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ダライ・ラマに恋して (幻冬舎文庫 た 16-5)

感想・レビュー
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とんかつラバー
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このチベット旅行当時は2000年ちょっとの時だが、中国人のガイドがチベット人を嫁にするって聞いて恋愛結婚と著者は思うが、そんな訳ない。寺院は破壊され監視体制が敷かれ、かつてのチベットの面影はない。しかしラダックには未だ篤く仏教を信仰する暮らしが残っている(ブータンと似ている)ダライ・ラマへの謁見や生まれ変わりの少女の話など、たかのさんの素直な感性で綴られていて読みやすかった。日本の仏教は坊主の金儲けの手段で本来のブッダの教えから程遠い。
とんかつラバー

水木しげるが戦前と違い今は空襲もないし腹一杯飯が食える。しかし受験戦争や子供の自殺など精神は荒んでしまった。南国での暮らしが幸せだったと言っていたが、物質・精神のさじ加減ってそのくらいが一番良いのではないのだろうか。世界中を旅して思うのは、貧乏でも腹一杯ご飯を食べている国、そして他人にも気軽にご飯を食べさせてくれる土地は幸福指数が高いと思う。私の勝手な持論だけど。

01/25 17:59
0255文字
やまさうまさ。
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チベット仏教を知らずに読んでいて、著者と同様に目から鱗でとても深く、普段の自分がとても自己中心的だったのでは?と自戒してしまう話がてんこ盛りでした。 物質的な豊かさと心を育むことが幸せな人生の要素であるという最後のお話は、作中に描かれてるラダックやチベットの人を生き方を思い返すと腑に落ちるものだった気がします。 ラダックの星という本も読んだことがあり、ラダックは一度は行ってみたい場所になりました。
0255文字
ジマ
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★★☆☆☆
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ジュースの素
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多分再読。笑  私はラダックやサスポル村を訪れた事があるのでいろんな情景が浮かんだ。電気も夜の少しの時間しか来ない。暗いように見える濃い青空、ポプラの木々。ジュレーの挨拶。ここに出てくるラダックの人々は本当にこのような達観した人なのか、かなりの『作られたもの』があるのか分からないが仏教の教えが浸透しているのは凄い。執着こそが不幸の元…そうか。
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あきこ
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ネタバレ再読。。と言っても正直以前の記憶がほとんどない。でも今回あらためて読んでおもしろかった。最初に読んだ時はシリーズものとして、モンキームーンのようなストーリー性を期待して物足りなく思ってしまったのかも。今回はダライ・ラマや仏教についての興味から読み始めたので、仏教の考え方やそれに根ざした生活をしている人々との会話に魅力を感じた。因果応報、変わらないものはない、余計な心配や不安を作り出してしまう自分の心が自分を苦しめているなど、カルマとの問答やダライ・ラマの言葉が胸に残った。
0255文字
lzedp1ll
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著者がダライ•ラマに会うまでをまとめた旅エッセイ。今は中国に取り込まれてしまったチベットへの旅行、チベット文化圏であるインドのラダックでの生活、そしてダラムサラでダライ•ラマに会うまでを記録している。カジュアルに読めるが、いろいろ考えさせられるような一冊。
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miruko
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ネタバレチベット仏教徒の家には、タルチョ(祈りの旗)が掲げられている。旗の黄・緑・赤・白・青色はそれぞれ地・水・火・風・空を表す。風が仏教の教えを運んでくれると信じている彼ら。どの家にもお祈りの部屋があって、仕事の合間にも仏壇の前に座って祈るそうだ。世界の平和は自分の平和と繋がっている、だからすべての人のことを祈るのだと。
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jupiter68
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本当にダライ・ラマに会ってしまうことは驚愕に値する。すごいことだ。何よりも行動力のたまものなんだろうなあ。今コロナ禍で、ほとんど何もできないという状態。それでも、いつかは今の生活がまた変わる。その時までにやりたいことを企画しておくことは大切。たかの氏のような行動力まではないけど。
0255文字
omi
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どの本よりも仏教の教えがスッと入ってくる。著者と同じくデルダンのエピソードに衝撃を受け、ダライ・ラマ法王に心奪われた。人生観が少し変わった。
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99trough99
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たかのさんのコミュニケーション能力は素晴らしい。どうやったら、こんな風に、すぐにその土地の方と打ち解けられるんだろう..。読み進めるうちに、チベットやラダックへふらっと行ってみたくなる、というのが月並みだけど心からの感想。後半、仏教談議に入っていくあたりも、全く嫌味なく心に入ってきた。ポタラ宮は永遠の憧れの地だったけど、今は心の底から、ダラムサラ(ダライ・ラマの住んでいるところ)に行ってみたいと思っている。ありがとうたかのさん!
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もちこ
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★★★★★-題名の通り、ダライラマに恋して実際にインドまで会いに行くお話。◆ジュレー。もうほんとたかのてるこさんの本大好き!読んでてわくわくする!久しぶりにインドに行きたくなった!チベットでは輪廻転生が信じられていて、実際に前世を覚えてる子に会ったシーンを読んで、輪廻転生についてちょっと興味持った。生まれ変わり本当にあるのかも??
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kashimacchi
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ダライラマに会いに行く旅。チベットで中国に弾圧されている状況を見、ラダックではチベット仏教の神髄を感じる。ラダッキの皆さんの仏教感、笑顔が素晴らしいと思った。実際にダライラマと面会した20分のダライラマの言葉に感動した。 ・「何か」を信じている限り、それは「ある」のだということ。 ・「すべては変わり続けていくものだから、執着しても意味がない」
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ヒラP@ehon.gohon
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いつもパワフルに体当りの旅をするたかのてるこさんですが、今回はダライ・ラマに会いに行くためと下地を固める旅は、少し違って見えました。心が浄化されるような出会いと体験は、そのまま自分にも感銘を与えてくれました。
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ミスターテリ―(飛雲)
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失恋で落ち込んだ作者が、ダライ・ラマの笑顔で癒されたいと突然思い立ちチベットへ、まずチベット仏教を知るために聖地ラサへ、しかし現在のチベットは中国の自治区で、そこは中国人と共存する社会で昔の面影はなく、結局ダライ・ラマがいるラダックに、そこは一緒に亡命したチベット人(難民)がチベット仏教を守って生活している。みんなが生まれ変わりを信じて善行を心がけ、家族のように思いやり、ニコニコ生活している。この本を読むだけで幸せな気分になるが、本来のチベットがここにしかなく、チベットに帰ると拘束されるなど複雑な心境に→
ミスターテリ―(飛雲)

確かにミーハ―的な作者を温かく迎えてくれたのは、やはりチベットの人のやさしさだったんだと思います。ダライ・ラマに直接インタビューしたのはびっくりです。

12/20 19:06
likapon67

彼女がラマザン中のモロッコに行き、そこで恋に落ちる話は、あまりにも軽く、びっくりした記憶が 、、、w

12/20 19:44
5件のコメントを全て見る
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まつり
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秘境の地でも、ダライ・ラマに会いたい一心でぐいぐい突き進んでいく著者の度胸に脱帽。旅先で会うチベット仏教の様々な教えを、いちいち感心、時には後ろめたさを感じながら読んだ。広い部屋のどこで用を足してもいいというトイレ事情は興味深かった。
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ぼぶたろう
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前作ラオスの彼との大失恋から、ダライ・ラマに魅せられた著者がチベット仏教地を巡り、仏教の教えを自身に落とし込んだのち、いよいよダライ・ラマに…会えるのか?!という、ストーリー。仏教の説法が興味深く、チベット仏教徒の方々はとても清らか。読んでいると背筋が伸びる。高山の街、レーにはいつか行ってみたいなぁと思いました。
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ルーシィー
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普通に素敵な文章がナイス 飾らないことで伝わるってくることがたくさんありました
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きなこ丸
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冒険を通じて成長していく筆者の姿に共感を覚えます。そしてその姿が何故かガンバやマルコに見えてくる。
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sat
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ダライ・ラマを想うあまり、会いに行くたかのさんは流石だと思った。私も、チベット仏教を肌で感じたいと思った。
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こり
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ネタバレダライ・ラマを心底愛する著者が、チベットなどダライ・ラマ所縁の地や、ダライ・ラマ本人に会いに行くノンフィクション冒険譚。ダライ・ラマの名前しか知らず、仏教についてもあまり知らない私には目からウロコな考え方や文化、風習。お祈りするのに、自分の幸せしか願わない自分がいかに浅はかかを実感した。みんなの幸せを祈るのがブッディスト。みんなの中に自分も含まれているからいいじゃない、という考え方。心が広い…!
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菊痴
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バイタリティありきと言えない様なご縁に恵まれダライ・ラマに会いに行くお話です。著者が仰る、仏教徒ではないけど仏教のファンって言葉にとても頷いてしまいました。昔バチカンはシスターの事をキリスト教のファンみたいな捉え方をしているという話を聞いた時はもやっとしたのですが、ファンで良いんだって気持ちに。政治や国のことなど私には分からないけど、同じ宗教国なのに自由度の違いは一体何だろうと考えさせられます。幸せの単一化をしがちですが、皆の幸せという言葉の中に自分も含まれていると肝に銘じ生きて行けたらと思います。
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ひまわり
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★★☆☆☆
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kirara
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筆者のダライ・ラマへの想いが熱い!!いつものたかのさんらしく、地元の人との温かい会話が良かった。
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あけみ
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シアワセっていうのは誰かに作ってもらうものではなく、自分で作っていくもんなんですな。 そんで、気が付いたら誰かに壊されることもあるもんなんですな。シアワセも資本主義で出来てるんですかいな。
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ryuetto
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ダライ・ラマの本を読んで感銘を受けたという筆者が「ご本人にお会いしたい!」と思い立って、本当に会うまでの物語。その行動力に感心する。中国のチベット自治区に行ってみたり、インドのリトルチベットと呼ばれるラダック地方に行って、知り合った人々から、チベット仏教について学んだり、考えさせられたり、こちらとしても頷けることが多かった。輪廻転生や因果応報について、みんなが真剣に信じれば、「自分が死んだあとの世界なんてどうなってもいい」と無責任なことを考える人もいなくなるかもしれないなあ。と、ちょっと思った。
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ナオミ
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全てに永遠はないのだから、執着しないこと。原因あっての結果だから、善い行いをしていれば、周りに善い影響をもたらし、当たり前に自分に良いことが起きる。民族によってアイデンティティは様々だけど、実際チベット仏教徒の人はありえないほど親切な人が多い。その理由が、大事にしている価値観がすごく腑に落ちる形で理解できた一冊。
0255文字
ヒヨコ
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たかのてるこさんの本、旅好きとしては面白い本だけども 旅好きでなくても、知らない世界を知ることができ、考え方もいろいろあるんだなと思えたり。 ダライ・ラマに恋してでは、仏教についても考えたり チベットについて調べたいって気持ちがでたりと いい刺激になった本でした。 元気のな時や気持ちを前向きにしたいときにぴったりの本でしたよ^^
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Hayato
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仏教面白い!! 普通の日本人の視点で仏教徒に接していく過程が面白かった。仏教の教えは納得させられるものが多く、信仰するというより、参考二なる、勉強になると思った。
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CK
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秋にチベットへの旅行を考えていて、なんとなく手に取った本でした。チベットのことはほとんど書かれていなかったのですが、内容は素晴らしかった。最後の数ページ、ダライ・ラマのお言葉には涙がでました。
CK

>えっちゃんさん コメントありがとうございます! 良かったですねー!ダライ・ラマについてもっと知ろう、調べてみようと思いました。

04/13 23:35
Smileえっちゃん

チベットに行かれるのですか~いいですね。感想が書けてないのですが、考えさせられることがいっぱいつまっていました。再読したいです。

04/14 13:50
3件のコメントを全て見る
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ちいくま
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1冊に1恋愛なペースで読んできたのに?ここへきてダライ・ラマとは… たとえばチベット自治区の不穏な情勢だってTV等でニュースに出た瞬間しか意識してないけど、今この瞬間も彼の地ではこの本のような世界があり続けてるんだよなーと思いつく。
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くま
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たかのさんの本を読むと、本当に元気になる。さらに一歩踏み出したくなりました。
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ジュール リブレ
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さいきん読破中のたかの・てるこさんの紀行文。20代後半?になって少し旅の仕方が落ち着いてきたように見えるのと、行動力に磨きがかかってきた気が。。。あのダライ・ラマ師(といっていいのか?)への面会を目指して、チベット~ラダック(レー)をさまよう姿は、現代の巡礼者?とはいえ、前回は、インドでヒンズー教に染まり、モロッコで、ラマダンを行い、今度は仏教。次はキリスト教の巡礼か?と思いたくなったり。なかなか痛快な一冊でした。
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koreya
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映画「セブンイヤーズインチベット」を改めて見た。
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なつみかん
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英語はてんで駄目と伝え聞く、たかのてるこさんがどうやって〝私・問答〟を繰り広げたのだろう?我が身に置き換えると日本語だっておぼつかないのに・・・僕自身のチベット入門に良い本だったと思う。しかし、たかのさんの本はタイトルで掴まれますね。
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ウルスラ子
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中途半端なスピリチュアルの本よりもずっと解りやすい大切なことが書かれています。作者とカルマ君の会話を通してチベット仏教を知ることが出来る本です。チベット仏教の本でお勧めは?と聞かれたらまずこの本を勧めています。作者の飾らない言葉選びが大好きです。
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葉菜枝
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ラダックの人たちとの生活を通して「もしかしたら、私の生きている世界は、じぶんたちで欲望を懸命に作り出して、それに懸命に応えようとがんばっているだけなのかもしれないなぁ」と思うくだりに共感。執着しないことというのは、相手に無関心になることでも、大事にしないことでもない。なんでも変わっていくものだからこそ、そのときどきでちゃんと大事にするすればいい。など、哲学的で深い話が散りばめられている。最後のダライ・ラマの話が圧巻だった。
0255文字
HIRO1970
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⭐️⭐️⭐️今回のたかのさんは失恋して、救いを求めたのか?それだけとは思えませんが、人は何故生きるのか、人は何故苦しむのか、何の為に祈るのか、幸せとは何か、チベット仏教に関わりがある街を巡りつつ、ラサ、ラダック、ダラムサラと表題の生きる偉人であるダライラマ14世に謁見を希望します。たかのさんの周りには磁場がありますね。毎回素晴らしい人々との交流を通じてその時の彼女に通じる言葉や振る舞いで新しい成長を促しているかのようです。本当に不思議と良い出会いを持ってる人ですね。ダライ・ラマから何を頂いたかは...。
Shinji Hyodo

HIRO1970さんこんばんは。たかのてるこさん と言えば「ガンジス川で…」で衝撃を受けました!その後他の作品は読んで無いのですが、いつか是非読みたいと(^^)実は手元に『モンキームーンの輝く夜に』ってタイトルが有りますが積読^^;です。

06/27 00:01
HIRO1970

ShinjiHyodoさん モンキームーンもイイですよ!かなりの大恋愛物です!

06/27 00:06
0255文字
斑入り山吹
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たかの氏もずいぶん大人になって…。ガンジスバタフライから5冊読んで、一番興味深く読めた。生きていく以上、自分を納得させないととてもつらい。だから、過去の男のあれこれを肥やしにしてらっしゃるようだが、やっぱりわたしは、あそこで飛び込めなかった彼女が愚かに見える。千載一遇のチャンスを、まれに見るいい男をゲットする機会を捨てるなんて。飛び込んで自分を変える勇気がないのが、哀れ。そして、そういう生き方を選んだのだね。おかげで本が読めるけどね。
0255文字
NATY
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ダライ・ラマに会いにいく筆者が仏教について自身の経験を通して考え理解していく姿に、共感した。冒頭のダライ・ラマ 365日を生きる智慧も見てみたい。いつかチベットに行きたいなぁ。
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