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感想・レビュー
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ココ
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ネタバレ普通に面白かった。話もだし構成も面白い。藪の中でみつかった遺体について。3人の意見が食い違っているけど、読み進めるうちに状況が立体的になっていく。でも真実は藪の中。。
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デニス
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考えるのが楽しい。みんなで議論するのも楽しい。 想像していたよりも読みやすかった。語り手が複数いて、それぞれが違うことを証言しているという前知識を持ってたけど、もっと人数が多くて混乱するミステリーだと思ってた。ただ、内容は誰が犯人なのか、決め手に欠けるもので複雑だった。 でも伝えたいことははっきりしてる良作。 話題の尽きない作品で今でもよくこの作品が語られる理由がわかった。
0255文字
氷高
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映画「羅生門」を観て再読。「藪の中」という慣用句のモト。証言が食い違い真相がわからない。巫女(というか霊媒師)まで語るが…
0255文字
Tomotaka Kitamori
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多くのコメントで言い尽くされているので感想は割愛。物事を多面的にみることの大事さ、身に染みて痛感しますね。SNSやその他メディアで、一方的な主張を声高に叫ぶ方々の多いこと多いこと…冷静に見ていきたいものです。
0255文字
Sonk
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ネタバレ2021/12/04再読了(青空文庫)。WOWOWで黒澤明監督の「羅生門」を久し振りに見たので、こちらも久し振りに読んでみた。盗賊と殺された侍とその妻。事実はひとつのはずなのに、誰もが自分中心に、自分を美化し都合の良い筋書きで証言をする。若い頃に読んだときは、なんじゃこりゃ、だったけど、歳を重ねたいま読むと、まぁ世の中ってこんなものだよな、と妙な納得感で、人間不信にさえならない。純粋さが消えていく・・・。
0255文字
T
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事実は1つだけど真実は無数にあるってやつですね。
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ひとみ
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真実は藪の中。
かうんたぶる

高校の入学前課題でこれを読ませた国語教師

04/14 14:57
ひとみ

やばくね?

04/14 16:54
0255文字
伊藤こず
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何度読んでも黒澤明の映画「羅生門」が蘇ってきて、原作はどうだったかを忘れてしまう。やはり三船敏郎の近年稀に見るスケベ顔が強烈だったからか…
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さくらんぼ
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数年ぶりに再読。父がまだ若かった頃、会社のグループ研修で誰が犯人かを推理するという課題があったそうで、もめにもめたとのことでした。 誰かがウソをついている、あるいは全員が少しずつウソをついている可能性もあり、死霊もウソを話すのか??とまた一巡して読み直すという無限ループの作品。芥川恐るべし。
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近藤こたつ
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これは面白いわぁ… 複数人の証言を並べるという形で物語が進んでいくのに、盗人多襄丸、多襄丸に犯された妻、殺された夫、3人の証言が食い違っている。それも、3人が3人とも「自分が夫を殺した」と言う。夫はもう死んでる訳だし、「巫女の口を借りたる」っていうのも胡散臭いしなぁ…妻が何度も何度も失神するのもなぁ…。実際、真実が1つであったとしても、見る人によって見方も変わるし見えてるものも変わるし話を自分の都合のいいよう多少脚色するものだし。誰が考えても真相がわからないのが面白いよね。さて、誰が夫を殺したのでしょう。
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キノコン
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旧仮名で読む。如露亦如電に違ひありません。
0255文字
昼と夜
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ネタバレ何故旦那の証言が○○○!!!
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⑧
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最後まで真実が分からない短編。 全く理解ができなかった。 むしろ犯人なんて誰でもいいや。
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ーーー
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【その蒼ざめた顔の上には、竹に交つた杉むらの空から、西日が一すぢ落ちてゐるのです。】西日が差すその顔は美しく凄絶なものであったろうと。
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Tetsu
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この物語の登場人物だけでなく、人はその人の主観を通して世の中を見ている。読む人によって答えはそれぞれ違うように思った。また、登場人物も嘘をついているのかも知れないし、同じ事実を見たけれど、主観を通した結果少しずつ言うことが違って来ているのかもしれない。
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ほりん
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ネタバレ黒澤明の映画「羅生門」に描かれたストーリー。昔,観たことがあるが,京マチ子の美しさが印象に残っている。藪の中に残された死体。中心となる3人(一人は,殺された本人。巫女の口を借りて話す。)の証言がくいちがう。誰が真犯人かは最後までわからない。真相は「藪の中」だ。真実は,いったん過ぎ去ってしまうと,それぞれの認識の中にしか残らず,真実には二度とたどり着けなくなってしまう。確かだと思っていた現実が,急に不確かなものになってしまうような不安に突き落とされた。
ケイ

私は、映画は見ていないのですが、確かこの映画により、英語でrachomonと言うと、混沌として答えがわからないことをさすと、芥川龍之介のペンギンブックスセレクションの解説で読みました。

08/11 19:45
ほりん

そうだったんですね!このストーリーの持つ力は凄いと思います。黒澤が映画の題名を羅生門にしたから、日本語の藪の中とはずれちゃいましたけどね。

08/11 21:34
4件のコメントを全て見る
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naoki 1958
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こんな話だったのか。しかし、やはり芥川は天才だ
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遠野
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小説という制約をうまく活かした話だと感じるため、映画「羅生門」が映像という固定された表現方法でどのように本作品に迫ったのか気になる。近いうちに見てみたい。
0255文字
遠野
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再読。真相については多くの研究がなされているが、いまだ定説は出ていない様子。多襄丸も真砂も武弘も、己を少なからず美化し、都合の悪い事実を隠して証言しているのは間違い無いだろうから、誰かを無条件に信じることはできそうにない。 そもそも客観的描写が極端に少ない作品のため、真相を掴もうとする読者たちも、己の主観を通して物事を見るしかない。実際の現場や証拠物品を見ればある程度の虚偽が見抜けそうだが、小説なのでそれすら想像するしかない、それがこの作品の一番の旨みなのかもしれない。よくできていて面白い。
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マレオン
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ネタバレ何故か急に思い出し、数年ぶりに読了。明確な物証も無く、真実はまさに藪の中。夫の自刃が事実と思うが、全員が同じ事実を異なる視点から見て、自分を良く見せるための脚色を加えている。夫は自分の愚かさ・無力さを蔑み、妻はそれを妻に対する軽蔑と捉える。救いを無くした妻は混乱と絶望を感じ、夫や盗人のどちらかを道ずれに死にたいと思う。盗人は妻の処遇に迷う内に妻に逃げられるが、格好がつかないため、決闘ののち夫を殺した事にして、その激しさ故に妻を逃した事にする。皆が同じ事実をベースに自分の人生を語り、決め手に欠くため藪の中。
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藪の中評価61感想・レビュー20