通報で最初に臨場したのが交番勤務の大崎巡査。機動捜査隊の綿引警部補も来る。警視庁捜査一課九係の主任西條警部補は本来来なくて良いのだが某所から情報を得て来る。仕事熱心な刑事。交番、所轄刑事、特捜刑事、捜査一課刑事の順番で身分が違う様だ。『踊る大捜査線』とは随分違う。あれは所轄刑事が活躍する話だった。所轄署に捜査本部が立てられると所轄と捜一とか所轄と特捜と言う2人ペアで捜査に当たる。→
ガラスの文鎮(文鎮城)

西條が組んだのは大崎と言う交番巡査。このペアは本来おかしいが大崎が最初に現場に行ったと言う事情がある。西條は仕事の事しか考えていない男で犯人逮捕の為なら多少の無茶もすると言うキャラ。一方では部屋長と言うやる気は無いが癒やしキャラも捜一にはいるらしい。基本的に刑事達は自分が犯人を挙げたいと思っているので協力関係は薄い。捜査会議で報告される事が唯一の情報共有で刑事達が集めて来た情報を元に全体図を書くのは管理官や捜一課長。とは言えそれぞれの人間関係の中で情報交換はある。ブンヤヘの情報漏洩もしてはいけない→

06/11 20:36
ガラスの文鎮(文鎮城)

とは言え酒をたかる為に記者に許せる範囲で情報を流すと言うのは警察小説一般に出てくるので事実なのだろう。ただし出してはいけない情報が漏れた。この辺りから緊迫感が増す。第2の犯行、第3の犯行が起きて連続殺人事件になる。実は作者は中盤から少しずつ犯人の事をほのめかす。これも情報漏洩か(笑)中盤以降、特に面白くなる。作者が3、4回直木賞候補になりながらまだ取っていないと言うのが不思議だ。

06/11 20:44
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シンチャイナ
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衝撃のラストシーン、読み応えが有る。
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notti0929
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ネタバレ登場人物の中に犯人がいるという前提に立つと、大崎がいかにも怪しい。ただ、冒頭の事件に対する説明が付かずモヤモヤしながら読み進めることになる。そして明かされる真実は、、、。という感じだった。 動機は大体予想通りだったが冒頭の事件の真相は予想外。貫井作品なので安定の面白さではあるが、西條の堕ちっぷりは少しやりすぎか。
0255文字
アツシ
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推理小説として面白い。また仕事に精一杯取り組む男の家庭との両立に苦悩する部分にも共感しながら一気に読みました。 ハッピーエンドとは言えませんが、小説を十分に堪能し、大満足でした。 最後は小春日和の川原の場面ですが、主人公がこれから何を支えに生きて行くのか心配しながら読み終えました。
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