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ひらいたトランプ (クリスティー文庫)(Kindle版)

感想・レビュー
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冬峰
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ブリッジはまったくわからん!なのでとにかく、ゲームの得点に関しては読み飛ばした。秘密というほとではないけど嫌な過去を抱えた人、本物の秘密を持つ人、何もない人。容疑者4人の過去は調べられ尽くされ、性格も分析され…って普通に嫌だな、それ。しかも今回は探偵大集合!という感じ。ポアロにバトル警視が揃った上に諜報員の大佐、更にオリヴァ夫人まで。夫人はこれが初登場らしいけど、エキセントリック。自分で動きたがるのは最初からみたいだ。けど後の作品ではもう少しマシな調査をして、エキセントリック度もマイルドになってたはず。
冬峰

事件そのものは一瞬で終わり、あとは推理というより心理分析が主。大人しくて怯えてる人も、大胆で堂々としてる人も、やるときはやるというか。けど短剣は実際どうなんだ、そんなあっさり刺して血も出ないで、被害者も騒がないで…って、ちょっと犯人が幸運過ぎるような。 ラストの落ちはパーカー・パイン的だったな。

07/30 21:13
0255文字
がんもどき
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過去に殺人を犯した人物が四人と、探偵役をした経験のある人物が四人、金持ちのところに呼ばれて食事会をする。そのあとのトランプの最中に金持ちが死ぬが、手をかけたのは誰か?まるで証拠のない中でポアロ以外はだれがやっていてもおかしくないなと読み進めていたが、最後こうくるかというどんでん返しは予想もつかなかった。しかしいくら急所を刺したとはいえ短剣を突き立てられてもがきもしないというのはありえなくないか。ちょっと殺人方法に無理があるなと思った一冊だった。
0255文字
しろ
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ネタバレ実は再読。昔、母親の本棚に置いてあった古いほうを読んだので話の大筋は覚えていたし、犯人も覚えていた。「面白かったしコレクションがてら新品買って読み直そー」と思いいたっての再読。そしたらまぁ、シャイタナ殺しの真犯人を思いっ切り間違えて覚えていたので衝撃やら恥ずかしいやら…ボートから突き落として、のくだりがハラハラしてそこが誇張されて記憶されていたみたいでずっとメレディスが真犯人と思い込んでいた…。そのおかげで1冊のミステリー小説で2度楽しめたとも言える。
0255文字
ばたこ
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トランプ・ブリッジを知らずに読んだのですが、それを差し引きしても容疑者たちの人間模様がとても面白かったです。 どの人物もとても魅力的で、さすがクリスティ……。ろりまー夫人が好きだったなぁ。
0255文字
あずき
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図書館本で初版の方。この時代の小説によく登場するブリッジというトランプゲームが肝。ご多分に洩れずルールを知らないので、おそらくだいぶ納得度が低いことが残念だが、それでも十分。オリヴァ夫人がトンデモ発言で周囲から浮いているようで謎解きに大貢献!快哉
0255文字
けい
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ネタバレ普通の探偵小説では少ない4人の容疑者の中から犯人を見つけ出すストーリー。物語の終盤には2転、3転と犯人が変わっていき、見かけよりも単純でない事件になっていた。殺しの犯人の他に盗みの犯人もいることにより間違った解釈を起こしてしまう。終盤のポアロの用意周到さには驚くばかり。ハッタリをかますにしても自分の推理に絶対的な自信がないとできないことであるため、やっぱりその部分はポアロのイチ探偵としての特徴であり、カッコいい部分であるなと改めて思った。ブリッジはじめてみようかな、、、
0255文字
雛
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特徴のある人物設定。にカードゲーム。(ブリッジ)は未知の分野ですが…トランプでの賭け事。そこはスンナリ♪いつもながら…最後の最後まで読まないと本当の犯人が分からない。毎回飽きずに読めるのはそこにあるのかな?読みやすく読了後はスッキリと納得。次の本が楽しみです📚
0255文字
emiko
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ネタバレ容疑者はたった4人だが目まぐるしく容疑が移り変わって面白い。まさにトランプのババ抜きみたい。セルフパロディみたいなオリヴァさんも楽しい。
0255文字
なますだ
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過去に殺人を犯して逃げおおせている4人とポアロたち探偵や警察関連の4人があるパーティーに招待され、そこでカードゲーム・ブリッジに興じている間にパーティの主催者が殺される。 誰が犯人であるかをポアロを中心とした探偵たち4人がそれぞれの方法で調べていく。といっても、最終的にはポアロの独断場になるわけだけど。 ブリッジの採点表からも心理的要素を読み取って調べていくんだけど、ルールを全く知らないから、知ってたらもっと面白いだろうなと思ってちょっと残念だった。
0255文字
涼
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http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2021/05/post-66d585.html ブリッジに詳しければ、もっと楽しめたでしょうに。
0255文字
はな
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最後の最後まで楽しめました!探偵側は他の作品にも出てるんですね!
0255文字
W-G
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昔は割りと人気のあった作品だと記憶している。本格ミステリにも流行があり、ヴァン・ダイン以降、しばらくは心理的手掛かりを重視して推理する探偵スタイルが隆盛を極めた。しかし、昨今の日本では、クイーンの国名シリーズを至上とした、ロジック重視のスタイルこそが評価され、心理面での違和感に価値は置かれない。そこにこの作品の浮き沈みの理由がある。ブリッジを題材として、剥き出しでピュアな"心理的探偵法"に挑んだのではと推察出来るが、それにしても意外性もなく、最後はポアロの騙し討ちで決着しているので、大成功とは言い難い。
0255文字
Kiyoshi Utsugi
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シャイタナがパークレーンの屋敷でブリッジパーティーを開き、そのパーティーに摘発されていない四人の容疑者と、ポアロを始めとする謎を解くことが好きな四人の計八人が招待されます。 ブリッジを行っている最中に、シャイタナが何者かに殺され、その犯人をポアロが解き明かすというものです。 容疑者は最初から四人に絞られるのですが、証拠がなく謎解きに時間を要します。 一番怪しそうな者が犯人なのか…ついつい最後まで一気に読んでしまいます。😀 ブリッジは、馴染みがないため今ひとつわかりにくいところもありました。😅
Kiyoshi Utsugi

英国では皆さん普通に知ってるんでしょうね。 七並べならわかったんですけど…

02/23 23:53
中村です

七並べなら私も大丈夫ですo(^o^)o。

02/24 08:28
5件のコメントを全て見る
0255文字
ranmaru
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読んだのは、早川ミステリ文庫版です。
0255文字
NAO
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殺人者たちを集めたパーティーで、主催者が殺害された。今回、ポアロは、4人のブリッジのやり方からその性格を探り、殺人者の心理を読み解こうとする。人殺しを集めたというだけあって、誰もが後暗い過去を持っており、それを明るみにされたくないという動機があるようにみえる。パーティーに招かれていた警視・探偵作家の独自捜査・推理と、ポアロの推理の違いも見どころになっている。あまり人気がないということだが、ブリッジのルールが難しいからというよりは、はでな殺人事件ではなく捜査も地味だからか。
0255文字
れみ
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ポアロシリーズ13作目。8人の客を招きパーティーを開いたシャイタナ氏が、客たちがブリッジに興じる部屋で、何者かに殺害される…というお話。招待客のひとりであったポアロを含め4人の探偵役、殺害現場の部屋でゲームをしていた4人が容疑者。それぞれの動きを俯瞰で観て「こういうことかも」と分かった気になって、でもその上を行くポアロの推理。やっぱり面白いなあ。ブリッジのルールはさっぱりわからないけど。
0255文字
depo
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図書館リサイクル本。中学・高校時代にポワロにはまり、数多く読んだけれど、この作品は読んでいなかった。図書館で、リサイクルコーナーに置いてあったので、懐かしくなり久しぶりにポワロものを読んだ。数十年ぶりだったけれど、面白かった。
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花乃雪音
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エルキュール・ポアロに『茶色の服の男』に登場したレイス大佐、『チムニーズ館の秘密』に登場したバトル警視、『退屈している軍人の事件』に登場したオリヴァ夫人の4人の探偵役が揃い、誰が殺人犯でもおかしくない4人の容疑者を捜査する。本作ではトランプのブリッジが重要な役割を果たすがブリッジを知らない私でも十分に楽しめた。ブリッジである必然性は高くないがゲームあるいはギャンブルがトリックだけに関わるのではなく犯人の人間性にも関わっていた。
花乃雪音

【アガサ・クリスティー完全攻略】71/100

10/01 09:09
0255文字
さばずし2487398
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登場人物達の性格分析という仮定論と、過去の事件の捜査という現実論とのせめぎ合いが面白い。後半は怒涛の展開で、ポワロ自身も「振り回されたけど灰色の脳細胞が引き留めた」という台詞はさすが。最初に木に石をとっさに投げた時は上手く当たり、どう当てるか考えてしまうと2回目はかえって当たらないという例えが秀逸。ブリッジのルールが分からなくても本作は読めるが、わざわざ手書きの点数表を載せているぐらいなのでやはり知っていた方がもっと面白いんだろう。オリヴァ夫人の点数表も見てみたかった。
0255文字
かなえ
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殺人犯は4人の中にいる!トリックらしいトリックはないけれど、ポワロ対容疑者たちの心理戦がスリル満点です。ポワロの過去作品のネタバレだけは、いただけないけれど。読み終えるたびにブリッジしたくなるんだけど、ルールが難しいんだよなぁ。
0255文字
あくび虫
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すごく好き。盛りだくさんで、なのに派手ではなく、滋味の深い作品。ブリッジは全く分からないけど、問題なく楽しめた。異国情緒が感じられて、なんだかかっこいい(笑)ーーオリヴァ夫人はこれが初登場なんですね。バトル警視の、ポアロを全くバカにしない感じも、なんとなく新鮮だった。そもそもこの話、ポアロを貶すところが緩い。だから気持ちよく読めるのもあるかも。ーーあと、三人称。クリスティって会話文ばっかだなぁって思わされる。良くも悪くも。
0255文字
ダイスケ
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ネタバレ一度感想書いてから更新ボタン押したのに反映されてなかった(ToT) しっかしまんまと今回もミスリードさせられた。 まさかね~
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カーゾン
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M:巻末にコントラクトブリッジのルール説明があるハヤカワ・ポケット・ミステリで読了。7ブリッジと異なり、コントラクトブリッジをプレイしたことのない私は、親の対面になった人はそんなにすることがないのか? プレイに集中するあまり、敵になる2人は席を離れる戻る、部屋を出る戻るを気付かないものなのかと、とても不思議に思った1冊です。説明は納得できるものではありましたけど。
0255文字
bluesunset
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中学校の頃に読んでいたはずなのだが、きれいさっぱり何もかも忘れてポワロの推理に酔いしれました。
0255文字
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ひらいたトランプ (クリスティー文庫)評価80感想・レビュー24