形式:文庫
出版社:新潮社
形式:単行本
形式:Kindle版
読んだのはだ〜いぶ昔だけれど、泣いた記憶はない気がします。それにしてもレコード屋の存在が懐かしすぎる〜。
maxaさんは悲しみを感じたんですね。確かに、簡単に人が儚くなる物語ばかりでした…。レコード屋も、個人商店の古本屋も、最近はあまり見ないですね〜
なごり歌、ね🤣
酒。。笑
理屈と気持ちは違うみたいで だから人間は厄介だ(p.171)
金子みすゞっぽい話がある。ドキュメンタリーでみすゞの夫がちらっと登場しているのを見た。自分がみすゞを死に追いやったことは棚に上げ、飄々としていたのが印象的だった。みすゞを語る番組にしゃあしゃあと出てきた姿には嫌悪感しかなかった。本作では反省した夫という感じに美しくまとまっていた。
yabuhibiさん、おはようございます。いつもコメントを有難うございます。確かに、当時、人と人の暖かいつながりがありましたね!
コメントとナイス、有難うございます!
➁ 昔懐かしいヒット曲が次々に登場し、その当時の話題の人や事件など当時をしのぶよすがが全編にちりばめられています。そしていわくありげな幸子書房が舞台として必ず登場してきます。ちょっと不思議な幽霊が、過去の自分が、思い出が、傷ついた人の心を優しく包んでいきます。→
③【読後】 読み終りこの文章を書きながら本のタイトルの「かたみ」とはと思い検索すると「死んだ人や別れた人を思い出すよりどころとなるもの」と。そうです、この本は、死んだ人や別れた人を思い出すよりどころとなる歌を綴ったものでした。この文章を書きながら背筋が寒くなっています。音読していた時は感じなかったのですが、読み終ってこの文章を書いていると背中が、そして体が寒くなって来ています。こんな経験は初めてです。2017.06埼玉福祉会発行。字の大きさは…大活字。2023.01.07~14音読で読了。★★★★☆
追記:バランス感覚と読後感の良い短編集です。白か黒かというより、グレートーンのノスタルジックなアルバムのような感じです。
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