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大学の話をしましょうか: 最高学府のデバイスとポテンシャル (中公新書ラクレ 195)

感想・レビュー
171

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アツシ
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森先生の考え方はとても素直で分かり易い。自分自身が常識という思い込みに囚われてしまっていることに気づかせてくれる。 いつでも素直にありのままを受け入れて、しがらみに囚われずに物事を考えられるようになりたい。
0255文字
地に足をつけて生きたい
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タイトルと内容紹介文からは「異色の経歴を持つ作家が独自の"大学論"を語る!」みたいな雰囲気がありますが、「聞かれたから答えるけど…」という控えめのスタンスで進みます。 理系大学教授の実態や大学という組織の歪さの話も興味深いんですが、本書の見どころはナナミンの黒線バリに炸裂する"森博嗣節"にありまして、 ・大人が子どもの無知さや愚かさを愛おしく思うのは歪んでいるので、自分の子供には敬語を使うよう教育している。 など、"元祖成田教授"的な天才エピソードが面白かったです。
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かが
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一寸、大學生活が愉しくなる。そんな一冊。
0255文字
north
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なんと、2005年の本だった。考え方、視点が広がる。
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Tonveri_eva
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ネタバレ著者が研究者の時に経験したことが包み隠さず書かれている(・・と感じる)。著書の他作を読んだことがある方は、おなじみの話もあるかなと思います。
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Kiyoshi Utsugi
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・【学生論】学生について話しましょう ・【大学論】大学って何でしょうね ・【研究者・教育者・作家】僕の話もするのですか? の三章から構成されています。 大学の助手から助教授になった頃(三十代初め)に、大学を辞める決心をして、小説を書き始めたということを知って、すごいなと思いました。 しかも小説家になって、大学の教員と掛け持ちを始めてすぐに、教員の給料の10倍の印税収入があったと御本人も言われており、ビックリでした。 それにしても面白い考え方をする人だなと思いました。
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koromo
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ネタバレこの本を読んでいると「喜嶋先生の静かな世界」が頭をよぎる。〝学問には王道しかない〟というフレーズは、森先生自身の言葉だったのだな、と心を打った。そして、三重大学にいた頃のことを書かれた最後の一文も素敵だった。私は昔、研究者という職に憧れを抱いていた。もちろん学力が及ぶわけもなく、夢の世界ではあった。ただ、自分が突き詰めたいと思う事柄に真摯に情熱を持って向き合い、失敗と成功を繰り返す闘いを間近で感じてみたかった。幸い、今の職でも色んなパターンで検証し、考察する機会がある。研究者ではないけれど、今は今で幸せ。
koromo

ちょこりりさん : 新書の全ての文字に森先生の思いが込められていて、とっても新鮮でした^^

07/21 22:21
koromo

ちょこりりさん : あ!私も読みたいんですよ…(-᷅_-᷄๑) まだもうちょっと先になりそうです笑

07/21 22:41
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市川翔太
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研究室にいたときなぜ年度末にいろんな物を買ってもらえたのかが分かったのと、教授は雑務で忙しいからいかに優秀な学生に付いて貰うのか、あとやっぱり国で一番大切な投資先は教育だなと思った。
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mi
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対談式の“大学の話”。そうそう!の連続。年度末のゼムクリップ購入(笑)。「ゆっくりですがよい方向へ改善はされていますから、そんなに焦って声を上げなくても良いのかもしれません。賢い人たちが集まっているのですから、いずれは悪い部分は修正されていくはずです」や「いるんですよね、なにかというと日本の未来を危惧する人たちが……」に胸をつかれる。一点だけ反論したいわ→旅費制度を「わざわざ制度を複雑でわかりにくくして、自分たちの仕事を増やして、それで人員が減らされないようにプロテクトしている」
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幸猪
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森氏の学生論がとても面白い。15年ほど前に語られた学生像だが現代では既に常態化されてるのでは?と思ってしまうほど一般的にも違和感が無い。又、大学論では卒論、修論、博論の差異を指導者側からの目線でわかりやすく説明している。そして何より印象的だったのは、本人は自分の意見はマイナーだと感じているようだが本書を読んだ限りでは全くそんな事はなく、自然体で素直にしがらみを排除してご自身が触れたものや経験値を信じて答えを出すというのが良く伝わってきた。素敵な方だなって思った。
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mitei
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大学教授であり小説家の著者が大学で感じた学生さんの印象をまとめた一冊。今時の若者はという言い方では無いところに共感した。
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お~い
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大学の話でしたね
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元よしだ
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読了~ 短い新書でも ワンラインサンプリング(読書メモ) たくさんかける~~ さすが森さん
元よしだ

メモ 学士→仕事と手法が与えられたとき、それを的確に解決できる 修士→仕事を与えられたとき、手法を自分で模索し、方向を見定めながら問題を解決できる 博士→問題を与えることができる

04/19 10:49
幸猪

元よしださんこんにちは🌻 実は元よしださんのコメントを読んで興味を持った本です。読んで良かったです。

08/13 14:35
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さの棒術
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作家と研究者は二足のわらじではなかった。大学職員としての雑事と研究、これこそ二足のわらじ。草薙水素はこうして生まれた。
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練りようかん
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ネタバレ若者の学力や文章力、子供の好奇心についての一考は正しく、会議の是非や給与と仕事量の反比例などは大学に限らず様々な職種に通じる問題だ。10年前も20年前も、森先生の主張はブレていない。就職するための大学、というものが最近やっとピークを越えたのかなと感じている。実践に近い教育よりも、雑多な幅広い分野を囓るような教育の方がその後の人生を豊かにする。必ずしも1業種・1社で一生働くわけではないのだから。大学は専門学校ではないという言葉が響いた。各種機関のトップの人に今こそ本書を読んでほしいと思った。
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にゃんぞう
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ネタバレ森博嗣新書シリーズ11冊目!仕事中にこっそ~り読んでたら、読み終わってしまった。 個人的には著者の研究の面白さについて書かれていると思ってたら、大学の組織やシステムについて書かれていることが多かった。もっと著者の研究とかものづくりについて書いてあるもんないかな~?と新書を探してたら、「創るセンス 工作の思考」ってタイトルの新書があった!!!これはさっそく読まねば!!!
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ノーチキ
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理系の大学生に向けた本のように感じられた。 大学の良さや問題点が体系的に書かれていて、共感できる部分が多かった。 著者自身が小説家ということもあって非常に読みやすかった。
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sattin
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正直無縁なところでもないので、それなりに面白かった。私は普通に学部で終えて就職しちゃったけど、修士に上がった人もいたし、そのままいるとこういう世界になってくんだなという。まあ、一般的には上がりで大学に就職できるまでが社会的にはモラトリアムなかんじですごく大変そうでしたが。森さんは当然優秀なのでその辺も早かったですね
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樂
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かつて名古屋大学助教授としても勤務されていた森博嗣。インタビュー形式で、語っている。 2章の大学については、少し年代も古いので体制はまた変わっているだろうが、1章、3章は非常に面白い。必死に勉強しなくても豊かに暮らせる時代が来たんだから必死に勉強しなくていい。ゆとりを持った生活を望んだから学校カリキュラムを変え、(今であれば働き方改革)をしているのに、それで世界に置いていかれていると騒ぐのは馬鹿らしい、など。 正直、すごく冴えた発想だと思うし共感している。
0255文字
R
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ネタバレ【自分用メモ】・大学の視線の先に何があるのか。学生サービスに努めたり文科省を見ているのではなく、研究に向かっている姿に学生は魅力を感じる。・教員は雑事多し・国立大のほうが研究費も多い
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黒井
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17-49】作家・森博嗣の原点という目線でも読み応えのある大学論。あちこち散りばめられた発言の数々に、この時点ですでに本になっている作品たちや、その後『喜嶋先生の〜』等の小説や新書のかたちで世に送り出される沢山の作品の欠片を見る事が出来るのが素直に嬉しい。間違った敬語を使われる事や授業中に寝ている学生に対して「起こすことは起きている人にとっても不利益」といったような独特の(しかしファンならおそらく納得の)見解もあり。約11年前に発売した新書という事実ひとつとっても、一貫したスタンスを実感するには十分。
黒井

めちゃくちゃ本当にくだらない事なのだけど、森さんがスバル氏を「奥様(あえて敬称)」でなく「妻」って呼んでるの何気に貴重かも…。

03/07 22:53
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爽
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森さんが書いているということで読んでみた。理系の大学の様子は全く未知なので、ほとんどが大学院にいくことに驚き。ほかの『大学論』はわからないが、大学の先生の雑務の多さとか事務の融通の利かなさとかなるほどな〜と思うところが多くあった。おもしろかった。
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やすいさん
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よかった。特に教育について、こういう見方もあると覚えておきたい。
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ぷじお
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森さんが大学について語るというコンセプト自体に驚き、思わず手に取ってしまった。「大学論」というほど堅苦しくなく「大学あるある」という感じ。相変わらずバサバサ切りまくり、パワーと爽快感があるだけに、これを読んだ人が鵜呑みにすると恐いと思った。確かに大学の一面を捉えていると思うが、あくまで「一面」なので。独法化から10年以上経ち、大学も変わりつつある。まだまだ変な部分はたくさんあるけれど・・・。<2016-148>
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もぐらさん
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元名古屋大学助教授でミステリ作家の森博嗣さんによる、大学に関するQA集です。森さんのお人柄や価値観がよくわかります。大学教員としても大変真面目に研究、指導しておられたことが伺われます。 森さんが三重大学に在籍していた7年半を綴った最後のコラムが、最も印象に残りました。思う存分研究に没頭した夢のような場所・時間として、「人生の華」と懐かしんでおられます。 ミステリ以外の森さんの著作も、これからもっと読んでみたいと思います。
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おはじき
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ど正論。
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ゲスト7
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4
0255文字
あつだい
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2005年出版。大学教員だった森さんが大学について思うことを対話式で書かれたもの。教授になればなるほど雑務が増えるってのは不思議なもんだなと。
0255文字
青色
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さらっと読める薄い内容。大学組織についてのことはもう知っていることが多かった。収録されている「学ぶ理由」というエッセイ(?)が良かった。森博嗣節が相変わらず炸裂なんだけど、だんだん読んでるうちに語り手が犀川先生じゃないかと錯覚してくる(笑)
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Natsuko
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ライトなので一気読み。インタビュー本ですが、森さんは森さん。とことん王道を行く、勉強に没頭することのクリーンでピュアな魅力を感じる。研究って素敵。他のレビューでも皆さん書いていますが、学士、修士、博士の違いとか些細なことも含めて興味深く、煽られました。まだまだ世界が広がりそうな(自分の価値観の)、良い気分です。没頭する時間って素敵だよねえ。
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パン粉
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大学のシステムについて単純に勉強になる。修士や博士、助手と助教授、教授など。知らなかったのでとても興味深い内容である。ただ、この知識だけを知りたいのなら他にたくさん本はある。これについてどのように捉えているか、それがその人(著者)の文字や文章を読む意味だと感じる内容。昔読書好きな人と話をしてて、彼は辞書を読み比べるのが好きだと言っていた。様々な本を読むたびにその意味がわかってきた。
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かめぴ
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こういう思考、かなり好き。頭の中が整理される気がする。今の世の中、家庭を美化し過ぎている・・こういう言葉にもハッとする。
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訪問者
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「学問には王道しかありませんので。」「学問とは、つまりは楽しむもの。」大学を巡る森先生のインタビューによる大学論。
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ンーチ
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学部学科が統合分割や名称の変更を繰り返しているというくだりは学生として実感&共感した
0255文字
Tadashi_N
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大学が大学校ではない理由、今更わかったBとMの違い。
0255文字
てながあしなが
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面白かったです。通常とは異なった視野から大学や学生、そして世の中を捉えており、勉強になりました。
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小夏
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「すべてがFになる」の著者が大学教員という立場から答えたインタビュー本。10年程前の本だけれども今の大学事情とそこまで変わらないと感じた。教員(研究者)の立場からの意見は参考になるし、身も蓋もないストレートな指摘にはドキッとさせられる。確かに理想はそうだけど、現実的にはそんな対策出来ない(困る)…というものを多く感じた。でも学問の楽しみ、大学の在り方をここまで正直に伝えてくる姿勢はとても魅力的で、こういう先生と出会うだめに大学はあるように感じた。
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トラック
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「思い出は全部綺麗です」での締めくくりの文章を読んで、少し目頭が熱くなる。「人生の華」であった頃を思い返す懐古的な流れで、その時があったからこそ今があるという感謝の念を現した文章に、内容を離れて、読者だった者としてあれこれと考えてしまう。S&MやVシリーズを貪るように読んだ高校生のあの頃は、夢のような時だったと今振り返ってもありありと思い出せるーその時もそう感じていた! 未来を見据える視点を持った人の文章は読んでいて本当に痺れる。ちょこちょこ読みかえして、生きる指針の糧にしていくと思う。
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