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バルタン星人はなぜ美しいか―新形態学的怪獣論―

感想・レビュー
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タカラ~ム
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ウルトラシリーズに関する本はいくつか読んできたが、怪獣の造型について生物の形態学的でアプローチするのは面白いと思った。そういう視点でウルトラマンや怪獣を見たことがないので新鮮だった。確かにバルタン星人は見た目もかっこいい。ただそれだけではなくて、形態学という学術的な観点で怪獣の造型を論じていて、そこに著者の怪獣愛も感じられた。
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うゑしま
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蔵書の再読。 このタイトルが、まずはすべてを示している。なんせ、「バルタン星人は美しい」ことが前提なのだ。でなければ、「なぜ美しいか」という議論にならない。 作者のデザインしたレオゴンやビオランテにもろ手を挙げて賛同というわけではないけど、「バルタン星人は美しい」というこの本のタイトルの前提と、本書の中で登場する怪獣のデザイン批評については、ほぼ全面的に賛同できる。
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keroppi
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ただひたすらウルトラマンとウルトラ怪獣の美しさを語る。私も小さい頃から、ハマりまくって、今だに怪獣フリークだが、ここまで細部に想いを寄せてはいなかった。語られる内容にうなずいている自分がいる。そして、この本は、ウルトラマンや怪獣たちをデザインした成田享氏讃歌でもある。2021年公開予定「シン・ウルトラマン」は、成田享氏デザインの原点に忠実に再現するという。 https://shin-ultraman.jp/sp/news/ 庵野秀明氏、樋口正嗣氏は、どんなウルトラマンを、どんな怪獣を見せてくれるのだろう。
keroppi

buraさん、「形態学的怪獣研究」は、読んでなくて、読んでみたいと思ってます。

01/30 21:29
keroppi

Bugsy Maloneさん、「シン・ウルトラマン」見たいですよね。

01/30 21:30
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Bugsy Malone
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先日読んだ「形態学的怪獣論」の続編、今作はウルトラ編。さすがに全怪獣とはいかず、Q、マン、セブンを中心に著者が敬意さえ覚えるデザインや造形のウルトラマンや怪獣について語っています。ストーリーや背景を熟知しているにも関わらず、それらには全くと言っていい程触れずに、ひたすら怪獣その物の素晴らしさについて語る著者、その観察眼には恐れ入ってしまいました。あとがきに於ける『いまだ「怪獣」を卒業出来ない我が身を、決して恥じてはいない。むしろ加齢とともに見えてくるものも多く、味わいも深まる』という言葉に涙。
Osamu Ueno(ラジオネーム風のふじまる)

怪獣映画を観たいのだけれど、小学生ひとりだけで映画館に行けない頃に、円谷監督は怪獣専門番組を作ってくれた事は当時の子供達にとっては、狂喜に近いものでしたね。

01/22 16:31
Bugsy Malone

Osamuさん、私は第二次怪獣ブーム世代だったのですが、再放送でウルトラマンやウルトラセブンを観てもう虜に(*°▽°*)テレビではウルトラマンや仮面ライダーその他もろもろ、映画ではガメラにゴジラ、楽しい思い出です!

01/23 17:13
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トーテムポールさん
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ひたすら怪獣のデザインのここが素晴らしい!というところをあくまでもほぼ主観に基づいて書かれた本。ウルトラQから出版当時の最新作である、コスモスまでに触れているけど、いわゆる第1期シリーズであるQからセブンまでを中心に、題にもあるバルタン星人に関しては、1章50ページ程をかけてひたすら愛を語っている。いや、確かにウルトラ怪獣の話をしようとすると、1期がメインになるのはこちらも1ファンとしてわかるのだけど、バルタン=二期ウルトラ=平成3部作ぐらいのペース配分なのは愛が。なんか全体的にポエミー。愛ゆえの?
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ナスオだよ( ´ ▽ ` )ノ
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「これは何だろう、と人の心を不安にさせるものこそ美しい」岡本太郎/なぜ美しい、よりも、どう美しい、が主に述べられているにもかかわらず、本書はそれでもやはり「なぜ」こそ主眼であるのだなあ、、。/「バルタンはこの巨大なハサミでいかにして母星を爆発させるほどの核実験ができたのか宇宙旅行をするほどの科学力を持ち得たのか。理屈ではない。異星には我々の想像を絶する異星独自の文明があるはずだという有無を言わせぬ自信がみなぎっている」/筆者の職業は歯医者さんであるのも、をかし
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裕
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やっぱり初代バルタン星人はかっこいいね。著者はウルトラQ、ウルトラマンをリアルタイムで経験した第一次オタク世代。「帰ってきたウルトラマン」の開始当時の不調に業を煮やし、高校生時代に円谷プロに送ったシナリオと怪獣の案が、ウルトラマンのレオゴンとミラーマンのダークロンとして採用されたって。ミラーマン、最初に出てきた怪獣のアイアンとか結局3回くらい登場してたと思うので、深刻な怪獣アイディア枯渇状況だったんだろうね。良い時代だなあ。
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いちはじめ
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怪獣の造形から特撮を語る切り口がユニーク。
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前島マリエ好き
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テロチルスはプテロダクチルスに由来し、そこからも可愛さを語ってほしかった。超“人"機メタルダーだが。
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馬耳抜
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著者の「主観の分析」が楽しい。それを怪獣でやるんだから堪らない。ウルトラマンのモチーフが菩薩やキリコと言うと「成田は否定してる!」と顔を真っ赤にして言う人々もいるが、僕達の好きな特撮の住人たちは一個人の考えの枠に納まるような陳腐なモノだったかと(たとえそれが産みの親のものでも) ところでライダー怪人編マダー?
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