形式:文庫
出版社:文藝春秋
あの日、日本で何が起こったか……昭和20年8月14日正午から24時間の内に起きた出来事を埋もれていた資料をもとに再現。画期的ノンフィクション待望の文庫化
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なおさん、おはようございます。私は昨日放映のもの録画で観ました。2015年リメイク版も観ています。半藤一利さんは意外と読んでまして、結構視点が鋭い方です。映画の脚本としては、リメイク版が史実的に良いと思います。
TANIZAKIさん、今まで半藤一利さんを読んでいませんでした(^^;映画、出来ればリメイク版を見てみたいと思います。教えて頂き、ありがとうございました(^^)
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追記。直後に中脇初枝『伝言』を読み、敗戦直後の満州での地獄のような状況を知り、宮城事件の茶番感が自分の中で増した。もちろん命懸けの出来事ではあったと思うが、争いの原因は基本的に思想の問題であり、無辜の国民がいままさに直面している困難は議論されない。御前会議の人たちは玉音放送にこぎつけてやれやれとホッとしているが、満州の悲劇はそこから始まる。とてもやりきれない気持ちになった。
ダメさん、腹芸ですか。納得です。深い覚悟を決めた腹芸ですね。書いてもらった方達みんなを分かっているわけではないけれど、今後阿南惟幾氏についての作品を読む時に参考にさせてもらいます
Majorさん、浅学の私の軽く読んだだけの感想に丁寧なコメントを頂き、ありがとうございます。私はこの作品を10年近く前に読み、映画も見ました。記憶では役所さんを米内に、渡辺謙さんを阿南となっていて……記憶とはいい加減なものですね。阿南氏には本当に惹かれますね。到底、真似できるものでは無い。立派な方でした。しかし、時代がこのような人物とその人物の自決をうんだのであろうし、現在のきな臭さは何を生み出すのか、怖くもあります
たかだか明治から始まった大日本帝国などという信仰宗教に陥った狂信者たちの過ちだ。それを反省する気持ちがこの本の中には無い。僕は特にこの青年将校らは戦場に行かなかった者たちからリンチで殺されたほうがよかったと思うのだ。彼らを苦々しく思っていた人たちの話が聞きたい。戦後もこの人たちを尊敬していたからいまのていたらくがあるんだとこの頃
日本は若気の至りに甘い。
恋さん、教科書と特番くらいで見る程度の知識しかありませんが、終戦へ向けて何が起きたのか詳しく知りたくなりました。😊
やどさん、普通の読書の2倍ぐらい時間がかかったけど😅、読んでよかったーって思た!だって、ポツダム宣言から全面降伏までの20日間にソ連が参戦・原爆2発……「日本は何を躊躇しててん💢」てモヤモヤしてたから😡でもね、この本を読んで当時の人はみんな日本のことを真剣に思ってたんやなぁって少し理解できた。「大和魂」、日本独特のアイデンティティを考えさせられた。
本書において、「もしこの時○○ならば日本の将来は変わっていただろう」というようなシーンが複数出てきた。どんな要人であれ、たとえそれが一国を左右することであれ、本当に人の運命など紙一重なのだなぁとしみじみ思った。
遅すぎたと思う。せめて東京大空襲の翌日であればと思う。それでもこれ以上遅くならなくてよかったと、朝ドラでこの日の昭和帝の声を聴くたびに思う。
ゆうママさん、おっしゃるとおり、残念ながら歴史は繰り返されています。学ばない人間。それぞれの思想も違うから難しいんだろうと思います。ウクライナ侵攻、ガザ問題はまた禍根を残してしまうので終わらないんでしょう。人類が一旦滅亡すれば清算できるんでしょうね。
shioさん、年に1冊は厳しい戦争ものを読むようにしています。海外の方と話しをする中でWWIIに関して話題になることがあります。日本の史実に向き合うべきかと思います。しかし、開戦に至った首脳陣の判断は間違っていたし、ポツダム宣言受諾が遅すぎました。原爆投下を防げたのではないか?と思えてなりません。
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