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対論集 発火点 (文春文庫 き 19-15)

感想・レビュー
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紫羊
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この対論集では、桐野夏生さんの作品を起点に話が展開することが多く、「メタボラ」を途中まで読んだだけの私には今ひとつ響かなかった。特に同性作家との対談は、相手に気を遣っているのか、悪意をもって煽っているのか、よくわからないままだった。なぜ「発火点」というタイトルなのかも謎のまま。
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mn
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私も原武史さんとの対談、じゃなくて対論が印象深かった
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mocotaro
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今ハマっている桐野夏生さんの創作の裏にある思考に触れたくて。全体を通して創作に対する熱い思いとかこだわりがビシビシ伝わってきて、プロフェッショナルの意識が高いなと。内容として印象的だったのは原さんとの対談の、宮中祭祀の話。世の中にはまだまだ知らないことがいっぱいある。
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やまおじさん
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1999年から2009年にかけて「オール讀物」他雑誌に掲載された12人との対談集(対論集と銘打っている)。桐野夏生の創作に向かう姿勢、目指しているものに触れた気がする。作家相手よりも、政治学者の原武史、映画監督の西川美和との対談が面白い。とくに、原武史との対談では、桐野夏生『女神記』を引き合いに出して現在の天皇制を論じているのが、とても興味深い。
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カノープス
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各対談にそれほど深みがあるわけではない。桐野の論が総じて観念的なのが気になった。身体性を伴わずどこかで聞いたことをなぞっているだけに感じるのだ。この中だと松浦理英子が面白いし鋭い。著作を読んだことはないが、書くものに興味が湧いた。
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りり
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桐野夏生対談集ではなく対論集とのこと。佐藤優さん目当てで、そこそこ面白かった。それとは全く別に林真理子との対談(対論?)が水と油というか、あぁ私にもっとこの2人の空気感を書く表現力があればと思った組み合わせだった。合わない女と女がその場を盛り上げるための会話をしている(考え過ぎだろうか?)独特の雰囲気を感じた。松浦理英子や小池真理子とはそんなこともないようで、林真理子とお互いを褒めてるのか貶してるのか分かりづらいまま終わる感じが何とも言えなかった。
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南
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桐野さんてどういう対談するのかと気になって。やはり作品通り芯が通った方でした
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cithara
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好きな作家が何人か対談相手だったので読んでみた。対論集など読んだことはなかったが、結構楽しめた。でも桐野夏生氏の著作の宣伝臭がプンプンしていたのは考え過ぎだろうか? 氏の作品は嫌いじゃないので、私は苦にならなかったけど。今となっては坂東眞砂子(故人)との対談が気になってしまう。彼女はすでに高知に帰っていたんだな。故郷で終焉を迎えたことは彼女にとっては良かったのかな? 公務員の娘であったことは初めて知った。彼女のようなエキセントリック(?)な人は、旧弊な(想像)地域ではいかに生きづらかっただろうと思われる。
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nbhd
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桐野夏生作品ではOUTが圧巻。でも、こういう対談ものは、ちょっと感想の書きようがないなぁ。ただ、佐藤優と桐野夏生が相対する光景を想像したら鳥肌が立った。
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菊蔵
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対論方にどうしても読みたい作家さんがおり手にとってみたが、実は桐野さんの作品はすべからく未読。惹かれつつも恐ろしい気がして腰が引けてしまう。気になったら殆どためらうことなくとりあえず読む!タイプの私としては稀有ともいえる存在。目的の部分だけ読んで済まそうと思っていたのに気付いたら夢中になってあっという間に完読!クールで頭の回転も速く、作家としての矜持をきちんと持った芯の強さがうかがえ、彼女の魅力の一端にふれた心持ちがしました。でも、やっぱり作品を読むのは非常に及び腰(ホラーとかの怖さの方がまだ楽というか)
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rakim
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「対論集」であって決して「対談集」ではないのが桐野さんらしくて面白かった。作家さんの立ち位置が興を惹きます。決して相手に迎合しないけれど、討論ではなく対論。お相手の多彩さとカラーの違いが楽しめます。文庫の帯文はちょっと方向が違うものにとらえられそうにも思いましたが。
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s_n
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斎藤環、西川美和、原武史、林真理子、重松清、松浦理英子ら多彩な面子との対談集。愛読者向け。皆川博子が読みたくなりました。
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柊
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性について、男女について、政治、宗教、天皇、映画についてと、かなり広範囲に渡って展開される対話は、非常に興味深い。桐野さんということで、対談相手も若干年長者が多い気がしたが、畑違いな印象だった佐藤優さんとのやり取りを読みながら、どの分野の論者とも淀みなく議論できる桐野さんの博学さと機転に感心した。
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スリカータ
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面白そうな対談相手のところだけ飛ばし読み。少し前の対談ゆえにネタが古く感じられるものもあった。佐藤優さんとの対談が良かった。日本の憂いを鋭く突いていらっしゃる。
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ごま
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桐野さん、なんとなく重いイメージがあって今まで敬遠しがちだったけど、読みたい本がいろいろできてしまった。
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こくう
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女としては、恋愛の行く末は閉じられたものだということですね/ 男は 所有 で女は 関係 だそうですから/ お金はさびしがりやなんですよ。持てる者のところに、ますます集まってしまうという性質を持っている/ 人はそれぞれ物語を持っている。そして、複数の物語が共存する社会が望ましい
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優花
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林真理子さんとのは軽快なやり取りが面白かった。小池真理子さんとの中で、男性の好みについて、「質感」という表現に、なるほどなぁ〜と、納得してしまった。
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のんちゃん雲に乗る
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斉藤環 柳美里 佐藤優 原武史 小池真理子 松浦理英子等との対論。松浦推しの天使に見捨てられた夜と小池真理子の知的悪女のすすめ(古~い)読んでみようか。 グロテスクが面白かったが、大学紛争の話はノンポリだったのでこんな青春もあったのかと。魂燃え(ドラマ)から入ったのでその後の落差が大きかった。
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