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古典和歌解読―和歌表現はどのように深化したか

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miyuki
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『仮名文の構文原理』のあとに読んだので筆者の論がわかりやすかった。筆者によってとなえられた複線構造を用いて、よりコンパクトに説明しているという感じ。先行研究への批判が激しいが、先行研究とはそもそも違うフィールドで論じられているから、その分、論理で批判せねばならず、そこが極めて論理的なところが学術的水準を保っている。ただし、こういう目立った批判を避けたかるひとも多かろう。その場合は、日本の学問水準がそのレベルであるということに他ならないので、この本の責任ではない。でも、やり過ぎにおもうところもやっぱある。
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ぜっとん
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面白いけど、そこまで新しい考えとも思わない部分も結構あったなあ。自分に古典を教えていた教師はこの人の本や考えを知っていて、取り入れて教えていたのだと改めて知った。ながうたの部分と序文の話はまだ半信半疑なので、もう少し真面目に勉強してからまた検討し直す。
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kaizen@名古屋de朝活読書会
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「最終講義に代えて」 という一文で、内容が推測できる。 真面目な,学術的な,でも面白いもの。 Roman Jakobson, Six lecons sur le son et le sens が問題提起かもしれない。 大野晋の「日本語の形成」を最後に持って来たあたりが、 まだこれからの課題であることを強調したいことが分かる。 著者の「日本語はなぜ変化するのか」を参照している。
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